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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです

作者:ブラバ
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第1章 始動編
  第2話 旅路

アレンは、10年クエストをこなしつつ、旅を続けていた。旅の中で様々な出会いを経験することとなった。

悪漢の集団に襲われている幼い少女を救った。少女の名前はカグラというらしく、アレンの強さを見て、「私を弟子にしてください」と言ってきた。アレンは「今は危険なクエスト中だから」と一度断るが、カグラの悲しそうな表情を見て、フェアリーテイルに所属していること。フェアリーテイルに加入すれば、帰った時に弟子にしてやる。という提案をした。すると、カグラ大喜びでその提案を受け入れ、マグノリアの街まで送ることにした。道中は成していると、シモンという兄を探している話を聞き、楽園の塔であったシモンからも妹の
話を聞いていたアレンは、もしやと思いその話をする。2人の話は要所で一致していたため、まず間違いなくアレンの知るシモンがカグラの兄であることが分かった。アレンが助けたため、シモンの無事を伝えると、カグラはいつかまた会えると嬉しそうにしていった。自分と兄の命の恩人であるカグラが、アレンに特別な感情を抱くのに、そう時間はかからなかった。

とある村で、悪魔がいるという話を聞き、アレンはその悪魔のいる民家を訪ねる。だが、そこには幼い少女2人少年が1人いるだけで、悪魔などいないことを確認する。最初はアレンに警戒していた3人だが、アレンの話を聞き、自分たちの身の上を話し始める。名前は長女のミラジェーン、次男のエルフマン、末っ子のリサーナであった。アレンは村のために悪魔退治に行き、討伐した者の、長女のミラの手が悪魔のような姿に変貌したことから、村から追い出されたらしい。アレンはその話にひどく憤り、3人を抱きしめ、「辛かったな」と目尻に涙を浮かべた。そんなアレンの言葉を様子に、ミラジェーンも涙を流して悲しんだ。アレンはミラジェーンの腕を見せてもらうと、それが魔法による影響だと理解した。幼さと魔法についての未熟さで、制御ができなかったのだ。アレンは、ミラジェーンの身体に自身の魔力を流し込み、腕を元に戻す。そして、ミラジェーンの成長と共に、アレンの魔力による抑えを弱くしていく魔方陣を埋め込み、ミラジェーンは人間の姿へと戻った。自分の腕が戻ったことで、ミラジェーンは喜びつつ、アレンに尊敬の眼差しを向ける。アレンは、3人を迫害するような村に置いておきたくないと思い、フェアリーテイルに来ないかと誘う。ミラジェーンはアレンがいるギルドなら行きたいと言い、エルフマンとリサーナもついていく形となり、アレンは3人をマグノリアの街まで送り届けた。

またある時は、謎の化け物と戦っていたウル、グレイ、リオンを助け、フェアリーテイルに加入を勧めたり、アレンに襲い掛かってきたウルティアという少女を押さえつけ、事情を聴き、話しに会った母がウルであることに気付いたアレンは、母と再会できるよう手助けをしようという提案に、ウルティアが乗る形でフェアリーテイルに加入を勧めた。
更に、盗賊に襲われている金髪の少女ルーシィを助けたり、親からひどい特訓を受けていた少女ミネルバの話を聞き、守りの護符を上げたり、ケガを負っていた銀髪の姉妹、ソラノとユキノを助けたりなどしながら旅を続けていた。

アレンは様々寄り道をしながらも、2年かけて10年クエストをすべて達成し、ギルドへとかえろうとしいた。だが、先のアクノロギア含め、三天黒龍の情報を一切得られなかったことから、次は100年クエストに期待する形で帰路についていた。

その頃、フェアリーテイルでは、アレンの助けた人たち含め、今日も大賑わいでった。
そんな賑わいの中で、一際目立つ集団がいた。ウル、ウルティア、ミラ、カグラ、エルザ、カナであった。内容は、誰がアレンに女性として認識されているか、という者であった。この6人は、皆アレンに救われたり、修行をつけて貰ったりしていたため、皆がアレンに強い恋心を抱いていたのだ。
加えて、もう一つ騒がしい集団があった。ナツとグレイが喧嘩をしている様子であった。ナツは最近ギルドに入った男の子で、アレンよりも強いと豪語しており、それをグレイが「お前が勝てるわけないだろ」と言い合っていたのだ。それをなんとか宥めようと、ジェラールとリオンが様子を見ているという状況であった。
そのな折り、マカロフが「騒がしい」と一括し、話しを始める。どうやら、フェアリーテイルのメンバーは仕事の度に色々な物を壊し足りなどして、必要以上に被害を出しているらしい。マカロフがそれを言い放った後、お咎めがないのは、アレンが被害を出さずに10年クエストを完遂しているからだと付け加える。それを聞き、皆が落ち込む。そんな様子を見たマカロフは、アレンが帰ってくるという情報を皆に伝える。すると、皆の表情はパアッと明るくなり、またもや騒がしくなった。

