| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

おぢばにおかえり

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七十六話 次の日も会ってその十五

「中村さん可愛いけれど」
「私ブスって言われたことあるんですが」
「それ言われたことない人いないよ」
「誰もですか」
「悪口なんて子供の頃幾らでも言われるね」
「はい、それは」 
 子供同士ならです。
「もう誰でも」
「そこで馬鹿とかアホとかスケペとかは誰でもで」
「ブスもですか」
「そうした悪口だからね」
「気にすることないよ」
「そうですか」
「後輩君はそんなこと言わないね」
 また新一君のことを言ってきました。
「そうだね」
「アイドルになればとか声優さんになればとか言います」 
 新一君は今もこう言います。
「そうした風に」
「ああ、もうそれは確実だね」
「確実ですか」
「そうだよ、中村さんのことわかってるよ」
「私の何をでしょうか」
「全部ね、だから本当に大事にしてあげてね」
「皆そう言いますね」  
 新一君が嫌っている先輩の方々にしてもです。
「あの子を大事に大切にって」
「そうすれば中村さんにとっていいことが起こるからね」
「絶対にですか」
「そう、絶対にね」 
 まさにというのです。
「そうなるからね」
「だからですか」
「彼はね」
「大事にですか」
「そうしてあげるんだよ」
「皆さん言われますね」
「じゃあ尚更だよ、おぢばの桜の案内とかもね」
「もうそれ去年にしまして」
 新一君にお願いされてです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