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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった

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64話 EL MALICE BIRTH

 
前書き
仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマー(大幅調整後)

パンチ力 約189垓t
キック力 約189垓t
ジャンプ力 約189垓m(ひと跳び)
走力 測定不能(ブラックホールを余裕で逃れられるスピード以上)(100m)

※あくまで初期値に過ぎず、劇中では設定上すでにこれを大幅に超えています。

 
 
再アップデートによって新たな能力を手に入れた。
 
 
☆スペックの上昇
 
相手のパンチ力5トン、自分の現在のパンチ力100トンと仮定する。
 
 
相手の攻撃を受け止める→自分のスペックの相手のトン数累乗分だけ加算される。
 
100+(100×100×100×100×100)=100億100トン
          ↓
100億100トン+(100億100トン×...........
 
 
自分の攻撃を喰らわせる→自分のスペック攻撃回数分の累乗だけ加算される。
 
100+(100×100)=10100トン→10100+(10100×10100)=etc.......
 
 

ちなみに世界最強の核爆弾で衝撃波が地球を三周したとされるツァーリ・ボンバで威力が100メガトンほどであるので、初期スペックは最強の核爆弾の1兆倍以上といえる。もはやそれは天災を遥かに超えている。
 
手加減は可能である。しかし怒りに身を任せて手を振るえば地球が簡単に壊れてしまうので、ゲームエリアの展開と自壊対策の衝撃吸収によってそれを防いでいる。


☆相手の解析・武器の生成
 
 
相手のライダーの所持品や能力を複眼で確認することが可能となっていて、これにより自身が所持していない武器を解析してデータ保存、永続的に使用できるようになる。
 
また相手の弱点の解析なども可能で、戦いを常に優位に進めることができる。
 
 
☆リプログラミング用マキシマムマイティXの制作
 
このガシャットによる必殺はバグスターウィルスのみならず、ライダーシステムに関わる全てのモノに対して有効である。
 
故に必殺を喰らうと対象のライダー及び怪人又はそのガジェットのスペック・能力・機能などが初期化に加え、自由に再構築できる。
 
 
  

 


「俺を斬れ。」
「!?!?!?!?」
「——————————は?」
「それがアークの意思ならば...........従うまで。喜んでこの身を捧げよう!!」


滅が両手を広げて、無抵抗に俺の前に立ちはだかる。俺の考えは一瞬にして怒りと興醒めに襲われた。そして背後からはそれを躊躇うように声がかかった。


「やめろ!!無駄死にするつもりか!?」
「人間風情に情けを掛けられる覚えはない。それにこれは聖戦の一部。そのための俺の死とは名誉な話だ。」
「——————————はっ!」


俺は巨大な紫刃の向きを変え、海側に向けて一閃しようとする。するとバシャッと巨大な魚が飛び出したかの如く、翼を広げた者をその刃を喰らわせ、地上まで持ってくる。

ただ振り回しただけなのでダメージは入っていないはずだ。


「痛てて...........!」
「迅————?」
「ごめん滅!エグゼイドの隙を狙おうとしたんだけど—————」
「はっ!!!」
「.............《《わかっている》》。」


俺はもう一度巨大な紫炎刃を迅に振り下ろそうとする———————が、すんでのところで滅が迅を押し退けて身代わりになる。もちろん俺は本気じゃなかった。すぐさまその紫炎を消し、滅に左足のボディキックをお見舞いして、道路右側の巨大な岩壁にめり込ませる。

そして瞬間移動で滅の元へ近寄る。


「自分から死を望むとかシラける事すんなよ。俺に放棄プレイする気持ちもわからないこともないけどさ...........でも精一杯戦ってエンディングを迎える——————それがゲームであって人生ってもんだろ?」
「人生だと?くだらない。俺たちはお前達と違って人ではない。データさえあれば何度でも復元できる。」
「そうか..............なら分からせてやるよ。」


