新ヘタリア学園
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第二千六百十七話 木靴
第二千六百十七話 木靴
オランダの靴は木靴でした、その木靴は今はどうかといいますと。
「買っていってや」
「土産物か」
「そや、一足どうや」
オランダはドイツに言いました。
「お前もな」
「妹への土産ものにするか」
「ほなな」
「うむ、しかしだ」
ドイツはオランダに一足買ってから述べました。
「今木靴は履いていないな」
「昔の靴や」
「だがお前といえばだな」
「これも代名詞になってるさかいな」
だからだというのです。
「今も作ってや」
「売っているか」
「そや、それとや」
さらに言うオランダでした。
「チューリップと風車とや」
「それに民族衣装だな」
木靴もまた人気があります、オランダのファンシー要素にはこの木靴も欠かせないものであるのです。
第二千六百十七話 完
2023・4・12
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