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ドリトル先生と山椒魚

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第六幕その十

「何かと騒いでいるんだよ」
「困ったことだね」
「イギリスにもそんな人いるけれど」
「日本にもいるんだね」
「そんな困った人達は」
「そして他のことでもあれこれ騒いでいるけれど」
 それでもというのです。
「食べるものも文明でありね」
「科学だよね」
「そうしたものであって」
「インスタント食品もあっていい」
「冷凍食品もなのね」
「そうだよ、そしてね」
 先生はまた梅酒を飲みます、梅酒は自分で入れてお話をします。
「時々食べる位ならいいんだよ」
「そうだよね」
「こうして食べればいいね」
「先生みたいに」
「そうだよね」
「インスタント食品や冷凍食品ばかり食べる食生活は駄目でも」
 それでもというのです。
「時々ならだよ」
「そうだね」
「それじゃあね」
「今は楽しんで食べましょう」
「そうしていこう」
「こうしてね、しかし本当に美味しいね」
 先生は焼きそばについてこうも言いました。
「カップ焼きそばも」
「日本はインスタントラーメンも凄いけれど」
「物凄い発展を遂げているけれど」
「カップ焼きそばも美味しいんだね」
「そちらも」
「そうなんだよね、インスタントラーメンの食べ比べなんてしたら」
 それこそというのです。
「きりがない位だよ」
「多過ぎてね」
「ご当地のものもあるし」
「その県と周りにしかない様なインスタントラーメンも」
「そうしたものもあるから」
「かなり多彩だね」
「そうだよ、だからね」
 それでというのです。
「本当にきりがない位だよ」
「数が多過ぎるからね」
「スーパーに行っても普通に何十種類もあるし」
「インスタントラーメンのコーナーもあるし」
「それだとね」
「それもまた面白いだろうけれど」
 それでもというのです。
「きりがないというのはね」
「本当だね」
「日本人ってこうしたところでも凝るから」
「インスタトラーメンの種類も多くて」
「味もいいんだよね」
「そうだよ、しかも新しい調理方法まで出ているよ」
 梅酒をさらに飲んで言いました。 
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