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暗殺教室 in Hero

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緑谷出久の暗殺教室11 転校生の時間 2時間目

6月...季節は梅雨。ジメジメとした日が続くが、この旧校舎の影響でさらに梅雨が嫌な季節となる...

そしてなぜか殺せんせーの頭部が膨れていた。

律「殺せんせー、頭部が普段の33%ほど大きくなっているご説明を」

殺せんせー「水分を吸収してしまってふやけてしまいました」

一同(生米みたい...)

倉橋「ねえ先生。なんか帽子浮いてない?」

殺せんせー「気づきましたか。先生にも生えたんですよ髪が」

しかし頭から生えているのは...


一同「キノコだよ!!?」

そんなことがあった梅雨の日の帰り道...みんなで買い食いをしながらのんびり帰路についていた。

岡野「...あっ、あれって」

目線の先には前原と、C組の土屋果穂という女子が相合傘をしていた。

杉野「相変わらずお盛んだね彼は」

出久「前原君彼女いたんだね」

渚「う、うーん少し違うかな。モテるから、結構しょっちゅう一緒にいる人変わってるんだ」


殺せんせー「ほうほう。前原君、駅前で相合傘と...」

出久「いたんですか!?!?」

杉野「本当にゴシップに目がねーな」

殺せんせー「3学期までには生徒全員の恋バナをノンフィクション小説で出す予定です。第1章は杉野君の、神崎さんへの届かない想い」

杉野「ごはっ!?!?」

出久(杉野君、神崎さんのこと好きだったんだ!でもどうして泣いてるんだ?)

茅野(緑谷君は本当に気づかないんだね...惨い)


