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新ヘタリア学園

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第二千百四十八話  差別用語でなかった

第二千百四十八話  差別用語でなかった
 日本は中国妹にお話しました。
「支那という言葉は差別用語ではありません」
「確か秦が訛ってあるな」
「そうして出来た言葉であって」
 それでというのです。
「英語のチャイナとです」
「同じあるな」
「はい、ですからシナチクという言葉もあり」
 ラーメンの具の一つです。
「中国語学科もです」
「大学のあるな」
「支那語学科と呼ばれていた時もあります」
 その永井荷風さんが通っていた学科です。
「そうでした」
「色々言われていて気になっていたあるが」
「別に差別用語ではです」
「ないあるか」
「このことはご了承下さい」
 こう中国妹にお話しました。
「まことにです」
「差別を意図していないあるな」
 そうした言葉です、流石に国立大学の学科の名前に差別用語は使いません。このことからもわかることなのです。


第二千百四十八話   完


                   2022・10・9 
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