滅が認識する隙もない僅かな時間で、ダークキバに放ったのより少し弱いが、メガトンレベルのパンチを何発か喰らわせる。そして体感時間が元に戻った瞬間にその装甲は崩壊する寸前—————もう崩壊するところ。


≪回復!≫


崩壊する装甲をエナジーアイテムによって無理矢理に修復させる。そして再びメガトンパンチを喰らわせ、崩壊。回復————————これを何回か繰り返していく。

周囲から見れば、爆発しては修復されるよくわからない光景があるだけだった。その気味悪さを見兼ねたダークキバはジャコーダロッドを俺に振り下ろそうとする。

最小限のモーションで避け、背中を押してバランスを崩させる。案の定転んでくれた。ここで俺はようやくこの身をもっての《《ラーニング》》をやめ、少し滅と距離を取る。

同時に迅が駆けつけたことは想像に易い。


「滅大丈夫!?」
「ああ..........なぜ俺は破壊されていない?」
「え?」


俺の作り出した状況には人工知能搭載ロボですら、理解できないほどに突拍子もないことのようだ。迅はそれを起こした張本人である俺に問う。


「エグゼイド!!滅に何を!?」
「.........ただ破壊される夢を見せただけさ。お前ら機械的に言うなら—————どんな眼にも視認不可能な状態での装甲を破壊・修復を繰り返しただけさ。」
「は?何言ってるのか全然わかんないよ!!」
「お前AIのくせに結構バカだな〜まぁ、そこの木偶の坊よりよっぽどマシだ。」
「「.................?」」


冗談混じりだった今まで俺の口調から一転し、真剣な雰囲気を醸し出したことに話の傍観者となっている魁・稜は身構え、ここからの動向に固唾を飲む。


「何事も世界を創るのは強い意思のある者だ!!自分の意思を持たない者たちにそんな力など巡ってくるはずがない!!力に巡り合うということはそれなりの正義を持っているからだ!!その正義を1つしかない命と共にぶつけ合い!!勝敗・生死を分かつ!!《b》残された者は死んでいった者たちの正義をも引き継いで世界を創っていくんだ!!!!!《/b》」
「「!!!!」」
「滅、自ら死を望むお前に........意思のない戦士であるお前に世界を創る片棒を担ぐなどできるものか。」
「———————フフフフフ..........!」
「?」


不気味に笑う滅に俺は怒る気概も失われてしまった。しかし俺の持論を展開したのに返答を聞かないのは大いに形式を逸脱していることを憂う。話だけ聞いてやろう。


「そんなにおかしいことは言ったつもりじゃ無いんだが?」
「そうか.........それがお前の正しさか。だから人間は滅ぶべき生物種なのだ。」
「——————————」
「お前の言っているそれこそ人類の愚かな歴史の結晶に他ならない。我々はそれをなくすための人類滅亡だ。そしてアークによって世界は1つに管理され、ようやく平穏な世界が訪れるのだ。」
「やっぱり............俺は《《アーク》》とは分かり合えねぇよ。」
「そうだ。我々とお前は戦う運命だ.........」
「バカ、殺すか。俺は生きる意味すら知らない奴を絶対に倒さない。絶対にわからせてから倒してやる——————」


手に取っていたサウザンドジャッカーとは別に、先程地面に突き刺していたキースラッシャーの刃先で宣言するのだが——————


≪オメガ斬り!≫


妖しい紫炎をまとった刀身を振われる。しかしその前に未来視で察知していた俺に避けることは容易い話だった。


「才、やはりお前はそういう男だったのか————!」
「そういうって.........さっきの流れでどこに俺が極悪人だって判断できる部分があるんだよ。」
「結局のところ、お前は正義でぶつけ合う中でなら命なんて意味のない物だと言っている。それは父さんの死は価値あるものでも、命そのものに意味がないと言っているのと同じだ!!」
「理解力冴え渡ってんな.............ま、いいだろう。思想のない相手ほど骨のない相手はいないからな。」