土屋「あっ、瀬尾君!!!」

声がする方を見ると土屋がA組の瀬尾の方に走っていってた。どうやら土屋は二股をかけていたそうだ。

新彼に元彼の前原の存在がバレそうになった土屋は、一瞬罪悪感の顔をした途端に、攻撃モードの顔となり、前原を侮辱し始めた。

土屋「E組落ちてショックかなって思ってさ、気遣ってはっきり別れは言わなかったけど、言わずとも気づいて欲しかったなぁ」

瀬尾「E組の頭じゃわかんねーよ」

前原「...お前なぁ自分のことを棚に上げたなっ!?!?」

すると前原が瀬尾に蹴飛ばされて、土砂降りの地面に転がってしまった。

出久「っ!!!前原君!!」

出久は走って、さらに暴力を振ろうとするA組を止めようと前原の前に出た。この時個性が少し発動させていたためすぐに間に入れた。

瀬尾「てめぇ...!緑谷!!」

出久「これ以上はさせない...!」

前原「緑谷...!!」


「やめなさい」

ある男の声がその場を支配した。

瀬尾「理事長先生!?」

學峯「ダメだよ暴力は...人の心を今日の空模様のように荒ませる」

A組「は、はい...」

學峯「これで拭きなさい、酷いことになる前で良かった。危うくこの学校に居られなくなるところだったね、君と緑谷君が」

こういうと學峯は車に乗って去っていった。

土屋「まったく...嫉妬して襲い掛かってくるなんて...醜い人とは思わなかった。二度と視線も合わせないでね」

出久「っ!!!!」

瀬尾「おい、俺の彼女を睨んでんじゃねえよ。イカれた野郎が、行くぞ」

A組が去っていき、E組がこちらに来た。

杉野「大丈夫か!?くそっなんてビッチだ!」

渚「ビッチ先生みたいな高尚な感じじゃないね」

前原「...平気だ。すまねえな緑谷。庇ってくれたのにお前にも飛び火が...」

出久「気にしないで。それより怪我はない?」

前原「ははっ、お前は本当に優しいな.........なあ人ってみんなああなのかな...相手が弱いと見たら、俺もああいうことしちゃうのかな...」

出久「そんなことはないんじゃないかな?僕らはもう弱い立場っていうのを理解している」

前原「まあそうなんだけど...うまく納得できないな...」

他の者達も思った。出久は最初からE組を差別していない人間だった。しかし自分達だったら?E組じゃない自分達が差別しないとは言い切れない。

殺せんせー「みなさん。君たちには力がある。屈辱には屈辱で返しましょう...!」

-----

次の日決行された。

まずターゲットである瀬尾と土屋がカフェにいることが前提。そこに菅谷が特殊メイクで渚と茅野を老夫婦に変装させる。

その2人がターゲットを気を逸らしている間に、長距離射撃が得意な千葉と速水がターゲットの飲み物に、奥田が作った下剤を入れた。

その間に茅野がカフェのトイレを借りて、使わせないようにした。2人は慌てて近くのコンビニまで走り始める。

その途中で道にはみ出ている木の枝を切り落として、2人の上から落とした。2人は毛虫にひっつかれてびしょ濡れになった。

そしてコンビニのトイレは一つしかないため、どちらが先に入るかの醜い争いをコンビニの中でするということになった。

殺せんせー「どうですか前原君。まだ自分が平気で弱いものをいじめる人間だと思いますか?」

前原「...いや、みんなを見ていたらできないや。強そうに見えなくても頼れる武器を持ってて、そこには俺が持ってない武器もたくさんあって...」

殺せんせー「そういうことです。強い弱いは一眼見ただけじゃ測れない。それをE組で学んだ君は、この先弱者を簡単に蔑むことはないでしょう」

前原「...そう思うよ殺せんせー。あっ、これから他校の女子と飯食いに行かねーと。じゃあみんなありがと!また明日!」

その後前原はまだ他にも女がいたということで、女たらしクソ野郎の称号を手に入れた。


そしてこの後勝手な事をしたため、烏間怒られた...


出久は復讐とか慣れていなかったので傍観者だった。
後日、今日は第二の転校生が来る日...律によれば、自身より遥かに強い暗殺者だと聞いて一同に緊張が走る。

そして教室のドアが開いた。全身白装束の男が入ってきた。


その男は緊張している生徒達を見て、それをほぐすために手から鳥を出す手品をして見せた。
 
シロ「ごめんごめん、驚かせたね。転校生は私じゃないよ、私は保護者...まぁ白いし、シロとでも呼んでくれ」


殺せんせーは今のに驚いて、奥の手である液状化を使って、教室の天井の隅に張り付いていた。

三村「びびってんじゃねえよ殺せんせー!」

岡島「奥の手の液状化まで使って!!」

シロ「初めまして殺せんせー。ちょっと性格とかが色々と特殊な子でね、私が直で紹介させてもらおうと思いまして。おーい、イトナ!入っておいで!」


ドアから入ってくると思っていたため全員が見ていると、突如後ろの壁が破壊されて、1人の少年が入ってきた。そしてカルマと寺坂の間の席に座った。

イトナ「俺は勝った。この教室より強いことが証明された...それだけでいい...それだけでいい...」

一同(ドアから入れよ!殺せんせーも困ってるじゃん!!!)

カルマ「...外、土砂降りの雨なのにどうしてイトナ君は一滴も濡れてないの?」

イトナ「...お前はこのクラスでも強い方だろう...だが俺よりも弱いから殺さない...」

カルマの頭を撫でてそう答える。するとカルマの左隣の出久を見始める。

イトナ「そっちの緑髪のお前がクラスで一番強いのが分かる。お前の目には強くなろうとする強いビジョンが見える。でも安心しろ、俺は俺より強いかもしれない相手にしか興味がない」

出久(えっ、僕が一番強い?そんなまさか...個性使わないで正々堂々と戦ったらだいぶ弱いと思うけど...)

イトナ「殺せんせー、あんただけだ」

殺せんせー「強い弱いとはケンカの事ですか、イトナ君?力比べでは、先生と同じ次元には立てませんよ」




 
イトナ「立てるさ。だって俺達、血を分けた兄弟なのだから」

一同「き、き、き、兄弟!?!?」



イトナ「兄弟同士小細工はいらない。兄さん、お前を殺して俺の強さを証明する。放課後、この教室で勝負だ」

そう言ってイトナとシロは教室を出て行った。そしてすぐに生徒達からの質問攻めで殺せんせーのたじたじに。

その後もグラビア好き、甘い物好きが重なって、どんどん兄弟関係が本当に見えてくる。

そして遂に放課後...教室の机を四角にして、その中で2人は戦うことになった。

シロ「ただの暗殺じゃ飽きてるでしょ?この内をリングとして、外に足がつけば、その場で死刑」

杉野「誰がそんなの守るんだよ...」

カルマ「いや、みんなの前で決めたルールを破れば、先生として信用が減る。殺せんせーにこういうのが効くんだ」

殺せんせー「いいでしょう。ただしイトナ君、観客に危害を加えた場合でも負けです」

それにイトナは頷いた。

シロ「では、合図で始めようか。暗殺開始!」
 


合図と同時に、


殺せんせーの触手が一本切り落とされていた。



E組一同は驚愕していた。だが、驚愕の理由は別の所にある。




イトナの髪から数本の白い触手がビチビチと生えているのだから。



カルマ(あれで雨を弾いてたからか...)

出久「確かに同じ力って意味で兄弟だ...っ!?殺せんせー...!?」

殺せんせーの顔は赤を超えて黒く染まっていく。





殺せんせー「どこで手に入れた...!その触手を!!!!!」



シロ「君に言う義理は無いね、殺せんせー。だがこれで納得したろう?りょうしんもかぞくもちがう。けどこの子と君は兄弟だ。しかし怖い顔をするねぇ、何か嫌なことでも思い出したかい?」

出久(奴は殺せんせーの過去を知っている...?)

