| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

【魔法少女リリカルなのは】魔導師を辞めた高町家の男

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二話 子育てと父親

 
前書き
子育て大変だね!!by隼人

弟の面倒見るの大変だね!!by作者

二人の子育て、始まります。 

 
 



 まぁ、いろいろあったが何とか調子を取り戻してくれたなのはちゃんを布団に寝かし、自分も喫茶店のテーブル座席に腰を下ろす。

 士郎さんの仕事は詳しくは聞いていないが、自分の命にかかわる仕事だと聞いた。
 恐らく、産まれたばかりのなのはちゃんは士郎さんの追手の連中には知られていないから、安全な俺のところへと引き渡しに来たというところだろう。

 一応、なのはちゃんとは血は繋がってるし、髪の色とかも同じだから簡単にはバレないだろう。

 桃子姉ぇの弟だから見つかるという心配はない。

 俺は書類上では最近まで死んだか行方不明となっていたからノーマークだろう。
 桃子姉ぇは管理局に入るときに知らせたから俺の事情は知ってるが、行方を晦ましたのは事実だ。

 しかし、簡単に引き受けたは良いが、これからの事をどうするか考えなければならないな。


「う~ん、先ずは服とか食器とかオムツとか買っておかないとな」


 よし、とりあえず子育てに必要な物を明日買いに行くとして、後は育児方法だな、近くの本屋で子育ての基本の本を購入して、いろいろと勉強する事になるな。

 いきなり、こんな事になったからちゃんと育てていけるか心配になってきたよ……。


「兎に角、明日は大忙しになるな」


 それと、明日は店を臨時休業にしなくてはいけないな。
 常連さん達には悪い事をさせてしまうが、許して欲しい。

 













 よし、これで全部買い終わったな。

 俺は、ベビーショップにて赤ん坊用の日用品やオムツを購入した。
 袋いっぱいになった荷物を両手で全部持ち上げながら自分の車へと戻る。

 一応、本屋で先に本を数冊買って、勉強してから来たからミスはしていない筈だ。


「ばぁー、きゃ!きゃ!」


 背中に亀の甲という赤ちゃんをおんぶする時に使う布に包まっておんぶされているなのはちゃんが元気よく俺の髪の毛を引っ張る。


「いたたた、ちょっと千切れるぅ」


 赤ん坊の握力って結構高し、手加減なんて知らないから非常に痛い。

 髪の毛を何本か千切られながらも、自分が乗ってきた車に漸く到着。後部座席に荷物を放り込んで、なのはちゃんを助手席の赤ちゃん用シートに座らせてからベルトを締めて固定させる。


「ふぅ、管理局ではこんな事一回もしてないから疲れるな」


 戦闘や封印はずっとやっていたが、子育てや大量の買い物の経験はあまりない。あると言えば、リンディに無理やりバーゲンセールで買った品の荷物運びをやらされたくらいだな。

 
「きゃっ!きゃ!あぅぁぁ」


 なのはちゃんは未だに元気よくしてくれているので何も問題なし。

 それと、なのはちゃんは買い物に付き合ってくれたからご褒美をやらないとな。


「なのはちゃん、家に帰ったらケーキとミルク食べさしてあげるからなぁ」

「きゃあ!あうあうあうぅぅ!!」


 何だか、物凄く嬉しそうな顔になったな。
 俺の作った料理を気に入ってくれたって事で良いのかな?

 それなら、ケーキを作る腕がなるな。


「よぉし、一気に帰るか!」


 全力全開でアクセルを踏んで、猛スピードで家まで帰った。












 家に帰って来ると、買ってきた物を出して、必要な物と今はまだ要らない物とでわける。
 服や、オムツは成るべく取り出しやすい場所に保管しておいて、危ないものはなのはちゃんの手が届かない所に置いておく事にした。

 これで終了だ。

 先程、なのはちゃんにおやつを食べさせたから今はぐっすりと眠っていらっしゃる。

 これが、寝る子は育つというものか。見てて胸が暖かくなってくる。

 家の片づけをして、なのはちゃんの物も片付けても時間が余ったので、2階のリビングに置いてあるベビーベッドで眠っている我がお姫様の頭を撫でてやる。

 良い夢を見ますようにとおまじないの様なものを心の中で言いながら。


「このまま良い子に育ってくれよ。それで、本当のお父さんを見返してやるんだぞ」


 何時かは、俺が本当の父親ではないと言う日が来るだろう。
 その時のなのはちゃんの心のショックは大きいかもしれない。

 それなら、言わない方が良いかもしれない。

 だが、士郎さん達が戻ってきたらなのはちゃんを本当の家族の下に帰してやらなければならない。

 
「今からそんな事を考えてたら、お別れの時に大泣きするかもな、俺が」


 あり得そうで怖いと小さな声で出しつつ、なのはちゃんの頭を再び撫でる。


「おやすみ、なのは。明日からは俺がずっと見守っていくから、立派な大人になるまで」


 それまで、俺の心臓が壊れずにいたらな。
 
 

