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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十五話 髪の僕達との死闘その十四

「戦えるならね」
「その言葉確かに受け取った」
 門矢が応えた。
「ではだ」
「これからね」
「貴様を倒す、行くぞ」
「その言葉確かに受け取ったわ」
 ディケイドも他のライダー達もそれぞれの最強フォームに変身すると影山もロブスターオルフェノクとなった。
 そうして戦いがはじまるが。
 諸葉は一旦退けられ体勢を立て直してから言った。
「何で一撃だ」
「君が退けられるなんてね」
 エドワードも見て驚いている。
「流石と言うべきかね」
「はい、オルフェノクの中でも最強の」
「ラッキークローバーだけはあるね」
「そうですね」
「全くだよ、けれど僕達は一人じゃないしね」
 エドワードは強い声で話した。
「それにだよ」
「はい、ライダーの皆さんと一緒に戦えば」
「勝てる間だよ」
「そうよ、強いけれどね」
 キバーラも言ってきた、ベルトの彼女が。
「だからといってよ」
「負けることはないめ」
「これ位で負けてたら今頃よ」 
 それこそとだ、エドワードに応えて話した。
「どうにもならなくなっていたでしょ」
「そうだね、確かに」
「だからよ」
 キバーラはさらに言った。
「これ位でめげないでね」
「戦っていくことだね」
「そうよ」
 為すべきことはというのだ。
「本当にね。それじゃあね」
「うん、戦っていこうね」
「陣形を組んでいきましょう」 
 変身しているキバーラが言ってきた。
「ここは」
「そうしてですね」
「協力して戦って」
 諸葉にも話した。
「勝つわよ」
「それじゃあ」
「ええ、一人で戦わないで」
 決してというのだ。
「連携してよ」
「戦っていって」
「徐々にでもダメージを与えていって」 
 そうしてというのだ。
「最後はね」
「俺達が勝つ」
「そうするわよ」
 こう言ってだった。
 戦士達は戦っていった、そうしてロブスターオルフェノクにダメージを与えていき最後に敵が渾身の一撃を繰り出そうと。
 力を溜めたその時にだった。
 ライダー達は一瞬でも隙を見て総攻撃を仕掛けた、これでさしものロブスターオルフェノクも倒れてだった。
 海東は小野寺に強い声で言った、ライダー達も変身を解いていた。
「これでだね」
「ああ、倒したな」
「もう起き上がってもね」
「それで終わりだな」
「戦える筈がないよ」
 これ以上はというのだ。
「それだけのダメージを与えたからね」
「そうだよな」
「そうよ、私の負けよ」
 ロブスターオルフェノクから影山の姿に戻って答えた。
「忌々しいことにね」
「そうか、ではゆっくりと眠れ」
 斎子は影山に強い声で応えた。
「敗れたのならな」
「そうするしかないわね」
「また私達の前に出て来たなら相手をしてやる」
 斎子はこうも言った。
「思う存分な」
「そういうことだ、だから安心して寝ることだ」
 門矢も言った。
「いいな」
「ええ、また会ったら」
「その時はだな」
「この無念晴らさせてもらうわ」
「好きなだけ相手をしてやる」
 門矢はこうも返した。
「それでいいな」
「ええ、覚えておくわ」
 影山も応えてだった。
 灰になり消え去った、また一人強敵が倒れた。


第五百三十五話   完


                  2022・9・8 
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