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日本刀は財産

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第二章

「わかったしね」
「あの人剣道の達人だったしね」
「北辰一刀流免許皆伝ね」
「それでお金持ちの家だったから」
「いい刀持っていたのね」
「身分は低かったけれどね」
 郷士の身分だったがというのだ。
「もっと言えば刀を抜くことはなかったよ」
「拳銃持っていて」
「その拳銃も使わなかったみたいだけれどね」 
 あくまで護身用であったのだ。
「それでもね」
「名のある刀持っていたわね」
「そうだよ」
「そのこともわかったし」 
 マルシアはさらに話した。
「他の人が持っていた」
「色々な刀のこともだね」
「わかってきたわ」 
 そのゲームをプレイしてというのだ。
「本当にね」
「そうなんだね」
「いや、日本刀ってね」
 福森に目をキラキラと輝かせて話した。
「奥が深いわね」
「そうだよね」
「武器としても凄い切れ味で」
「それでいて奇麗な形でね」
「芸術品でもあって」
「それぞれの名前と持ち主があってね」
「歴史もあって」 
 それでというのだ。
「まさに財産ね」
「そう言っていいね」
「ええ、そのことがわかったわ、いえ」
 マルシアは熱い声で言った。
「わかる入口にね」
「来たんだ」
「そんなところよ、これからもね」
「日本刀のこと学んでいくんだね」
「日本のことを学んでいって」
 その中でというのだ。
「刀のこともね」
「そうしていくんだね」
「絶対にね」
 こう言うのだった、マルシアは後に美術商になったが日本刀も取り扱った。そこで芸術品として刀を広く宣伝した。その素晴らしさを世界に伝えたのだった。


日本刀は芸術品   完


                 2023・12・17 
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