アレンは、マグノリアの街に着くと、ギルドを目指して歩き始めた。
そうしてギルドに着くと、皆から「おかえり~」と嬉しそうに声を掛けてくれた。アレンは「おう、ただいま」と返すと、マカロフのところへ行った。軽い挨拶を躱し、クエスト達成と暫くはこの街に滞在する旨を伝えた。マカロフから、新しく入ったものにも含め、挨拶をしてこいと言われたので、向き直って声を掛けようとする。すると、薄い赤髪をした少年ナツに声を掛けられる。どうやらアレンと勝負がしたいようであった。アレンは交流の意味も含め、勝負を受けた。
アレンはナツの攻撃を躱したり、適当にあしらっていた。暫く戦闘を続け、もういいかと思ったアレンは目にも止まらぬ速さでナツに近づき、首元に片手剣を突き付ける。ナツはその瞬間、勝てないと察し、降参する。落ち込んでいるナツであったが、アレンから「お前はもっと強くなれる」と言葉を掛けられ、機嫌を取り戻し、嬉しそうにしていた。これを機に、ナツがアレンを慕うようになったのは言うまでもない。
さて、ナツとの勝負を終えると、エルザ、ミラ、ウルティア、カナ、カグラ、が声を掛けてきた。アレンは久しぶりにあった子どもたちを嬉しそうに抱きしめたり、抱きかかえたりした。アレンから抱きかかえられた5人は、恥ずかしそうにしながらも、とても嬉しそうにしていた。あらかた5人を抱きかかえ終えると、ウルがアレンの座るカウンターの隣に陣取り、アレンの腕に引っ付くなどし始めた。アレンはそんなウルを振り払うこともなく、一緒に酒を飲んで楽しんでいた。それを見て、5人の少女が嫉妬したのは言うまでもない。
そんな風にギルドで過ごした後、久しぶりに家に帰った。エルザとジェラールはいまだにアレンの家に住んでいるらしく、「そろそろ自分たちで家を借りな」という言葉に反論したが、結局押し負けて、それぞれ家を探し始めた。アレンは、「一緒に寝たい」というエルザとジェラールの要求を受け、3人で一緒に眠りについた。エルザが恥ずかしさと緊張で中々寝付けなかったというが、アレンには知る由もなかった。

アレンはマグノリアにいる間、皆に修行をつけたり、家の家具を買いそろえたり、ウルとウルティアと食事を楽しんだりして過ごした。ウルとウルティアとはまた食事をしようと約束したりして、ギルドメンバーや街の住民と積極的に関わっていた。
そんな中で、アレンは思わぬ男から声を掛けられた。マカロフの孫であるラクサスであった。ラクサスは、「勝負して欲しい」とアレンに頼み、アレンもそれをすぐに承諾した。アレンは、ラクサスが悩んでいることを見抜き、「お前はお前だ、ラクサス」と言葉を掛けたことで、ラクサスはずっと悩んでいたことが一瞬で吹き飛んだ感覚になる。「俺がいつでも相手をしてやる」と言葉を掛けられたことが、悩みを吹き飛ばす一因ともなり、ラクサスは気恥ずかしそうにしていた。…ちなみに、ラクサスがアレンに一撃も与えられずに敗北したことは言うまでもない。

