新ヘタリア学園
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第二千百七十一話 後継者と言うべき
第二千百七十一話 後継者と言うべき
イギリスは鰻屋さんに入って思いました。
「跡を継ぐ人が出て来てくれてよかったけれどな」
「本店さんが閉店したことはですか」
「ああ、づぼら屋さんと千日堂さんもだったけれどな」
どちらも大阪のお店でした。
「いづも屋さんもな」
「それも時代の流れでっしゃろか」
「そう言ったらそれまでだけれどな」
「やっぱり寂しいでんな」
「ああ、しかしな」
それでもと言うイギリスでした。
「こうして跡を継ぐお店も出てな」
「嬉しいでんな」
「そのことはいいことだよ、じゃあな」
「今から皆で食べましょ」
「そうしような」
大阪に笑顔で言ってでした。
鰻を待ちます、ここで他の連合国の面々も言いました。
「織田作さんの味はここにあるぞ」
「跡を継いでくれたあるからな」
「それを今から楽しもうな」
こうお話してそうしてでした、その鰻を待つのでした。鰻丼と吸いものという組み合わせで注文しています。
第二千百七十一話 完
2022・10・21
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