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新ヘタリア学園

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第二千百四十六話  洒落になっていない過去の言動

第二千百四十六話  洒落になっていない過去の言動
 大江健三郎という人についてです、日本は妹さんに暗いお顔でお話しました。
「あの人は」
「はい、僕に帰る朝鮮はないと」
 妹さんも知っていました。
「帰国事業のドラマを観て感涙されたとか」
「上司の上司の方や自衛隊への廃止論もありますし」
 過去にそうした言動もありました。
「沖縄さんの件も」
「それに帰国事業で感銘を受けて」
 そのうえで、です。
「私達は韓国さんに謝罪すべきとか」
「言っておられましたね」
 所謂岩波書店系知識人の人達が集まって言っていました。
「作品は兎も角」
「今観るとかなり、な人ですね」
「あの、それにしてもです」
 日本は今ふと思いました。
「帰国事業の実態は明らかになっていますが」
「感銘まで受けたことのコメントはですね」
「あるのでしょうか」
「なくて韓国さんの方にいるのなら」 
 ちょっと、となるのではというのです。尚帰国事業であの国に行って生きて帰った人は『一人も』いません。


第二千百四十六話   完


                 2022・10・8 
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