| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千七百六十六話  目の前で胴上げ

第二千七百六十六話  目の前で胴上げ
 阪神と巨人はまさに天国と地獄、名将と迷将の違いを日本全土の野球ファンにまざまざと見せ付けていました。
 そして阪神のマジックが点灯し。
「いよいよですね」
「はい、優勝です」
 日本兄妹は阪神と巨人の試合を観つつお話しています、試合は阪神優勢です。
「マジックも一です」
「こうなったらです」
「優勝は間違いなしです」
「そしてです」
 日本は巨人ベンチの堀内を見ても言いました。
「あの人の首もです」
「いよいよ飛びますね」
「幾ら何でもこの成績では」
「そしてライバルに負けて目の前で胴上げとなりますと」
「解任は確実です」
「そのことも決まります」
 兄妹でお話します、そして。
「阪神優勝!!」
「これで決まりましたね」
「三年契約二年目で解任です」
 遂に自称名将その実は迷将の運命が決しました、阪神優勝の胴上げを見ながら堀内は自らの末路を実感しました。


第二千七百六十六話   完


                 2023・6・25
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