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ブラウスの匂いはくる

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第二章

「ゾクゾクして」
「ああ、それでなんだ」
「夜のこともね」
 にんまりとだ、実に好色そうな笑顔で話した。
「したくなるから」
「それでなんだ」
「いいのよ。だからこれからもね」
「僕のブラウス着るんだ」
「休日はシャツを着て」
「そう言われたら」
 夫は妻の今の言葉を受けて言った。
「僕奥さんのショーツ姿見たら」
「くるのね」
「生足とね」
 こう言うのだった。
「それと同じだね」
「ブラウスから見えるでしょ」
 下着それに生足がというのだ。
「そうでしょ」
「ちらちらと。休日のシャツだと」
「どちらも丸見えね」
「それもいいよ、それと同じだね」
「そう、その人の好きなものはね」
「そういうことだね。じゃあ今夜も」
「着るわ」 
 夫ににこりと笑って答えた。
「あなたのシャツをね」
「そうするんだね」
「ええ、そしてね」 
 夫にさらに話した。
「楽しむわ」
「そうするね」
「ええ、いいわよね」
「いいよ、是非着てね」
 妻の好みそれも自分へのそれがわかってだった。
 夫は笑顔で応えた、そうしてだった。
 茸の味噌汁を飲んでからご飯を食べた、その後は入浴をしてそれから妻にブラウスを渡したのであった。


ブラウスの匂いはくる   完


                 2024・1・24 
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