新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二千百五十三話 その人もあまり
第二千百五十三話 その人もあまり
中国も大阪にソースに加えてマヨネーズもたっぷりかけて塗ったお好み焼きを食べつつお話しました。
「中島敦さんあるが」
「はい、山月記の」
「あの人はストレイドックスで主人公あるが」
「それもでっか」
「文章は漢籍の教養がわかるある」
その中国の文章です。
「それで僕を舞台にした作品も多いあるが」
「ご存知なかったですか」
「そうある」
まさにというのです。
「ストレイドックスである」
「メジャーになりましたか」
「僕にとってもある」
「純文学としてもよくて」
それでと言う大阪でした。
「ファンタジーとして読んでもええですが」
「それでもある」
「最近までご存知なかったですか」
「読んでみると面白いあるが」
それでもというのです、中島さんにしても世界的に見ると決してメジャーな人ではないというのです。
第二千百五十三話 完
2022・10・12
ページ上へ戻る