| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千十話  その植物油大国

第二千十話  その植物油大国
 タイは日本に微笑んで言いました、今は目は笑っています。
「インドネシアも一緒ですよ」
「お話は聞いています」
 日本も微笑んで応えます。
「インドネシアさんは今やですね」
「植物油生産世界一ですよ」
「それは凄いですね」
「狙ってはいなかったが」
 インドネシア自身の言葉です。
「気付くとな」
「そうなっていたのですね」
「そうだ、だが油もな」
 現実としてです。
「料理には欠かせない」
「その通りです、油がないとです」 
 タイもそれはと言います。
「お料理も限られます」
「炒めるにも揚げるにもな」
「ですからインドネシアには感謝しています、ですから」
 ここでタイの目が笑いながらも光りました。
「これからも安定供給を」
「わかっている」 
 インドネシアもその光を見逃しませんでした、だからこそ実際に安定供給をしていこうと思うのでした。


第二千十話   完


                 2022・8・1 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