| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千三百二十三話  博物館がそれか

第二千三百二十三話  博物館がそれか
 フランスは大英博物館の中でイギリスに言いました。
「お宝ってな」
「ここにあるものだってんだな」
「そうじゃないのか?」 
 こう言うのでした。
「実際にお前海に出てな」
「ここにあるもの手に入れてきたからか」
「もう完全にだろ」
 尚手に入れていた当時はそうしたことを禁じる法律はありませんでした、そうしたことが定められたのは最近のことです。
「それこそな」
「そう言われるとな」 
 イギリスにしてもです。
「否定出来ないな」
「そうだよな」
「実は俺のものあまりねえしな」
「海賊の集めたものか」
「ああ、流石に戦隊の魂はないけれどな」
「それはあるだろ」
 フランスは笑ってこう返しました。
「俺達の心の中にな」
「そこでそう言うかよ」
 イギリスも思わず笑ってしまいました、フランスはそのイギリスにさらに言いました。


第二千三百二十三話   完


                    2022・11・16
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