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新ヘタリア学園

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第二千七百八十九話  誰だってやばいと思うこと

第二千七百八十九話  誰だってやばいと思うこと
 ブルガリアは急に焦り出して言いました。
「俺も頑張らないと」
「こう言えばいいのか」
「何か国家も人間も一緒だな」 
 ドイツとプロイセンはそのブルガリアを見て思いました。
「同じレベルの奴が急によくなると焦るな」
「それも低いと言われるレベルだと特にだな」
「俺だけじゃないって思えなくなってな」
「知った時に焦るな」
「いや、本当に焦るから」 
 ブルガリアは必死のお顔で言いました。
「俺も頑張らないと」
「わかったならいい」
 ドイツはこの時も真面目でした。
「頑張るんだぞ」
「ああ、やっていくよ」
「そうしてくれ、しかしだ」
 ここでドイツはある国々を思い出しました。
「東南アジアの国々はこうじゃないみたいだが」
「あそこの連中はあの三国を上手に扱いながら努力してるからな」
 日本、アメリカ、中国をです。
 努力する国は努力するししない国はしないということでしょうか、そしてしない国をその気にさせる方法があるみたいです。


第二千七百八十九話   完


                     2023・7・7
 
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