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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十一話 奇巌山へその六

「私もそうね」
「そういえばあんたもな」
「ええ、何かとあるわ」
「魂のことはな」
「そのこと言えば私はもっと大変よ」
 林檎がこう言ってきた。
「魂のことはな」
「あんた奴隷になってな」
「ご主人様と、だったから」
「あれすげえな」
「ええ、私も驚いているわ」
 自分自身のことではないがだ。
「本当にね」
「そうなの」
「まさかああなるなんて」
「それを言うと私もだぞ」 
 鬼姫も言ってきた。
「まさかな」
「そう言えば貴女も」
 タバサは彼女にも応えた。
「そうだったわね」
「そうだ、妹だが」
「そちらでも」
「とんでもなく恥ずかしいことをした」
「林檎と同じ様に」
「言えない位のことをな」
 鬼姫は顔を真っ赤にさせて話した。
「全く、あんなことをするなんてな」
「魂のことは大変ね」
「そのことを実感している」
「それを言うと私もですが」
「俺もだ」
 斑鳩と柳生は顔を赤くさせて言ってきた。
「実はな」
「何かとあります」
「アニエスとチェルシーもだがな」
「私達と同じです」
「こうしたことを言うと大変なことになるんだよな」
 ラットも実感して言った。
「本当にな」
「だからこのお話はこれ位にしないと駄目だ」
 狼のアイが言ってきた。
「私はタバサと同じ意見だろうな」
「ええ、そうよ」
 タバサもその通りだと答えた。
「私もそう思うわ」
「そうだな」
「このお話をするとね」
「皆何かとあるぞ」
「本当にね」
「うむ、ではこれ位にしてだ」
 英勝は強い声で腕を組んで言った。
「そうしてだ」
「そのうえで」
「そうだ、ことを為していこう」
 こうタバサに話した。
「最後の戦いについてもな」
「それでなんですが」
 めいかがここで言った。
「あの、スサノオは怪人に思考や感情を普通に入れられますね」
「ああ、この戦いでもな」
 城戸が眉を顰めさせて答えた。
「出来るしな」
「していますね」
「そうしてきたよ」
「嫌なものを見たわ」
 アンジュもそうした顔で言う。
「あの時は」
「ゴ=ジャラジ=ダでしたね」
 朱乃の顔も暗い。
「絶対に忘れられません」
「ああしたこともな」
「出来ますね」
「それこそ何時でもな」
「そうですね、スサノオは」
「あいつは何時でも出来るんだ」
 それこそとだ、城戸はさらに言った。 
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