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朝ご飯にこれか

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第二章

「いいわね」
「じゃあな」
「そうするな」
「そうよ、お野菜もお肉もたっぷり入ってるから」
 見ればルーの中には多くの人参や玉葱、ジャガイモがありスライスされた牛乳も量も結構なものである。
「牛乳も飲んでね」
「そうしてか」
「行けっていうんだな」
「そうしてね、私も食べるからね」
 こう言ってだった。
 一家でカレーを食べて夫は出勤し息子は登校した、この日から毎朝カレーになったが。
 夫も息子もかなり体調がよかった、妻もそうであり。
「朝のカレーってな」
「いいかもな」
「そうね、しっかり食べた方がいいと思ってやってみたら」
 一家でその朝にカレーを食べつつ話した、今日のカレーはポークカレーである。
「これがね」
「いいな」
「俺絶好調だよ」
「お味噌汁を作る感じで作ってね」
 カレールーをというのだ。
「炊いたご飯にかける」
「それで出来上がりか」
「カレーはそうなんだな」
「そうなの、だから毎朝お味噌汁作る感じで」
 まさにそれでというのだ。
「作られるしお皿も少ないしね」
「洗うのも楽か」
「そうなんだな」
「お皿やスプーンのカレールーお水で流して洗剤で洗って終わりよ、お碗とかお皿とかお箸を洗うよりも」
 これまでの朝食後の様にというのだ。
「楽だしそれで栄養もあるし」
「朝のカレーはいいんだな」
「母ちゃんの手間でも」
「これがね、お鍋を洗うのもルーをお水で流してから洗うし」  
 そうするというのだ。
「お味噌汁のお鍋と同じよ、それで栄養もあって沢山食べられて皆体調いいから」
「いいか、朝のカレーは」
「いいことばかりか」
「そうみたいね、じゃあこれからもうちは朝カレーでいくわね」
 こう言ってだった。
 花火は朝はカレーを作り続けた、すると手間も後片付けも普通の朝食よりむしろ楽で食べても一家の体調はよいままだった。
 それでそのままそうしていった、一家はずっと健康で朝の手間も楽なままでいられた。


朝ご飯にこれか   完


                 2022・12・18 
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