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おぢばにおかえり

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第八十話 教会の仕組みその四

「あるのよ」
「本部直属の教会にですね」
「それでね」
「その下に沢山の教会があるんですね」
「言うなら本部が親で」
 それで、です。
「奥華が子供よ」
「そうなってますね」
「それでね」 
 私はさらにお話しました。
「孫にあたるのがね」
「八条分教会ですね」
「他の奥華直属の教会よ」
 こう新一君にお話しました。
「新一君の所属している平野の方もね」
「奥華直属の教会ですね」
「大教会から下は分教会ってなるの」
「そうなってますね」
「あと本部直属の分教会も多いから」
 このこともお話しました。
「大教会は所属教会が五十でならせてもらえるの」
「そうした決まりがあるんですね」
「そうよ、教会にならせてもらえるのは信者さんが三十六人で」 
 新一君にあらためてお話しました。
「所属教会が五十でよ」
「大教会にならせてもらえるんですね」
「奥華も最初は分教会だったのよ」
「そうなんですね」
「それで五十ね」
「所属教会が出来たんで」
「大教会にならせて頂いて」
 そうしてです。
「今は二百七十位ね」
「所属の分教会があるんですね」
「そうよ」
 こうお話しました。
「今ではね」
「そうなんですね、何か少しずつですが」
「おみちの教会の仕組みもわかってきた?」
「はい」
 新一君は少し考えているおお顔で答えてくれました。 
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