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星河の覇皇

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第八十二部第四章 破竹の進撃その三十九

「それで、です」
「アイスはか」
「暫く食べない様にして」
 そうしてというのだ。
「ゼリー等で、です」
「我慢するか」
「そうします」
「そういえばな」
 曹長は桃饅頭を食べつつ軍曹に応えた。
「ゼリーの方がな」
「アイスよりもですね」
「ずっとカロリー低いな」
「そうですね」
「アイスはな」
 この時代カロリーがかなり考慮されて少なくなっているがだ。
「どうしてもな」
「カロリーが高くて」
「食べ過ぎるとな」
「太りますね」
「しかもお前一日三回も食ってたからな」
「昼とおやつと夜に」
「それでな」
 曹長はさらに話した。
「飲む時もな」
「はい、週に一回位」
「アイスを肴にしていたな」
「それでワインやブランデーを飲んでいました」
 実際にというのだ。
「これまでは」
「それじゃあな」
「やはりです」
「太るな」
「そうなりまして」
 曹長にもこう話した。
「今は止めています」
「ダイエットに励むんだな」
「飲む時は」
 夜にそうする時はというと。
「シーフードにです」
「切り替えるか」
「そう考えています」
「シーフードはカロリーが低いからな」
「アイスと比べると遥かに」
「アイスはな」
 曹長はこちらの話をまたした。
「牛乳と砂糖、卵がな」
「材料ですから」
「どうしてもな」
「カロリーが高めですね」
「幾ら考慮されていてもな」
 二十世紀のそれよりはかなりカロリーが低くてもとだ、曹長はお茶を飲みながら軍曹に対して話した。
「アイスはアイスだ」
「はい、どうしてもです」
「カロリーが高いな」
「ですからそれをです」
「暫くか」
「止めて」
 そうしてというのだ。
「ダイエットしますし」
「そこをか」
「はい、どうも」
 まさにというのだ。
「曹長もです」
「気をつけるとか」
「いいと思います」
「そんなものか」
「はい、お茶だけなら」
「太らないな」
「お砂糖やミルクを入れない限り」
 そうしたものがなければというのだ。 
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