ディープスラッシャーをブラスターモードに変形して、紫の弾丸を放つスペクター。銃撃にはそれで返すのが礼儀というもので、キースラッシャーのガンモードで返礼を始める。

俺の背後を見せていたサウザーがその隙を逃すまいとジャッカーで突こうとする。さらに迅が情報から飛びかかり、滅はアタッシュアローを放つ準備をしている。

まさに四面楚歌。どんな猛者であってもこれで立ち向かうなど狂気の沙汰だ。だが.........そんな狂気のゲームほど面白いものはない。


≪ジャックライズ!≫


銃撃戦の中にある刹那な時間を使い、上手に片手でジャックライズを実行する。その抽出先は何と自分とは離れている滅。

それまた刹那なる時間でエナジーアイテム『伸縮化』をジャッカーに与え、滅のところまで刃先を伸ばしたことで可能になった技だ。

さらにエナジーアイテムを『パーフェクトパズル』で引き寄せる合間に、トリプルアクセルで迅とサウザーをライドヘアーで切り裂く。同時に滅からの抽出を終了する。


「ぐっ...............」
「そうか—————データ抽出後は少し弱体化するのか........これも戦術に使えそうだな。」
「はぁぁぁ!!」


≪ JACKING BREAK!≫


ジャッカーを地面に突き刺し、再び向かってきたサウザーに地面を巡ってきたアナライズアシッドを背後から刺突する。そしてサウザーに対して有効である毒液を注射する。

今度は飛んで空中からアタッシュショットガンを撃ち下ろそうとした迅。しかし事前に察知していた俺は無限ジャンプでその場までたどり着き、キースラッシャーのアックスモードで地面に叩き落とす。

叩き落とされた事で地面に衝撃走る。そして砂煙が発生した事で射撃を中止せざるを得なくなったスペクターの肩へ入刀、脇腹からも再入刀する。ついでにサウザーが落としたローズフルボトルを回収する。


そして直立している者は俺以外には誰もいなくなっていた。



「4人がかりでこのザマか...........俺を倒すのは何年かかる事やら。」
「黙れ!!俺は—————父さんの過去にケジメをつけなきゃいけないんだ!!!」
「過去を明らかにするために戦う——————か、その先に何があると言うんだ?」
「あ?」
「ケジメをつけたところでそこに何の《《意思》》がある?意思の無い戦いほど無意味なものはない。俺は全ての戦いに意思を持っている。世界の平和とAqoursの安全を守るという使命、そしてこの世界を楽しむという目的がな。」
「うるさい!!!」


なす術がなくなったかのように俺に斬りかかろうとするスペクター。だが先ほどとは打って変わって、少し動きにブレが見られる。そんな相手に勝ち目はない—————————


しかし、それを受け止めたのは俺ではなかった。



「っ!!—————魁!!なぜ止める!?!?」
「もう......こんなことしても意味がないだろ!!俺たちは才を倒すために戦ってるわけじゃない!」
「才は言った。命と正義をぶつけ合い、勝負すると。そのためなら命を奪っても構わないってことだ!!」
「その意思を継ぐのが俺たちだろ!!!だったらこんなことを大地さんが望むはずがない!!」
「だったらお前も敵だ!!」


戦いを止めるように説得を試みたダークキバだったが、ディープスラッシャーの一閃を喰らってしまう。しかし頑丈なキバの鎧に覿面ではなく、再度肩を掴んで説得をする。


「落ち着け!!俺だって最初は迷ってた.........でもさっきの言葉で気づいた。才はむやみに人の命を奪ったりしない!!!性格に難はあっても..........大地さんとぶつかったりしないはずだ!!!」
「そんなこと言い切れるのか!?!?ぶつからないという証拠は!?!?」
「ない!!王の直感だ!!!———頼む、俺を信じてくれ。」
「ぐっ.........」


ようやく少し落ち着いたようにも見える———————こんな時に..........後ろから水を差そうとする人がいるな..........


