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新ヘタリア学園

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第二千六百二十三話  ファンシーの中で

第二千六百二十三話  ファンシーの中で
 ドイツはオランダに言いました。
「俺はファンシー要素が高いというが」
「自分でも認めてるな」
「それはそうだが」
 それでもというのです。
「意外と言われるか」
「お前自身を見るとな」
 それならというのです。
「どうしてもな」
「そうだな」
「まあ国民の人達とや」
 オランダは無表情でお話します。
「それとや」
「文化だな」
「そういうのがや」
「ファンシー要素を含んでるな」
「そや、それでや」
「そういうことだな」
「そればかりやないにしてもそうした要素もある」 
 オランダはさらに言いました。
「そのギャップもウリになるんや」
「結局商売だな」 
 ファンシーもそれになると応えたドイツでした、そうしたお話をしながら彼はベネルクス三国をコーヒーに誘いました。


第二千六百二十三話   完


                  2023・4・15
 
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