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ドリトル先生とラーメン

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第十幕その一

               第十幕  色々なラーメン
 王子は先生のお家に来て笑顔でその場所のお話をしました。
「大阪の難波にね」
「へえ、そんな場所があるんだね」
「そう、色々なラーメンを食べられるね」
「そうした場所だね」
「ラーメン一座っていって」
 王子はその場所の名前も言いました。
「北海道、京都、大阪、兵庫、福岡、蘭州、そして東京のね」
「それぞれの有名なお店のラーメンが食べられるんだね」
「そうなんだ」
 これがというのです。
「いい場所だよね」
「確かにね」
 それはと答えた先生でした。
「丁度ラーメンのアンケートも取っているし」
「学問していたね」
「実はそっちは論文も書いてね」
 そうもしてというのです。
「今はトイツの地理のことを学んでいるよ」
「そうなんだ」
「そう、それでもね」
「アンケートはまだだね」
「取っているから」
 それでというのです。
「そのこともあるし」
「それじゃあ」
「うん、是非ね」 
「難波に行って」
「そこに入って」 
 そうしてというのです。
「色々食べてきたらいいよ」
「そうさせてもらうね」
「難波なら」
 王子は笑って大阪のこの場所のこともお話しました。
「先生もよく行ってね」
「詳しいつもりだよ」
「そうだよね」
「だからだね」
「ラーメンだけじゃなくてね」
「難波の街自体もだね」
「楽しめばいいよ」
 こう言うのでした。
「行ったならね」
「そうするよ。色々とね」
「難波は楽しい場所があるからね」
「そうなんだよね、実はなんばシテイにね」
「行ってみたかったんだ」
「そしてなんばパークスもね」
 こちらもというのです。
「行きたかったし」
「じゃあ丁度いいね」
「うん、今度の日曜にね」
 その時にというのです。
「行って来るよ」
「それじゃあね」
 こうしたお話をしてでした。
 先生は動物の皆と一緒に日曜日に難波に行きました、先生はまずはなんばシティを歩いて左右の色々なお店を眺めてからです。
 次になんばパークスに入りましたが。
「九階に行くんだ」
「この建物の」
「そうするんだ」
「ここは昔は野球場があったのは知ってるね」
 先生はなんばパークスの中を進みつつ皆にお話しました。
「大阪球場が」
「南海ホークスの本拠地だったね」
「今は福岡ソフトバンクホークス」
「あのチームは昔大阪に本拠地があって」
「ここにあった球場がそうだったのよね」
「その大阪球場の跡地にあるから」
 だからだというのです。 
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