| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

X ーthe another storyー

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第一話 開幕その二十四

「小さな存在とは思えません」
「そうなのですか」
「わしとしては」
 こう言うのだった。
「とてもです」
「ですが」
「丁様としてはですね」
「はい」
 鏡護に答えた。
「聞いています」
「地球の声を」
「そしてです」
「人間の声も」
「わらわは人間の側にいてです」
「人間を愛していますね」
「はい」
 鏡護に畏まって答えた。
「そうです、だからこそ」
「地球の声を聞いて」
「そのうえで、です」
「人間を護りたいのですね」
「多くの命を。若し人間が滅べば」
「地球は復活しようとも」
「人間以外の生きものの命もです」
 それ等もというのだ。
「動物も植物も」
「全てですね」
「滅んでしまいます」
 そうなってしいまうというのだ。
「そうなりますので」
「だからこそですね」
「人間を滅ぼしてはならない、人間はです」
 丁はさらに話した。
「愚かでありますが」
「それと共にですね」
「聡明でもあります」
 この要素も持っているというのだ。
「ですから必ずです」
「自分達の過ちに気付き」
「そのうえで、です」
「地球も救いますね」
「そうなります、ですから」 
 それ故にというのだ。
「わらわはです」
「七つの封印を集め」
「そしてです」
 そのうえでというのだ。
「人間を救う様にします」
「そうなのですね」
「わらわを含めてどれだけの犠牲が出るかわかりませんが」
 それでもというのだ。
「必ず」
「お覚悟はわかりました、わしもです」
「運命の中におられます」
「天の龍でも地の龍でもありませんが」
「戦われますね」
「そうします、しかしわしはです」
 鏡護は丁を確かな目で見つつ話した。
「絶望していません」
「運命は一つではなく」
「最悪のものもあれば」 
 それと共にというのだ。
「最善のものもです」
「ありますか」
「はい、そして一人では無理でも」
 丁にさらに話した。
「誰もが手を尽くせば」
「最善の運命にもですか」
「辿り着けます、最善は無理でも」
 それでもというのだ。
「次善でもです」
「辿り着くことが出来ますが」
「その筈です、この戦い心から死を望んでいないなら」
「生きられますか」
「そして未来を変えて」
 それが出来てというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