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サッカー選手の食事

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第二章

「走るんだし」
「うん、絶対にね」
「それはね」
 兄弟もそれはと答えた。
「本当にね」
「太るなんて問題外だよ」
「それでいて蛋白質は必要だから」
 この栄養はというのだ。
「比較的カロリーが低くてね」
「蛋白質が多い」
「そうしたものを選んでるんだ」
「そうよ、カロリーが高いものはね」
 それはというのだ。
「出来るだけ避けているのよ」
「そうなんだ」
「だから鶏肉やお魚多いんだ」
「羊もな」
 父はこちらの肉の話をした。
「カロリー低くてしかも食べると身体の脂肪燃やしてくれるからな」
「いいんだ」
「サッカー選手には」
「母さんが言うにはな」
「だからそうしたお食事にしてるの」
 母は息子達に食べつつ話した。
「それでこれからもよ」
「そうした食事でいくんだ」
「僕達がサッカーをしているから」
「そうよ、そうしていくわ」
「わかったよ、そういうことなんだ」
「なら食べていくよ」
 二人で母の言葉に頷いて答えた。
「僕達そうしたの嫌いじゃないし」
「お野菜もね」
「そうでしょ、あんた達の嫌いなものもわかっているから」 
 このことも考えているというのだ。
「これからもちゃんと作るからね」
「食べていくよ」
「それでサッカー頑張るよ」
「そうしなさいね」
「勉強もな。二人共そこも悪くないからな」 
 父はこのことも言った、そうしてだった。
 今は一家でタラのムニエルと野菜炒めの夕食を楽しんだ、二人は母が作った食事を食べてサッカーをしていき大学でもしてだった。
 就職してからもそれぞれの会社でサッカーチームに入って活躍した、そしてずっと食事には気を付けていた。サッカーをする為の食事を心がけていったのだった。


サッカー選手の食事   完


                   2024・1・16 
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