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ドリトル先生の落語

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第十一幕その十

「素晴らしいよ」
「その作品は日本のギャグ漫画の中でかなり有名な作品なんだ」
 先生は皆に笑顔でお話しました。
「僕と王子は今はロボ子っていう漫画を読んでいるけれどね」
「トミーはまことちゃんって漫画だね」
 王子も言います。
「その漫画も凄いんだよね」
「うん、お笑いは漫画にもあって」
 そしてと言う先生でした。
「そのレベルがね」
「昔から凄いんだね」
「そうなんだ、こんな漫画を描ける人達がいるんだ」
「そうなんだね」
「本気でね」
 それこそというのです。
「描いているからね」
「こんなに面白いんだね」
「そうだよ」
 先生は王子に答えました。
「今も昔もね」
「中には下品なネタもあるね」
「そうしたのを扱う漫画家さんもいるね」
「うん、けれどね」
「そうしたギャグも面白いね」
「そうだね」
「面白がらせる、笑わせる」
 その気持ちがというのです。
「あるからね」
「面白いんだね」
「そうなんだ」
 ギャグ漫画はというのです。
「それがないとね」
「面白くないね」
「結果としてね」
 そうだというのです。
「だから日本のギャグ漫画で質のいいものはね」
「面白いんだね」
「そうだよ、中にはもうインパクトが凄くて」 
 先生は笑顔でお話しました。
「一度読んだら忘れられない」
「そんな作品もあるんだ」
「あまりにもインパクトがあって」
 それでというのです。
「インターネットの掲示板でアスキーアートにもだよ」
「なっているんだ」
「そんな作品もあるんだよ」
「アスキーアートになるとね」
 どうかとです、王子は言いました。
「やっぱり違うね」
「ステータスの一つだね」
「実在の人でもね」
「そうだね、無名でインパクトがないとね」
 それならというのです。
「アスキーアートにもならないね」
「そうだよね」
「それでそうなるなら」
 アスキーアートにというのです。
「どれだけインパクトがあるか」
「その証拠だね」
「そうだよ、実際にね」 
 まさにというのです。
「その漫画を読んでも」
「インパクトが凄くて」
「僕もね」
 先生にしてもというのです。 
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