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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百四話 生きもの達を見てその九

「盗賊じゃないよ」
「あまりそうは思えないけれどな」 
 小野寺はその海東の横で首を傾げさせていた。
「どうもな」
「そうかな」
「ああ、お前がやってること見てきたからな」
 それで言えるというのだ。
「ちょっとな」
「そう思うならいいけれどね」
「じゃあ思うな」
「そういうことでね、しかしここは本当に色々な生きものがいるね」 
 海東も周りを見た。そうして生きもの達を見て述べた。
「いいね、こうした場所も」
「自然と和みますよね」
 雪歩が微笑んで言ってきた。
「観ているとそれだけで」
「本当に」
「ずっとここにいたいです」
 雪歩はこうも言った。
「そして観ていきたいです」
「そうですよね」
 同意して頷いたのはアーシアだった。
「動物園もいいですよね」
「はい、本当に」
「あっ、そういえば」
 ここでだ、こう言ったのは一誠だった。
「雪歩とアーシアもそっくりだよな」
「そうだなんだよね」
「私達も前からそう思っていたよ」
 真美と亜美が応えた。
「私達も鈴音と似てるって言われるし」
「やっぱりそうした人いるよね」
「俺も結構いるしな」
 一誠も自分のことを振り返って述べた。
「そうした相手が」
「そうですよね」
 春雪が笑顔で応えた。
「お陰でずっと楽しく過ごせています」
「他人に思えない相手いるっていいよな」
「もうそれだけで」
「そうよね、お陰でずっと楽しく過ごせてるわ」  
 伊織も言ってきた。
「皆と一緒にいても本来の世界でアイドルをしていてもね」
「つまり何時でもだね」
「ええ、そうよ」
 伊織は海東に笑顔で応えた。
「だから伊織ちゃんずっと幸せよ」
「それは何よりだよ、激しい戦いがあっても」
 それでもとだ、海東は話した。
「幸せならね」
「それに越したことはないのね」
「だからね」
 それでというのだ。
「これからも幸せでいよう、人生色々あっても」
「幸せに、なのね」
「そりゃ辛いこともあるよ」 
 人生の中ではというのだ。
「当然ね、けれど」
「それでもなのね」
「その辛いことも乗り越えて」
 そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「楽しくなのね」
「幸せに過ごせる様に努力もして」
 そのうえでというのだ。
「ずっと幸せでいればいいんだよ」
「そうなのね」
「シアw瀬に努力って必要かな」
 イタリアは海東の今の言葉に首を傾げさせて言ってきた。
「俺は何時でも幸せだけれどね」
「それならそれでいいんだよ」
 海東はイタリアにも答えた。 
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