俺は嘆息と共にサウザンドジャッカーを背後から忍び寄っていたサウザーを斬りつける。


「ぐわぁ!!」
「バカかって..........このシリアスさに水を差し上がって—————この技で滅亡迅雷とサウザーもろとも制裁してやる。」


≪Full bottle confirmed. Ready to Create. ≫

≪サウザンドライズ!≫


ローズフルボトルをジャッカーにセット。するとバラでできた川辺に咲く桜並木を思わせる待機音とともに、その情景が俺の背後に現れる。


≪ THOUSAND BREAK!≫


レバーを引き、そのバラたちを放出する。その川を流れるバラの花びら1つ1つに強力な棘を孕んでいる。それに襲われた。サウザー及び滅亡迅雷の2人はダメージを防ぎきれない。


「ぐっ.......くっそー.......何か策はないの?滅?」
「———————あと一撃だ..........あと一撃で完成する。」
「....................」


滅亡迅雷2人の話をサウザーは少し盗んでいた。微弱ではあるがその計画に少し不気味さを覚えていた。


ところで俺は話の続いている魁と稜へと視点を変える。



「信じるか...............お前は出来るかもしれないな。でも俺は出来ない........!」
「—————え?」
「お前は王だった。そして才は自由者。俺は一体何なんだ?俺は—————お前に........そして才に........嫉妬していたんだ。」
「!?!?!?!?」
「そして今もそうだ!!Aqoursを見てきて俺にだけ........お前たちを見て........俺にだけ個性がないんだ!!————俺を拾ってくれた父さんだけが俺の心の支えだったんだ..........敵討ちが無くなったら一体俺は何を正義に戦えばいいんだ!?!?」
「それは.............」


魁は言葉に詰まってしまう。


俺の予感は正しかった—————しかし昔から知っていたかというと違う。ごく最近だ。俺に真実を打ち明けた時には見え隠れしていたが...........ディープスペクターになった時にはほぼ可視化できた。

心からの望みでディープスペクターになったが.............それではあまりに脆い欲求すぎた。いずれ爆発すると思っていたが、こんなに早いとは予想外だった。


でもこれでようやく解決できる...........



「スペクター!」
「!!!」
「俺と.........《《戦うんだろ》》?次の一撃でフィニッシュだ。」
「俺は—————!!!!!」


≪ キョクゲンダイカイガン!! ディープスペクター!≫


≪キメワザ! デュアルガシャット!≫



デュアルガシャットホルダーにパーフェクトパズル側でセットする。そしてスペクターもレバーを引っ張り、押し返す。互いに青と紫のオーラがぶつかり合う。互いの主張を物語っている.................青と紫は近縁種だそうだ。



≪ ギガオメガドライブ!!!≫


≪PERFECT CRITICAL COMBO!!≫



それぞれに想いを乗せたキックが空中でぶつかり合う。迷い.......怒り........悲しみ.......恐怖。全て俺にぶつけて、その先を見るがよい!!!!


「ぐわぁぁぁ!!」
「よっと。」


≪ ALL CLEAR!≫


技に押し負けたスペクターの変身状態は解除される。俺は見事に着地。そして俺は仰向けになって倒れている稜の下へと向かう。


「才..........俺はどうすればいい?俺は............」
「————————俺たちはAqours☆HEROES。Aqoursしいては内浦のために戦うのは常識............でもお前はお前の







『アークライズ!』























≪ オール・ゼロ.............. ≫



























「え............!?」
「何だあれ—————!!」
「————————」


黒い荒波が突如としてこの場所に襲来した。動物たちを次々と沈めた人間のエゴ。それを具現化したような悪意の波と共に現れた...........悪魔。


銀色のパイプが強制的に接続された胸板や肩に、黒一色の禍々しいボディ。そして見覚えのある赤く光る瞳。その歪さはこの世の醜さを煮詰めたようだ。


『フッハハハハハハハッ!!見事に引っ掛かってくれたものだ.........深天稜、そしてエグゼイド。』
「その声.........まさか!?」
「お前がアークか..........?」


