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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった

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1期1クール 内浦の秘密
  プロローグ















............世の中ってのは、つくづく愚かだなと思う。一流企業に入るために大学に行く、大学に行くために中高一貫校へ入るとか。そんなものは人間の造物そんなのゲームと大差ないじゃないか。要はクソゲーだ。止めることのできないクソゲー。そんなものをご丁寧に攻略するってことはまさに『時は金なり』という言葉を身に染みてわからせるほどのことだ。






そっか—————《《コンティニュー》》って手があったな...........

コンティニューする方法なら———いくらでもある..........!




—————※——————








目に刺さる広い輝き。この純白の輝きが、俺の目を覚醒せよとしつこく語りかけてくる。

訴えに負けた俺は、ようやく目を覚醒と判定できるほどの大きさに開く。

目に広がる真っ白な世界。目の錯覚なのか、白の密閉空間のようにも感じられる。妙な高揚感に包まれていたのが一転、突然自分が取り返しのつかないようなことをしてしまったのではないかと怖気ずく。その取り返しがつかないというのは決して現世を離れることじゃない。死んでも楽しい物が訪れないということだ。


「お前は————-———確かに命を粗末にした....................だが、決して悪いことだとは言い切れんかも知れんな。」
「えっ!?」


突然現れた発言に感嘆の声が出る。これが死んで初めて出した言葉なんて恥ずかしいものだ。

声の主は————そう、『ライダー』と描かれた覆面を付けた者。だが、覆面よりもその豪華な装飾に目がいった。黄金の勲章を左肩からかけ、全身は金と黒の踊り竜のようなスーツ。腰には黄金のベルトを携える者。


「えっと......ライダー?」
「私のことを知らないのか?ならば教えてやろう。私はオーマジオウ————過去と未来をしろしめす時の王者だ。」
「—————あっ!思い出した!確か、ライダー最強論を終わらせたライダー話題になってた奴か。」
「お前たちの世界ではそのような話題で盛り上がっていたか————————だが、私は実在する。並行世界の秩序を維持するために存在する。」



先ほどまで不安であった気持ちも徐々に和らいでいく。でもこれで前世のようなつまらない世界に産み落とされるのも、嫌な話だ。



「確かにお前のような透き通るような心の持ち主では————————この世界に生を受けるのは退屈で空虚であろう。」
「俺の心ってそんなに綺麗なのか?」
「綺麗と純粋は違う—————————綺麗というのは人間から見た都合の良い人間とも取れるな。それに比べてお前の心は純粋....................いい意味でも悪い意味でも子供のような純粋な心をどこかに持ち合わせたままというわけだ———————そんなお前だから頼みたいことがある。」
「で?俺に頼みたいことって?」
「ああ、実は最近新たな時空ができたのだが.................どうやら、色々と問題が起こっているのだ。」
「問題って?」
「その世界はお前たちの世界と同じように異能な世界ではないのだが、時空の歪みで最近仮面ライダーの敵が現れはじめたのだ。お前には......原因を探ると同時にその敵から仮面ライダーとなってその世界の困っている人を救って欲しい。」
「その世界って、どんな世界なんだ?」
「本質的にはお前たちの世界と同じなのだが、違うところと言えばスクールアイドルなる物が存在することだ。」
「それって、μ'sとかAqoursのことか?」
「知っているのか?」
「俺らの世界ではムーブになってるアイドルだな。詳しいことは俺も興味なかったから知らないけど。」
「そうか...............実は、お前にはそのAqoursの支援者を務めてもらおうと思っている。」
「はぁ.........は!?」
「お前には何者も追い越せないようなゲームの才能がある———では仮面ライダーエグゼイド..................及び、その最強フォームのムテキゲーマーの変身者になってもらう。転生後の人間的なスペックは私に任せておけ。」
「待て待て!まだ話は————」










次の瞬間には、話すこともオーマジオウの姿も消えていた。
 
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