 俺は、ミッドで貰った薬を水と一緒に飲む。
 この薬を飲んでいれば、リンカーコアを治癒する効果と損傷による心臓への影響を抑える効果を持つ薬だ。

 まだ15年分もある。それだけあればその時にはリンカーコアも元に戻ってたりするかもしれない。

 今は、可能性を信じるしかないか……。







 

 なのはちゃん、1歳のお誕生日おめでとう!!



 と言う事で、俺はこの日の為に作ったなのは専用の隼人スペシャルケーキ(チョコクリーム)をなのはに祝いのプレゼントと今までありがとうという意味を込めてのクマのぬいぐるみ(手作り)もプレゼントした。

 二人っきりだったが、最高の思い出になった。
 勿論、写真も50枚以上は撮ったと思う。

 いやぁ、子供が一つまた成長したと思うと嬉しくなってくる!







 なのはちゃん、お父さんと公園デビュー!!ヒューヒュー


 
 これは特に良かったのは、ご近所さんの子供となのはが仲良くなってくれた事が一番嬉しかったな。

「珍しいですね、男性の人が子育てするなんて」

「へへ、まぁ、家族なら当然でしょう」

「あぁ、私の旦那と入れ替わって欲しいわぁ」

「え?ごめん、旦那さん、なんかごめん」


 俺もご近所の奥様達と仲良くなりました!!
 ママ達のお茶会にも誘われました。どうして、俺が?っていう質問は皆スルーでした……。

 ママ友は増えて行くが、パパ友がごく僅かしかいない。男同士で子育てについて語り合いたい。


「ふん、貴様の娘より私のマイエンジェルの方が10倍可愛いぞ!」

「黙れ屑。我が姫の方が美しい……あぁ、それはまるで聖母の様な瞳……吸い込まれてしまいそうだ……」

「何が聖母だ!一番はミーの金髪幼女だろ!!見ろ、この凛々しい洋幼女の姿を!!」

「「素晴らしい!!」」

「ほほう、貴様らは見た目は可愛いと言ってる様だが、中身までは何も言ってないな」

「貴様、それはどういう意味だ!!」

「答えによっては、貴様を滅する!」

「言おう、私の娘には名前も凄い可愛くしたのだ!!その名は『ゆずは』だ!!」

「「「「「………エロゲのヒロインの名前かよ………」」」」」


 うん、俺のパパ友はまともな人間が一人もいなかった事に泣きそうになったよ。
 あ、でも、金髪幼女は興m


「未来からトライデントスマッシャー!!」


 とある事情により、隼人は欠席です。









 なのはちゃん、2歳のお誕生日おめでとう!!


 この日は、だんだん大きくなってくるなのはに大喜びしながら、ご近所さんの奥さん達を翠屋に招いてのパーティーを開いた。

 大盛り上がりだったが、大忙しでもあったとだけ記しておく。

 プレゼントは髪を結ぶ時に使うリボンや髪留め。







 なのはちゃん、3歳の誕生日おめでとう!!あれ?目から汗が出てくるよ?



 無事になのはが3歳を迎えてくれた事にみんな大喜び!!
 ご近所の子供たちもなのはに負けないくらいに成長している。
 
 みんな仲良く、パーティーを楽しもう。

 まぁ、この年はなのはが熱をだしたり、行方不明になったりと大慌てする事が多かったな。
 
 それと、完璧に自分の力で走る事ができるようになった。記念の撮影は勿論!
 意味がわかっている言葉もどんどん増えてきているみたいだ。








 桃子姉ぇ、士郎さん。

 なのはは3年間で物凄く成長したぞ!
 この調子だと、立派な大人になるな!





 一つ気になるのは、身体が成長していく度に魔力量がとんでもない程増えているのだが?

 そこだけは俺似なのかもしれないな。

 将来は管理局で執務官とかになってほしいな。



 
 

 
後書き
うほ、楽しい!by作者

お読みくださり、ありがとうございました。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