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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百四話 生きもの達を見てその十二

「もうな」
「そうだな」
「ああ、どの世界に行っても思ったよ」
「大丈夫だとだな」
「この連中とならな」
 それこそというのだ。
「絶対にやっていけるってな」
「俺はお前程すぐに信じないがな」
「やっぱりどの世界でも大丈夫って思ったんだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「だからこそ戦ってこられたな」
「それは俺もだよ」
 伊達も言ってきた。
「背中を預けられるからな」
「一緒に戦ってな」
「勝ってこれたんだよ」
「危ない場面も多かったけれどな」
「ああ、数えきれない位な」
「それでも勝ってこれたのはな」
「そうした連中だからだよな」
 城戸も笑って応えた。
「何といっても」
「火野や後藤ちゃんと同じだけな」
 彼等にも匹敵するというのだ。
「頼れるよな」
「皆な」
「俺達にとっては兄貴みたいなものですよ」 
 紺が笑って話した。
「それも尊敬出来る」
「尊敬は言い過ぎじゃないか?」
「いや、本当に」
「俺達尊敬出来るか」
「出来ますよ」
 紺は城戸に真剣な顔で話した。
「何かと」
「俺みたいな奴でもか」
「いや、城戸さん凄いですよ」
「俺もそう思います」
 火焔レンも同意だった。
「城戸さんいつも誰よりも皆のこと考えてくれてるじゃないですか」
「うん、あたし達の世界にいた時凄かったよ」
 ヴィヴィアンも笑顔で話した。
「殆どの人が見捨てる様な娘達を絶対に見捨てなかったじゃない」
「あんな連中誰もがって思いましたよ」
 京子も言ってきた。
「実際私達もそうでしたし」
「俺もそうでした」
 秋名もだった。
「こんな連中知るかって思っていました」
「そんなのだったのに」 
 ヴィヴィアンはまた話した。
「城戸さんだけは見捨てなかったからね
「それもあんなに必死だったんですよ」
 大和もその時のことを話す。
「誰もがふざけるなって思っていた連中だったのに」
「俺もあの時かなり腹立ってたからな」
 芝浦はアンジュ達の世界のことを思い出しつつ語った。
「ヒルダのお袋さんや娘さんにはかなり意地悪したよ」
「その時の貴殿はかなりのものだったが」 
 クーベルが見てもだ。
「わらわも止める気はしなかった」
「話聞いていたら酷過ぎたからね」 
 温和なシンクも微妙な顔で語る。
「僕達も芝浦さんを止める気はしなかったよ」
「私は彼女達を殴りました」 
 小猫もその時の自分を振り返って話した。
「許せなかったので」
「俺は本気で切るつもりだった」
 月光も小猫達と同じだった。
「あれ以上耳を汚すならな」
「正直あたしだって頭にきてたよ」
 葛城も城戸に話した。 
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