突如シロの右裾から紫の光線が放たれ、殺せんせーの一瞬動きが固まった。その隙にイトナの触手の猛攻が始まる。
 
シロ「この圧力光線を至近距離で照射すると、君の細胞はダイラント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する。全部知ってるんだよ、君の弱点は全部ね」

その猛攻を奥の手の脱皮で避けた殺せんせー...しかし息が切れており、どちらが優勢で不利かはすぐに分かる。

シロ「でもね殺せんせー、その脱皮にも弱点があるのを知っているよ。その脱皮は見た目よりもエネルギーを消耗する。よって直後は自慢のスピードも低下するのさ。加えて、イトナの最初の奇襲で腕を失い、再生したね。再生も結構体力を使うんだ。二重に落とした身体的パフォーマンス、私の計算ではこの時点でほぼ互角だ。また、触手の扱いは精神状態に大きく左右される。予想外の触手によるダメージでの動揺。気持ちを立て直すヒマも無い狭いリング。今現在どちらが優勢か、一目瞭然だろうね」

出久(なんであそこまで把握している!?それにシロが加勢するなんて聞いていない!!なら僕だって...っ...でも僕にはこれを手助けする力はない...!)

イトナなら殺せるかもしれない...それが生徒の頭の中に浮かんだ。しかし同時に

渚(僕らが殺したかった...!!!)

殺せんせー「聞きたいことが山ほどあるのですが...まずは勝たねばなりませんね...」

シロ「勝つきかい...?はぁ...やれ」

イトナの触手が殺せんせーの身体を...


傷つけることはなかった...


そしてなぜかイトナの触手が溶けていた。


生徒達が一応の可能性を考えてナイフを持っていた。そのナイフをハンカチで掴んでイトナの触手に当てたのだ。

突然自分がダメージを受けたことに対して、イトナは動揺していた。そんなイトナを、殺せんせーは自分が脱皮した抜け殻で包み込んで、持ち上げた。
 
殺せんせー「同じ触手なら、対先生ナイフが効くのも同じ。触手を失うと動揺することも同じです。でもね、先生の方がちょっとだけ老獪です」
 
殺せんせーは、窓から抜け殻で包んだイトナを放り投げた。ルールを考えればイトナの敗北が決まった。
 
殺せんせー「ダメージは無いはずです、ですが、君の足はリングの外に着いている、先生の勝ちですねぇ。ルールに照らせば君は死刑、もう二度と先生を殺れませんねぇ」

その言葉にイトナの顔が憤怒に染まる。



殺せんせー「生き返りたいのなら、このクラスで皆と一緒に学びなさい。性能計算でそう簡単に計れないもの、それは経験の差です。君より少しだけ長く生き、少しだけ知識が多い。先生が先生になったのはね、それを君達に伝えたいからです。この教室で先生の経験を盗まなければ、君は私には勝てませんよ」

舐めた顔で殺せんせーがそう伝えると...
 
イトナ「勝てない...?俺が弱い?」

シロ「まずいな...イトナは大の勉強嫌いだ...ジェノサイドが吹き荒れるぞ...」

白い触手は膨れ上がり、黒い触手となる。怒りのままに殺せんせーに攻撃しようとすると、今度は右袖から麻酔銃を発射したシロが、イトナを眠らせた。

イトナを肩に担いだシロが

シロ「転校初日で何ですが、しばらく休校させてもらいます」
 
「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません!一度E組に入ったからには卒業するまで面倒を見ます...!!それにシロさん、あなたにも聞きたい事が山ほどある」
 
シロ「いやだね、帰るよ。力ずくで止めてみるかい?」
 
殺せんせーがシロの肩を掴もうとしたが、その触手は破壊された。
 
シロ「対先生繊維、君は私に触手一本触れられない。心配せずともまたすぐ復学させるよ、殺せんせー。3月まで時間は無いからね」

-----

シロが去った後

殺せんせー「恥ずかしい...恥ずかしいぃ... シリアスな展開に加担していたのが恥ずかしい...先生どっちかと言うと、ギャグキャラなのに」
 
狭間「カッコ良く怒ってたね......どこでそれを手に入れた!その触手を!!!!」
 
殺せんせー「いやぁぁ///!!!!言わないで、狭間さん!?改めて自分で聞くと逃げ出したい...!!」

木村「なぁ殺せんせー、説明してよ。あの2人との関係を」
 
速水「先生の正体、いつも適当にはぐらかされてたけど」
 
杉野「あんなの見たら気になるよ」
 
片岡「そうだよ。私達生徒だよ?先生の事よく知る権利あるはずだよ」

殺せんせー「…真実を話さなくてはなりませんねぇ。……実は先生...



