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これぞジャスティスカイザー

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第二章

「おら見ろ!」
「これがあの婆の浮気写真だ!」
「俺達はやると言ったらやるぞ!」
「ばら撒いてやるからな!」
 こう言ってばら撒いていた、だが。
 その写真を拾ったセーラー服の女子中学生が二人を軽蔑しきった目で見て言ってきた。
「捏造するって言ってばら撒いて誰が信じるのよ」
「そうよ、しかも何この下手な合成写真」
 その女子中学生と一緒にいる娘も軽蔑しきった目である。
「ちょっとは工夫したら?」
「何っ、手前等文句あるのかよ」
「ガキはすっこんでろよ」
 ジャスティスレッドもジャスティスブルーも中学生相手にムキになる、中身は高校生であるというのに。
「俺達はヒーローだぞ」
「ヒーローのやることに文句あるのかよ」
「ヒーローがこんなことしないわよ」
「人の浮気写真捏造してばら撒くなんてね」
 二人は事実を言って反論した。
「人間の屑じゃない」
「だからあんた達嫌われてるのよ」
「さっさと行いあらためたら?」
「真っ当に生きたら?」
「うっせえガキ!」
「手前等が万引きしたって嘘手前等の学校にチクるぞ!」
 二人は中学生達に中指を突き立て変身しているメタルなスーツの頭部に青筋を立てて怒って言い消した。
「そうして手前等の内申書ボロボロにするぞ!」
「それでもいいのかよ!」
「嘘って言ったじゃない」
「それで誰が信じるのよ」
「本当に屑ね」
「あんた達みたいになりたくないわ」
 二人は軽蔑しきった目のまま反論した、すると。 
 二人が迷惑行為存在自体がそう認識されているので通報されたのを受けて警察がやって来た。それで二人は三下そのものの捨て台詞を残して去った。
「覚えてろよ!」
「このままじゃ済まねえからな!」
 愛車ハングオンに乗って去った、その一部始終を見て正臣は隣にいる母に言った。
「僕お義母さんは浮気なんかしないってわかってるよ」
「そうなのね」
「それでジャスティスカイザーみたいには絶対にならないよ」
「ええ、そうしてね」
 息子に笑顔で言った、そうして家の中に戻って団欒の時を迎えた。以後Cパート。
「お前等久し振りだな!」
「俺達の姿緒が目て嬉しいだろ!」
 ジャスティスカイザーの面々は読者の方々に言い出した。
「俺達は不滅だ!」
「連載終わってもこうして出てやるぜ!」
「機会があったらまた出てやるからな!」
「ジャスティカイザー本編しっかり読みやがれ!」 
 戦え!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザーも宜しく。


これぞジャスティスカイザー   完


                     2022・7・23 
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