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ドリトル先生と山椒魚

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第六幕その二

「動物園に入れるか水族館に入れるかで議論があったそうだよ」
「あっ、それあるね」
「お水の生きものだとね」
「どうしてもあるよね」
「そうだよね」
 動物の皆もそれはと言います。
「陸や空の生きものは動物園だけれど」
「それでお魚や蛸や烏賊は水族館だけれど」
「お水にいる哺乳類や両生類はどちらにもいるね」
「イルカやアシカやペンギンとかも」
「そうだね、そこの区分が難しいんだ」
 どうしてもとです、先生は皆にお話しました。
「どうもね」
「そうだよね」
「お水の生きものは」
「ここの動物園と水族館でも」
「そうなっているね」
「ラッコやイルカは水族館にいるね」
 先生は皆にお話しました。
「けれど亀やアシカは両方にいるね」
「アザラシは水族館で」
「鰐は動物園だしね」
「それでペンギンは両方にいるね」
「アシカだって」
「それでオオサンショウウオについてもなんだ」
 今回先生が論文を書いて動物園に協力している生きものもというのです。
「どうしてもね」
「議論があったんだ」
「動物園で飼育するか水族館でそうするか」
「どっちにするかだね」
「それで議論になったんだ」
「飼育する時に」
「そう聞いているよ」
 実際にというのです。
「これがね」
「そうなんだね」
「その辺りの区分確かに難しいね」
「本当にね」
「お水の生きものは」
「そうなんだ、マシテオオサンショウウオは天然記念物だから」
 そうした生きものだからだというのです。
「尚更だったんだよ」
「数が少ないとね」
 ジップはしみじみと言いました。
「絶滅も心配されるし」
「尚更大事にしないといけないからね」  
 ダブダブも言います。
「その辺りも問題になるね」
「どちらで飼育した方がいいか」
 ホワイティの口調もしみじみとしたものです。
「そこが問題だね」
「本当にね」
 老馬はホワイティの言葉に頷きました。
「動物園か水族館か」
「何かハムレットだね」
「こうした時もね」 
 オシツオサレツはこう思いました。
「どちらにするか」
「それが問題だっていうのはそれだね」
「何ていうかね」
 チーチーも考えつつ言います。
「そうした生きものはかえって考えるね」
「ペンギンさん達は本当にどっちもいてね」
 ガブガブは彼等のお話をしました。
「人気があるけれどね」
「オオサンショウウオさんになると」
 トートーは言いました。
「天然記念物ってところも大きいね」
「この大学の敷地でも一匹しかいないし」
 ポリネシアは数自体のお話をしました。
「それでどうかだよね」
「それで動物園になったんだね」
「オオサンショウウオさんを飼育するのは」
 チープサイドの家族もお話します。 
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