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新ヘタリア学園

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第二千七百五十九話  裏社会の質

第二千七百五十九話  裏社会の質
 ロマーノはつくづく思いました。
「山口組の組長さんとか風格があったな」
「三代目さんだね」
「ああ、聞いてるとな」
 イタリアにもお話します。
「確かに大悪人だけれどな」
「色々あった人だね」
「けれどな」 
 それでもというのです。
「格があっただろ」
「そうなんだよね」
「その格が大事ある」
 中国も言います。
「あの人は今聞いてると堂々たる大物ある」
「だから悪事もしっかりしていたな」
 アメリカが見てもです。
「そうしたところが大事だな」
「半グレはそれがねえからな」
 ロマーノははっきりと指摘しました。
「だから駄目なんだよ」
「そうだよね」
 イタリアも同意して頷きました、半グレという存在は本当にただ悪いだけの腐れ外道がかなり多いと。そこに格なぞ全くないともです。


第二千七百五十九話   完


                  2023・6・22
 
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