| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千二十四話  数は少ない

第二千二十四話  数は少ない
 中国は日本で言われている狸を見て言いました。
「ああ、この生きものあるか」
「何か馴染みがあまりない的な?」
 香港も知らない感じです。
「どうも」
「やはり中国は狐か」 
 ベトナムはその狸を見てあまり反応を示さない中国と香港を見て思いました。
「そうした国ということだな」
「そうあるな」
 中国も否定しません。
「僕のところの狐の話はかなり多いある」
「しかも社会まで形成している的な」
 何と科挙まであります。
「そこまで的な」
「凄くなると仙人みたいになるある」
「だから狸はだな」
「山猫の方と思ってある」
 中国はまたベトナムに答えました。
「こちらの生きものはある」
「馴染みがないか」
「少なくとも日本とは違うある」
 中国ではそうです、この国は兎に角狐のお話が多くて狸と言われてもどちらかというと山猫なのです。


第二千二十四話   完


                  2022・8・8 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