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ライブジャスティスシリーズ

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未来からのメッセージと立ち向かう者

月夜に照らされ、魔王ディアボロスとなった二ベルコルと対峙するムサシ、ウルトラマンコスモス。

ディケイド「やはり、あいつが送り込んだ別次元の来訪者だったか」
グラスパー「アイツとは……」
ディケイド「今は行方不明になってるが……

どうやらウルトラマンの並行世界、アナザーユニバースに辿り着いたらしいな」
狂三「アナザーユニバース?」

ガアアン!!

二ベルコルが翼から闇の波動を集め始める。

二ベルコル「ウルトラマン……この期に及んで私に歯向かうか!!光だろうが月だろうが圧倒的闇の前では無力!!

あの世に落ちろ、ヒーロー共オオオオオオオオ!!」

バリバリバリオバリバリバリィ!!

闇の波動を解放し、街に放つ二ベルコル。

周囲を破壊し、最早滅びと恐怖に取り憑かれ、自らを失っていく。

狂三「刻々帝二の(ザフキエルベート)!!」

狂三の能力で時を遅くし二ベルコルに攻撃の手を緩めさせる。

グラスパー「妾最大の攻撃で打ち滅ぼす!!、完全開放(ブレイクレリーズ)!!」

ダークネスグレイブを弓に変化させ、矢を番える。

グラスパー「ダークネスバニッシャー!!」

闇の一閃が二ベルコルを貫き、二ベルコルに大きなダメージを与えるが。

二ベルコル「どう足搔こうと無駄だ、全ては滅び、暗黒の未来が世界を包む。

暗闇の世界に、希望もヒーローも要らない、絶望を受け入れろオオオオオオオオ!!」
ディケイド「絶望は受け入れるモノじゃない、ひっくり返すものだ」
ディエンド「意外だな、僕も同じ意見だ」

アタックライド・オートバジン

アタックライド・クロックアップ

ディケイドは二ベルコルにオートバジンで応戦し、ディエンドもクロックアップで高速移動射撃を行う。

強烈な総力戦の中、コスモスは腕の液晶を操作する。

コスモス「ルナエネルギー、出力30。ブースト、デュアル」

ドッッッッッ

ガアアアアアアアアン!!

二ベルコル「ぐあああああああ!!」

その瞬間コスモスは光の速さで加速しキックを叩きこむ。

その衝撃たるや二ベルコルが5メートル吹き飛び、のたうつ。

コスモス「ルナエネルギー、出力60。ブースト、ストライク。

グワシャアアアア!!

二ベルコルの巨体を持ち上げ、上空に突き上げるとまた光の速さで二ベルコルを捉え強烈な叩き落としを行う。

二ベルコル「この私が、この私が、ウルトラマンごときにこんな醜態を……」
コスモス「もういいだろ、こんなになってまで、足掻いたんだから……」

コスモスは二ベルコルの最期を察し、ルナエネルギーを全身に循環させる。

コスモス「月の光よ、闇に飲まれし者に慈悲の光を」

バサアアアア

コスモス「月下の光翼(ルナティックフェザー)

その瞬間コスモスの背中から黄金の光の翼が広がり、世界を光で包む。

狂三「この光……」
イースナ「何故だ、この光から優しさを感じる……」

ガシャッ!!

そしてコスモスは両腕の兵装を変形させる。

コスモス「これで君を救える、その哀しき闇、僕が祓う!!」

コスモスは片腕を掴み、手の平のリアクターから……

コスモス「フルムーンレクト」

降り注がれる光線が二ベルコルの本体を貫く、

ディアボロス「グギャアアアアアア」

それと同時に二ベルコルの体内のディアボロスメモリが叫びを上げ、破壊される。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!

そして二ベルコルの巨大な身体は石化し、崩壊を始めていく。

崩壊する二ベルコルに駆け寄るコスモスに二ベルコルは問いかける。

二ベルコル「君……この先の未来で君は夢を叶えられるの?」

コスモスは答えた。

コスモス「わからない方が今を大事に出来る、夢も未来も、僕たちにとっては叶えるために進む目標でしかないから」

それを聞いた二ベルコルは微笑む。

二ベルコル「未来より、今か……

それじゃあ、最後に教えてあげる」

二ベルコルはコスモスの頬に触れて伝える。

二ベルコル「あなたたちが今戦っている奴らは、未来から来た仮面ライダーとその怪物達よ。気を付けて」

そう言い残すと二ベルコルは息を引き取り、砂となって消えていくのだった。

全員変身を解く、その最中狂三は士に問いかける。

狂三「士さん、教えてくれませんこと?あなたの言っていたユースティティアと言う存在について」

それを聞くと士はカメラを向ける。

士「そいつの対処については既に手を打っている、お前たちは関わる必要はないから安心しろ」

そう伝えると士はオーロラカーテンを展開し、どこかへと向かって行った。



それと同時に夜明けを迎えた街をイースナは見上げていた。

隣界

澪「言われたモノはちゃんと用意できたわね」
気弱な青年「はい、澪さんが必要としていると伝えたらオーナーが同行を条件に出してくれました」
オーナー「私の権限でこれを君に託す、その対価として、必ずや、五河士道君を私に会わせる。何も間違っていませんね」
澪「いずれあなた達には士道と共闘する事になってるからその為の新たなライダーシステムが必要になる」

トランクを開けるとそこにはメタリックグレーのベルトが入っていた。

士「それが士道の新たなる力か?」
気弱な青年「あ、士さん、戻ったんですね」
澪「どうやら、二ベルコルを倒したようね」
士「そうだ」
澪「流石は世界の破壊者ね」

ガッ!!

そう答えつつも背後から士の肩を掴む男が現れる。

茶髪の男「戻ったか、士、お前には話してもらう事が沢山ある」
爽やかな男「ちょっと、士さんに失礼だろ?」
士「ディアボロスメモリの事だろう?あれについては遅かれ早かれ破壊するつもりだったからな」
オーナー「いずれ最悪の未来に繋がるアイテムだったが故に壊れてくれて安心しました、これで奴らの目論見は大きく変わるでしょう」

すると澪は静かに告げる。

澪「でもまだ安心はできない、奴らにはまだユースティティアと言う障害がある以上対策を怠る訳にはいかないの。ASTの案件については?」
士「いつでも行ける、その為の新兵器も完成済みだ」
澪「それならいいわ、引き続き戦いを続けて」

???「なら、僕たちも必要でしょう」

そして現れた3人の人物。

澪「ええ、あなた達にも協力してもらうわよ。クロノス機関の仮面ライダーたち。

野上良太郎、桜井侑斗、野上幸太郎、ワタル、紅音也、名護啓介

士道の理想を叶える為にね」 
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