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新ヘタリア学園

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第二千五百四十一話  流石に良心が

第二千五百四十一話  流石に良心が
 ロマーノが世界各国から受けた施しは凄いもので本当に当分の間食べるのに困らない位でした。ですが。
 ロマーノは妹さんに食べものの山を前にして言いました。
「悪いことしたか?」
「図々しいっていうんだね」
「ああ、働いたら負けでもな」 
 この考えは変わらないみたいです。
「流石にな」
「ここまではだね」
「ああ、施し受けたらな」
 こう言うのでした。
「悪いな」
「じゃあお礼言ったらいいだろ」
「それは言ってるけれどな」  
 ロマーノもそれは忘れていません。
「本当にな」
「それはいいね」
「けれどここまで貰うとな」
「悪いって思うんだね兄貴も」
「ああ、何とか返さないとな」
「そうだね」
「歌うだけじゃなくてな」
 ロマーノは自分も頼られたらと思いました、そのうえで食べていきますがここで彼のところにある国が来ました。


第二千五百四十一話   完


                    2023・3・5
 
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