そんな生活を続けて3ヶ月程経ち、アレンはそろそろだな、と思いマカロフに話をした。
「100年クエストをいくつか受けたい。またしばらく帰れなくなるが許可もらえるか?」
100年クエストはS級魔導士ですら達成できる可能性はほぼ無い。それを複数等まずありえない事だった。しかし、
「まぁお主の実力からすればなんの問題もないじゃろう。しかし、そろそろお主のやらねばならぬことを、教えてくれんかの?」
「…場所を移せるか?…ここでは話しにくい」
「わかった、では奥の個室に移動しよう」
アレンとマカロフは個室へ移動する。そんな様子を見ていたエルザは、気になったので、バレないように後をつけることにした。
「では聞かせてくれるかの?」
アレンは迷っていた。今ここであの事を伝えれば、フェアリーテイルに迷惑がかかるのではないかと。だが、今後もフェアリーテイルに所属していくのであれば、いつかどこかで皆が知ることになる。そう考えたアレンは、意を決したように口を開いた。
「…三天黒龍」
「なっ…⁉」
マカロフは、開いた口が塞がらないといった様子であった。
「さすがマスターだ。知ってるのか…」
「名前だけじゃよ…三天黒龍…黙示録にある黒き龍…まさか、存在していたのか…」
マカロフは冷や汗を流しながら俯く。
「正確には、三天黒龍のうちの2匹、黒龍ミラボレアスと煌黒龍アルバトリオンは復活していない。残りの1匹、黒竜アクノロギアが復活を企んでいる。その理由まではわからんがな」
「むうっ…」
マカロフは信じられないといった様子でアレンを見つめる。
「俺は、アクノロギアと一度戦った。だが、最後の最後に敗北し、海へ投げ出され、気付いたら、楽園の塔という場所にいた。エルザとジェラールとあったのもそこだ。そして、どんな手段を使うのかは不明だが、アクノロギアが残りの三天黒龍を復活させる前に倒す。それが俺のやらねばならぬこと、使命だ」
マカロフはアレンの目をじっと見つめる。
アレンはS級魔導士の中でも別格のギルダーツですら相手にならなかった。マカロフの目から見ても世界最強と言える力を持つ。
しかし、その目はなにか大きな決意をしたようなものだった。まるで命をかけた戦いに挑むような。
「お主が黒竜と戦ったことがあるという話は初耳じゃ。おぬし、死ぬつもりか?」
「いや、死ぬつもりはないさ…だが、命を賭けて戦うことにはなるだろうな」
その言葉を聞いたマカロフは言葉を失う。
「それでもやらなければならない。想像してみろ、三天黒龍が、雁首揃えて鎮座する姿を」
大陸、いや、世界の崩壊。黙示録の龍など、天災そのもの。本来、人間が抗えるものではない。ましてやそれが3匹揃うなど、大地震に大津波、巨大台風が一度に一斉に来るようなものである。
マカロフは迷う。親として、ギルドの者が命を失うかもしれない戦いに行くなど、許可できることではない。アレンの実力は信頼しているが、三天黒龍の強さはレベルが違う。だが、アレンの目、そこに宿る強い意志は曲げることはできないと感じた。
「一つ条件を付ける。命を賭けて戦うと言ったが、死ぬことは許さん。何があろうと絶対に無事にギルドへ帰ってくること。それが条件じゃ。そして、一度目の戦いも含めて、黒竜との戦いをわしの酒の肴に聞かせてくれぃ」
そう言うマカロフ。無茶な願いを許してくれて、心から心配をしてくれたことにアレンは感謝した。そして必ずここに帰ってくると誓う。
「すまねえ、マスター。礼と言っては何だが、これを…」
そういって、アレンはマカロフに一つの小さなペンダントを渡す。そのペンダントは丸い金属の中に、小さな光る花が鎮座していた。
「これは?」
「エクレールダムールっていう、魔力を注ぎ込んだ人の状態が分かるっていうマジックフラワーだ。先の旅でいくつか手に入れた。多少誤差があるとは言っていたが、花が綺麗に咲いていれば元気で、枯れ果てて光を失えば…」
それ以上は言葉にしなかった。なぜなら、その意味は言わずとも分かるからである。
「まあ、その花が光を失うことはない。死なないっていう、マスターとの約束を、違うわけにはいかないからな」
マカロフは、そのペンダントを握りしめ、
「なら、保険の意味も込めて、ありがたくもらっておくとしよう」
「あ、それと、黒竜のことは皆には内緒にしておいてほしい。無駄に心配をかけたくない」
マカロフはその頼みも聞き入れ、ギルドの者には100年クエストに行くことだけを伝えることにした。

扉の前で聞き耳を立てていたエルザは、驚きで目を見開いていた。
会話のすべてが聞こえたわけではないが、要所を聞くことができた。
三天黒龍のこと、それを倒すことが使命であること、そして命を賭けること。
一番驚いたことは、楽園の塔で出会ったとき、傷だらけだった理由は、アクノロギアという三天黒龍の一角と戦っていたからだということ。
一体どうしたらいいのか…そんな思いで呆然と壁に寄りかかっていた。