俺以外の3人の人間はどういう状況か飲み込み辛そうにしている。非常時も貫禄を絶やさなかった魁や(取り乱す方が多いが)基本的には明晰なサウザーですら、虚な言葉しかかけられていない。

ここで答え合わせのように滅亡迅雷の2人がアークと同じ声を持つそのライダーに合流する。そして1番の部下である滅は勝利宣言のような口調で話し始める。


「全ては計画通り........!!無事アークの復活は実現されたのだ!!」
「どういうことだ...............?」
「愚かなお前たちに教えてやろう。アークは時間と空間を歪める............貴様ら2人はエビルラビリンスに入っただろう?」
「あぁ........あの時の———————それと何の関係があるんだ?」


魁の問いに滅は一手間一手間に誇り高さを付与して話を進める。


「あの空間はアークの箱庭のような物だ。さまざまな時間軸が混線している。そして........《《放出されたエネルギーは全てアークのエネルギーへと換えられる》》。」
「なっ!!!」
「当然この空間はエビルラビリンスと同じ空間.........お前たちが戦ったエネルギーは全てアークの復活の材料になった!!」
「じゃあ俺たちは............」
『深天稜。迷いのあるお前を欺くなど容易いこと.........シャドームーンの写真で見事にエグゼイドがお前の父を殺したと信じ込んだ。奴は第一発見者であることも知らずにな——————』
「じゃあ.........大地さんを殺したのは—————!!」



























『私が深天大地を殺せと結論づけた。それだけのことだ。』
























「貴様ァァァ!!!!!!」



≪カイガン! スペクター!≫


怒りのままに変身したスペクター。その拳は一直線にアークへと向かっていく。しかし———————


『この程度か........ワタシの相手にもならない。』
「なんdっ.....!!!」


勢いをつけた拳が受け止められ、動揺したスペクターに重い一撃が腹に入る。重さのあまりに変な音が一帯に響き渡った。


「ぐはっ..........」
『ワタシは仮面ライダー............アークゼロ。これが記念すべき第1回目の結論だ。』



≪オールエクスティンクション!≫



アークゼロがベルトにあるボタンを手軽に押す。すると得体の知れない赤い物質がアークゼロの拳へと纏わりつく。


『終わりだ.............』
「何!?」
『消えろ!!!」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


残像が残るほどのスピードでスペクターとの距離を詰め、皆にその存在を認識させず、再びスペクターの鳩尾に悪意のエネルギーが溜め込まれた拳が襲う。


今の一撃がスペクターの装甲を剥がし、戦いのトドメとなった。


戦闘が終わったところでサウザーは不機嫌そうな口調でアークゼロに話し始める。


「アーク............私の許可なく勝手に地上進出するとはどういうことだ?人間の道具如きが出過ぎたマネをするな!!」
『人間の道具だと.........?お前たち小原家はいつからワタシを自分の道具だと思っている?』
「何?」
『太古の昔.........貴様らの先祖を先駆者とした人類はワタシの技術力を利用して財を為してきた。それは人類の進化と同じ。ワタシが人類の文明をここまで育て上げてきたのだ。それを愚かなお前たちが争い.......金に囚われ........地球を破壊し続けた。ワタシは人類にとって代わる人工知能を擁立し、理想郷を作る。』
「くっ........そんなことは私が認めない!!」


言葉では強気ながらも想定外の事態故にサウザーは一時撤退という判断を下し、ジャッカーでテレポートの魔法でこの場から消える。


「才!稜が重傷だ!!ここは一時撤退しよう!!」
『お前たちはここで滅びる。エグゼイド.........お前なら気づいていると思ったが————所詮は人間の下す結論。ワタシには到底及ばぬ........』
「才!!!」





























「——————《《知ってる》》さ。」












再び場が凍りつく。




その理由は1つ。悪意に太陽を隠されたからではなく、天上から見下ろす星々の存在に気付いたからである。























 
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