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神々の塔

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第三話 準備を整えその三

「ほんまにな」
「そやさかい」
「そや、もうな」
 すぐにでもというのだった、羅にしても時間の重要さはよく認識していたそのうえで今も言うのである。
「すぐに言ってな」
「塔の踏破にかからんとあかんわ」
「そして踏破が終わっても」 
 この時もというのだ。
「すぐにや」
「帰らんとね」
「あかん」
「政のことがあるさかい」
「兎角な」
「もう話は決まりや」
 メルヴィルは不敵な笑みで述べた。
「ここはや」
「道具を使って」
「そしてや」
「塔まで瞬時に移動して」
「踏破にかからへんと」
「太宰達に負担がかかるわ」
 そうなるからだというのだ。
「何とかな」
「速いうちにや」
「終わらせんとね」
「そういうことや」
「ほなね」
「道具で行こうな」
「塔の傍までな」
 そこまでというのだ。
「これまで領土は隅から隅まで巡った」
「十星連合の」
「瞬間移動はこれまで行った場所に行ける」
 メルヴィルは言った。
「そうしたものやしな」
「逆に言うと行ってへん場所は行けんけど」 
 それでもとだ、綾乃も話した。
「そやけどね」
「行ってるとな」
「行けるし」
「あの塔の傍にもや」
「行ったことあるさかいな」
「行けるわ」
「領土のあちこち見るのも政や」
 リーも言ってきた。
「ほんまにな」
「そやね、そうして現場見て」
「政を行うのもな」 
 このこともというのだ。
「絶対野ことやし」
「それでや」
 その為にというのだ。
「私達もそうしてきたわ」
「統一してからは」
「それでや」
「地下世界にあるあの塔の傍にも行ったし」
「それでや」
「すぐに行けるで」
「有り難いことにや、いや」
 リーは思い直し自分の言葉を訂正して述べた。
「真面目に政してな」
「それが効を奏したんやね」
「元々しっかり政を行う為にや」
「現場視察とかで回ったけど」
「こうした時にもな」
「役立つんやね」
「そういうことやな」 
 綾乃に微笑んで述べた。 
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