翌日、アレンが100年クエストに出発するという話を聞いて、ギルドの者達が見送りに集まっていた。アレンが、大陸でもクリア出来るものがほとんどいない10年クエストを、被害を出さずにいくつもクリアし、問題ばかりのフェアリーテイルという印象がなくなっていた。そんな、ギルドの誇りであるアレンが今度は100年クエストへ行くというのだ。複数の100年クエストを受けることを止めるものはおらず、心配もほとんどされていない。それほどアレンは信頼されており、今回の期待も大きかった。
「早く帰って来いよ!」「帰ったら飲むぞ!」
等と言った、すでにクリアすることが決まっているような声がかけられる。
「あぁ、楽しみにしとく。皆も問題ばかり起こさずにしっかり働けよ」
そう言って笑い合い、アレンと周りのメンバーは和やかな雰囲気で会話をしていた。
そんな中、唯一人浮かない表情の者がいた。黒竜の話を聞いたマカロフである。アレンは笑顔で皆と話し、不安にさせないようにしているが、内心ではどうなのかと心配になっていた。そんなマカロフの様子に気づいたアレンはマカロフの元に来て、「信じてくれ」と、ただ一言だけ告げた。
マカロフはその言葉を信じ、明るく送り出すことにした。
「ギルドの仲間は家族。皆お主の帰りを待っとる。必ず帰ってくるんじゃぞ」
「あぁ、もちろんだ」
マカロフの言葉を聞いてアレンは歩き出す。その背をギルドメンバーは期待と信頼に満ちた目で見ながら見送るのだった。

しばらく歩き、マグノリアの街の門までたどり着いた。
さあ、出発だ、と思った矢先、後ろから「アレンさん」と呼び止められる。
振り返ると、そこにはエルザがいた。
「なんだ、ここまで見送りに来てくれたのか?」
アレンはケロッと笑って答えたが、エルザの顔が笑顔になることはなかった。
「…死なないでね…絶対に…」
アレンは驚いた。やはりそうだったのかと。
「話を、聞いていたのか?」
エルザは目線を下へと移動させる。聞き耳を立てていた後ろめたさもあった。
「大丈夫。俺は絶対に死なない。必ず戻る。だから、そんな顔しないでくれ」
エルザは目尻に涙を浮かべながらアレンを見つめた。
「わかった。信じてる」
それを聞いたアレンは、エルザの頭を優しくなでる。エルザは、んっと吐息を漏らしながら嬉しそうにしていた。
エルザの頭から手をどけ、アレンは換装の魔法を使って一つのビンを取り出した。
「これを、お前にやる」
「これは?」
エルザはアレンの差し出したビンを受け取る。中には、綺麗な花が光り輝いていた。
「エクレールダムールっていう、魔力を注ぎ込んだ人の状態が分かるっていうマジックフラワーだ。花が綺麗に咲いていれば元気で、枯れると元気じゃなくて、完全に光を失えば…というものだ。」
「綺麗…」
「そうだろう?その花を枯らすことなく、俺は戻ってくる。約束だ」
アレンはもう一度エルザの頭を撫でる。
「うん、気を付けてね」
「ああ、いってくる」
エルザはアレンの後ろ姿を、見えなくなるまで見つめていた。しかし、アレンの姿を次に見るのは、遠い未来であることを、エルザは知る由もなかった。


100年クエスト、その難易度は今までのものに比べるとやはり別格だった。アレンが受けたクエストは3つであったが、アレンは特に苦戦することもなく、3年を掛けて、その3つのクエストをクリアして見せた。
アレンのクエスト達成を受けたフェアリーテイルは、大盛り上がりでった。100年間誰も達成できなかったクエストを、たったの3年でこなして見せたアレンに、興奮が収まらなかったのだ。幼かった少女たちも、15歳前後となり、女性らしい身体つきと精神になっていた。そんな5人の少女は、「アレンの嫁になるのは誰か」と喧嘩をしていると、ウルが「ガキは黙ってな」といった具合で参戦し、収拾がつかなくなっていた。だが、それはもはやギルドの名物となっており、別に誰も止めようとはしなかった。
だが、一人だけ表情が晴れないものがいる。
マカロフであった。100年クエストをクリアしたことは嬉しく思っている。ギルドの家族が偉業を成し遂げたのだから嬉しくないはずがない。だがそれは、これから黒竜に挑むということを示している。信じているがやはり不安はぬぐい切れない。
「必ず帰ってくるんじゃぞ」
そう呟いて、心の中で無事を祈るのだった。」

