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ドリトル先生のダイヤモンド婚式 

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第八幕その七

「このまま学問と旅行、お食事とお酒を楽しんでいってね」
「というか先生がギャンブルってね」
「想像も出来ないよ」
「カジノに行ったり」
「そこで楽しむとかね」
「ピンとこないよ」
「想像も出来ないよ」
 皆もこう言います。
「パチンコに行くとかもね」
「麻雀楽しむとかも」
「別の人だよ」
「そうとしか思えないよ」
「そういえばトランプも最近しないね」 
 ずっと、とです。先生はこうも言いました。
「ルールは覚えてるけれどね」
「そうしたことするより読書だよね」
「先生の場合はね」
「それで論文書いてるよね」
「そうよね」
「そうしているからね、時間があれば」
 本当にというのです。
「本を読んで論文書いてるね」
「そうだよね」
「それが先生だよ」
「先生は読書が好きで」
「それでよね」
「僕は学問が出来たら満足だからね」
 先生は自分から言いました。
「それで美味しいものを食べられてね」
「お酒があればね」
「本当に先生はそれでいいよね」
「だからだね」
「ギャンブルはしないね」
「絶対にね、というか何がいいのか」
 先生は首を傾げさせました。
「わからないね」
「まあわからなくていいね」
「ギャンブルについてはね」
「あと麻薬もね」
「しなくていいね」
「身体に悪いなんてものじゃないよ」
 先生は今度はお医者さんとして言いました。
「麻薬は」
「そうそう、魔薬と言っていいよ」
「毒と変わらないよね」
「お薬も過ぎれば毒だっていうけれど」
「もうあれは毒だよね」
「痛み止めに使う場合もあるけれどね」
 先生はモルヒネのお話もしました。
「それでもだよ」
「危ないよね」
「身体に滅茶苦茶悪影響与えるし」
「精神的にもボロボロになるし」
「やっていいことはないよね」
「麻薬なんてものは」
「覚醒剤なんかしたら」 
 それこそというのです。
「廃人一直線だよ」
「実際になる人多いしね」
「心も身体もボロボロになって」
「それで廃人になるよ」
「幻覚や幻聴も酷いっていうしね」
「あんなのをずっと続けていたら長生き出来ないよ」
 先生は断言しました。
「間違いなくね」
「心も身体もボロボロになったら」
「絶対にそうだよね」
「歯がどんどん抜けたり括約筋が緩くなるっていうし」
「髪の毛もボロボロになって」
「そんな風だとね」
 先生はさらに言いました、お医者さんとして麻薬のことは意識して気を付けていて注意喚起をしているのです。 
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