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新ヘタリア学園

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第二千百五話  国家レベルの歴史

第二千百五話  国家レベルの歴史
 イギリス以外のブリテン兄弟は阪神の歴史を聞いて唖然となりました。
「それは本当にスポーツのチームの歴史か?」
「色々な出来事と人がね」
「物凄い濃さだったぞ」
「八十年も経っていないのにそれか?」
「これがそのチームなんだよ」 
 イギリスはスコットランド、ウエールズ、それに南北のアイルランドに目を閉じて暗いお顔でお話しました。
「すげえだろ」
「あの、信じられない出来事が多過ぎます」
 妹さんはドン引きしています。
「特にどれかを言うことさえです」
「出来ねえ位多いだろ」
「三十三対四といい」
「お家騒動やスキャンダルもしょっちゅうでな」
「今年もですし」
「ああ、昨日負けたな」
 イギリスはその試合のお話もします。
「三位かかってるのにな」
「折角絶望の開幕から二位になったというのに」
「ここで負けるとな」
「またやネタですね」
 こう言うのでした、今年も壮絶な歴史が刻まれていっています。


第二千百五話   完


                   2022・9・18
 
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