クエスト達成の報告をするため、評議会を訪れると聖十大魔導の称号を受けることとなった。高難度のクエストをいくつも達成する実力と、大陸への貢献度から選ばれたのである。アレンとしても特にデメリットが無いのであれば良いかと思い、聖十大魔導となった。
また、その時に三天黒龍の話をした。女神のことは口にできなかったが、アクノロギアと戦ったこと、そしてあと一歩のところで敗北したこと、アクノロギアが三天魔龍の残り2匹を復活させようとしていること。評議員の全員が酷く驚いたのは言うまでもない。何せ、それが現実のものとして起これば、世界の破滅を招くからだ。だが、アレンが、「俺は三天魔龍を、アクノロギアを倒すためなら、この命、捨てる覚悟だ。俺にできることがあれば何でも言ってほしい。協力する。その代わりに、フェアリーテイルのことをよろしく頼む」と言った。評議員は、そんなアレンの言葉受け止め、もしもの時は頼むと互いに話しを決着させた。
 
 

 
後書き
・カグラ‐ミカヅチ:アレンの強さと優しさに惚れ、鍛えてもらうためにフェアリーテイルに加入する。アレンに対しては奥手であるが、ここぞという時にはがっつりいくことも…。
・ミラジェーン‐ストラウス:悪魔の力を宿したことで、虐げられていたがアレンに救われ、一人の女としてアレンに惚れる。幼少期は性格がドギツイが、アレンにはデレデレ。大人になると…。アレンに惚れている女の中でも、1.2を争うほどに依存しており、嫉妬心とやきもちは人一倍。
・エルフマン、リサーナ:姉を救ってくれたことで、アレンを感謝している。強さとそれを驕らない優しさを見て、尊敬の意を表している。姉の恋心に気付いており、積極的に応援している者の、他の女連中からの流れ弾に恐れる一面もある。
・ウル‐ミルコビッチ:アレンと同い年(原作よりも低めかも)。アレンに助けられたことでその強さに惹かれ、惚れるのに時間はかからなかった。
・グレイ、リオン:ウルの弟子。アレンに助けられたことで、強さに惹かれ、尊敬している。ウルの恋心に気付いており、陰ながら応援している。
・ウルティア‐ミルコビッチ:最初はアレンに敵対心を抱いていたが、その強さと優しさに驚き、次第に尊敬し、惚れることとなる。また、母との再会と和解も果たしたことで、アレンに対しての恋心は人一倍。
・金髪の幼い少女:正体はルーシィ。アレンはこの時点では名前を知らない。
・ミネルバ:親からのスパルタな教育に限界を感じていたが、アレンの励ましもあり、もう少し頑張ろうという気持ちになる。アレンからもらった守りの護符が、後に大活躍するが、それはまだ先の話。
・銀髪の姉妹:ソラノとユキノ。盗賊から助けた際に名前だけは聞いている。その後すぐに分かれており、再開は先の話となる。
・ナツ‐ドラグニル:アレンの強さに憧れ、暇さえあれば勝負を吹っかけてくる。それに対して、アレンも快く受け入れてくれるので、ナツも喜んでいる。だが、言葉遣いや態度が悪いことで、アレンと尊敬する者から怒りの念をぶつけられることもしばしば…。
・ラクサス‐ドレアー:アレンの強さを見て、アレンを超えたいと強く願い、力を求めるようになる。マカロフも手を焼くが、アレンだけには比較的言うことを聞いたり、落ち着いてかかわることができる。のちに、ギルド全員から「アレンさえいれば…」という事件が起こるが、結果としてフェアリーテイルメンバーで解決する。
・エクレールダムール:元ネタはゼロの使い魔。魔力を注ぎ込んだものの生命状態を表す花。光を放ち、綺麗に咲き誇っている時は元気で、光が弱まり枯れ気味だと比較的疲労がたまっていることをさし、光が弱弱しく枯れかけている時は、重傷の状態で光を失い、完全に枯れると死を意味するという。だが、実際のところは…。
 
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