| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千三百七十四話  スポーツだからこそ

第二千三百七十四話  スポーツだからこそ
 イギリスもフランスも微笑んで言いました。
「世界の皆が注目してるな」
「ワールドカップの決勝ってだけでな」
「しかも俺達が戦うんだ」
「余計に注目されるだろ」
「それだけに恥ずかしい試合は出来ないからな」
「今はあえてリラックしてるんだよ」
 こうアメリカと中国にお話します。
「そして試合になったらな」
「最後まで全力を尽くすさ」
「フェアプレーに徹してな」
「それで誰からも後ろ指を刺されない試合にするつもりさ」
「そうか、じゃあ応援するぞ」
「勝ち負けに関係なくそうさせてもらうある」
 アメリカも中国も二国の言葉を受けて頷きました、そのうえで彼等も微笑んで言いました。
「最期は拍手ある」
「最高の試合を期待するぞ」
「ああ、スポーツの歴史に残る様なな」
「最高の試合をしような」
 二国で握手をします、そうしてです。
 お食事が終わるとそれぞれのロッカールームに向かいました。
 ワールドカップにおいての再注目とも言えるカードがはじまろうとしています、誰もがホイッスルが鳴るのを固唾を飲んで見守っています。


第二千三百七十四話   完


                2022・12・11

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