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夢幻水滸伝

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第二百六十八話 血流の如くその一

                第二百六十八話  血流の如く
 勢力圏全体から二百四十万の軍勢と彼等の為の糧食や装備、兵器が順調に輸送されていっていた。それでだった。 
 羅は紫禁城において強い声で言った。
「順調やな、そろそろな」
「おいら達もやな」
 魯が応えた。
「出陣やな」
「そや、徐州に行ってな」
「そしてやな」
「現地でな」
 そこでというのだ。
「ちゃんとな」
「采配を執るな」
「そう考えてる」
「そして戦の準備をするんやな」
「そや」 
 まさにというのだ。
「そうするで」
「そうか、ほなな」
「ああ、皆そろそろな」
「徐州にやな」
「行くで」
 こう言ってだった。
 羅は仲間達に徐州に行くことも話した、彼もこう言い。
 施も仲間達に同じことを言ってだった、そこで張に言われた。
「そこで対峙しますね」
「羅達も来てるやろしな」
 施は張に確かな声で答えた。
「敵の軍勢も今は少しやがな」
「集まってきていますね」
「そやからな」
 それ故にというのだ。
「そうなるで、そやからな」
「今はですね」
「衝突せん様にな」
 そうならない様にというのだ。
「細心のや」
「注意を払いますね」
「戦は決められた時間に行う」 
 この度の決戦ではというのだ。
「羅達と話して決めたな」
「はい」 
 その通りだとだ、張も答えた。
「その約束はですね」
「守らんとあかん」
「そうですね」
「ここで約束を破るとな」
「信義を破ることになります」
 こう言ったのは花華だった。
「それを中国全土に観られるので」
「信頼が地に落ちてな」
「はい」
 まさにというのだ。
「この国を治めるにはです」
「あかんとみなされる」
「そうですね」
「そうなるさかいな」
 だからだというのだ。
「ここはや」
「不測の事態にならへん様に」
「衝突はな」
「ない様にしますね」
「戦は決めたられた時間になったら」 
 その時はというのだ。
「もうな」
「好きなだけ出来ますね」
「そやからな」
 だからだというのだ。
「それまではな」
「戦にならへん様にしますね」
「そや」
 まさにというのだ。
「徐州にそろそろ兵が集まってきてるし」
「そやからですね」 
 紅美も言ってきた。 
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