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新ヘタリア学園

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第二千九十九話  壮絶な歴史

第二千九十九話  壮絶な歴史
 アエリカは阪神タイガースの歴史を最初から最後まで読んでから大阪に言いました。
「これは劇的であるな」
「それだけやないな」
「悲劇もあれば喜劇もある」
「感動も憤怒もあるな」
「こんな歴史があるであるか!」
 流石に驚いています。
「最終戦惨敗で優勝を逃し相手チームの胴上げなぞ凄いである!」
「昭和四十八年やな」
「何であるか、延長戦ホームランがツーベース!」
 一九九二年のことです。
「守備妨害で日本シリーズ敗退抗議の横で日本一胴上げとは」
「それも言うんやな」
「何気にスタンカさん二日連続完封も凄いである」
「まあ色々あったわ」
「あり過ぎるある、特にである」
 アエリカは驚愕のお顔で言いました。
「我が驚いたのはである」
「あれかいな」
「そうである、あれである」
 まさにというのです。
 アエリカは大阪に言いました、阪神タイガースの歴史の中で特に衝撃的なそれをです。それは何であるかといいますと。


第二千九十九話   完


                  2022・7・27
 
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