| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

X ーthe another storyー

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

最終話 終幕その二

「今日な」
「公園に行ってですか」
「地の龍の連中もな」
 彼等もというのだ。
「バーベキューをするらしい」
「そうですか」
「妹さんも一緒だ」
 庚、彼女もというのだ。
「きっとな」
「では公園では」
「姉妹でな」
「一緒にいてもいいですね」
「ああ、今はわだかまりはないな」
「はい」
 神威に静かな声で答えた。
「左様です」
「それならな」
「わらわは、ですね」
「公園でな」
「バーベキューを楽しめばいいですね」
「そうすればいい、景色もな」
「こうしたことがあるとは」
 丁は述べた。
「わらわは全くです」
「見られなかったか」
「ここまで素晴らしい未来があるとは」
「そうか、しかしな」
「現実ですね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「全てな」
「そう、ですね」
「現実だ」 
 神威はまた言った。
「俺達が自分の手で掴み取ったな」
「未来、運命ですね」
「その通りだ」
「そうですか」
「だからな」
 それでというのだ。
「認めてな」
「楽しめばいいのですね」
「そうだ」
「そうですか」
「だからだ」
「今からですね」
「行こう」
「夢ではないですね」 
 丁はここまで聞いて述べた。
「わらわが外に出るなぞ」
「夢じゃない」
 神威は即座に答えた。
「現実だ」
「そうですね、確かに」
「そしてその現実をだ」
 神威はさらに言った。
「これからな」
「楽しめばいいのですね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「だからな」
「これからですね」
「行こう」
「わかりました」
 丁も頷いた、そうしてだった。
 実際に車椅子に乗せてもらってそのうえで議事堂から出た、そして公園に車で向かった。その頃だった。
 庚は仲間達にだ、笑顔で話した。
「ではね」
「これからですね」
「公園に出て」
「そしてバーベキューね」
「それを楽しみますね」
「この面子でな」
「そうだね」
 地の龍達が応えた、そこには牙暁もいる。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