 



人工的に作り出された生物なんです!!」

片岡「だよね」

岡野「で?」

殺せんせー「にゅやっ反応薄っ!!これ、結構衝撃的告白じゃないですか!?」

岡島「つってもなぁ、自然界にマッハ20のタコとかいないだろ」
 
原「個性でもなく、宇宙人でもないならそん位しか考えられない」
 
片岡「で、あのイトナ君は弟だと言ってたから、殺せんせーの後に造られたと想像がつく」
 
殺せんせー(察しが良すぎる!!恐ろしい子達!!)


渚「知りたいのはその先だよ殺せんせー。どうしてさっき怒ったの?イトナ君の触手を見て。殺せんせーはどんな理由で生まれてきて、何を思ってここに来たの?」


出久「ブツブツブツ...」

菅谷「おー、すげえ考察してるよ」


出久「...............殺せんせー...ただの考察で言います。殺せんせーが月を破壊したのは、自分の力を示すため、もう一つは意図せずに月を破壊してしまったため...」

茅野「...どういうこと?」

出久「触手の存在を知って、あのシロにキレて、殺せんせーは触手を嫌っているように見えた。にも関わらず、殺せんせーはその嫌っている触手を持っている。

殺せんせーは無理矢理触手を入れられたの?」

殺せんせー「......」

出久「さっき言った造られたってことを考えれば、研究機関があったってことでは?その実験で何かが起きて殺せんせーが生まれた。


それか殺せんせーも元々は人間から改造されたんですか?」

殺せんせー「...............」

出久「イトナ君と同様に植え付けられて、突然変異を起こしてしまった。だから、シロは先生に、”嫌なことでも思い出したのかい“と聞いた」

殺せんせー「…そこまでです緑谷君。残念ですが今それを話した所で無意味です。先生が地球を爆破すれば君たちが何を知ろうが全て塵になりますからねぇ.........

逆に言えば君達が地球を救えば、君達は後でいくらでも真実を知る機会を得る。もうわかるでしょう。

知りたいなら行動は1つ!!



殺してみなさい。

アサシンとターゲット。それが先生と君たちを結びつけた絆のはずです。先生の中の大事な答えを探すなら...君達は暗殺で聞くしかないのです。質問が無ければ今日はこれまでまた明日!」

出久「はい、まだあります!!」
 
殺せんせー「まだあるんですか!?君はなんというか考察が深いところまで...」

出久「シロは触手を持っていたってことは、その研究機関の人物ということだと思うんです。殺せんせーは誰か分からないんですか?」

殺せんせー「...いえ。彼のことはまだ分かりません...では.........恥ずかしい...恥ずかしい...」

殺せんせーは恥ずかしがりながら去っていった。

前原「流石緑谷...アレだけでだいぶ考えられるな」

出久「まだ分からないことだらけだよ...」



その日の放課後...

磯貝「烏間先生!」
 
烏間「君達か。どうした、大人数で?」
 
磯貝「あの...もっと教えてくれませんか?暗殺の技術を」
 
烏間「今以上にか?」
 
矢田「今までさ、結局誰かが殺るんだろうってどっか他人事だったけど」
 
前原「ああ、今回のイトナ見て思ったんだ。他でもない俺等の手で殺りたいって」
 
三村「もしも今後強力な殺し屋に先越されたら俺等、何のために頑張ってきたかわからなくなる」

片岡「だから限られた時間、殺れる限り殺りたいんです。私達の担任を」
 
磯貝「殺して、自分達の手で答えを見つけたい」
 
烏間「(意識が1つ変わったな。良い目だ)わかった。では希望者は放課後に追加で訓練を行う。より厳しくなるぞ!」
 
生徒「はい!」
 
烏間「では新設した垂直ロープ昇降を...」
 
生徒「厳しっ!?!?」

烏間「始め!!!」
 
E組は自分達で答えを得るために、また一歩強くなろうとし始めた。


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ある場所...電話の音が鳴る。


シロ「......誰だ...?この携帯の電話番号を知る者なんて......誰かね...?」


「ーーーーーーーー」


シロ「っ!?!????!?!?!!!?!!あ、あな...あなた...はっ...!?!?」


「ーーーーーーーー」


シロ「し、しえ...んを...?今後の...成果で...支援をして下さると...?なぜ私に...支援を?」


「ーーーーーーーー」


シロ「理由は今はまだ早い...と......今は確認のみ..?分かりました...ありがとうございます.........」


「ーーーーーーー............」



シロ「っ......はぁ...はぁ...はぁ......なぜあのお方がE組に興味を持ち始めたんだ...!?あのお方はあの反物質臓に興味はなかったはず...そもそも触手自体に......やめておこう。変に詮索すれば、私が消されてしまう...」


更なる力が勘づき始めた...



そのことに気づくのが...E組にはまだいなかった...



 
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