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ピーターラビットのお母さんのお話Ⅱ

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第二章

 お母さんはお父さんの枕元に座って自分がスープを木のスプーンですくってお父さんのお口の中に近寄せてでした。
 少しずつ飲ませていきます、するとお父さんはスープをとても美味しくいただいておかわりまでしました。
 その食欲を見てです、お母さんはにこりと笑って言いました。
「それ位食べられたら大丈夫ね」
「うん、美味しかったよ」
「身体にいいものをたっぷり入れたから」
「そうだね。本当に」
「すぐに元気になるわ。晩ご飯は牛乳をたっぷり入れたオートミールよ」
「それを作ってくれるんだ」
「それも食べてね」
 食べ終わって上機嫌になったお父さんにお話します。
「早く元気になってね」
「そうなるよ」
 お父さんはお母さんに笑顔で約束しました、そして晩ご飯はお母さんにオートミールを食べさせてもらってです。
 お父さんはその夜ぐっすりと寝ました、そうして朝起きると自分からベッドを出て朝ご飯を作っているお母さんに言いました。
「この通りだよ」
「風邪が治ったのね」
「そうだよ、すっかり元気になったよ」
「それは何よりね。じゃあ今朝は焼き林檎を食べてね」
「林檎も身体にいいしね」
「中にバターをたっぷり入れて焼いたから」
 そうしたお料理だというのです。
「それを食べてね」
「さらに元気になってだね」
「お仕事に行ってね」
「そうするよ、じゃあ朝ご飯が出来るまではここで紅茶を飲んでいいかな」
「ええ、ミルクをたっぷりと入れて飲んでね」
 栄養に満ちたそれをというのです、お母さんはこう言って焼き林檎が出来るとお父さんに差し出しました、お父さんは自分からそれを食べてです。
 もっと元気になってピーターラビット達が起きるより早くお仕事に行きました、もう風邪は何処にもありませんでした。


ピーターラビットのお母さんのお話Ⅱ   完


                 2022・3・31 
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