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まぶらほ 最強にして最高のメイドの主人

作者:jindam3
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第三十話 火龍VS黒炎の巨人

二体目の鎧獣リオレウスを身に纏った和樹は人差し指を突き立て軽く動かす。

和樹「叩きのめしてやるからさっさとこい。」

禅「まさか黒炎華が聞かないとは・・・・ならパワーならどうだ!!」

両腕が黒い炎に包まれると和樹に向かっていき右拳で殴りかかるが和樹は右手の掌であっさりと止める。

禅「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

力を思い切り込めるが全然動かない。

和樹「どうした?それで全力か?もしそうなら謝ろう
悪かったな」

馬鹿にされ頭にきた禅は空いている左拳で殴りかかる。

この動きを予想していたのか和樹も左拳で襲いかかる禅の左拳を殴る。

和樹の方の拳の威力の方が勝り禅の右拳に装着している籠手は砕け軽く後退させられる。

禅「ば・・・馬鹿な!まるで歯が立たない!!なんなんだこの男は!!!」

あまりにも常識外れの戦闘力に驚愕し恐れを抱く。

和樹「そろそろ反撃させてもらうぞ。覚悟はいいな。」

両手が炎に包まれ左手の掌を前に向け右腕の拳を少し後ろに下げる

和樹「俺のメイドに手を出したんだ・・・その罪を後悔しな!」

禅「ひうっ!」

殺気に当てられ恐怖した禅は金縛りになり一歩も動けない。

和樹「炎火・龍乱吹(えんか・たつふぶき)!!」

右拳が消えた瞬間まだ距離がそれなりあるのに禅の体に百発・・・・・

いや、千発近くの拳が叩きこまれる、その間わずか二秒。

力と速さが融合した多くの拳圧をくらったことで禅の鎧はボロボロになり地面に倒れる。

禅「このまま・・このまま負けてたまるかーーーーーーー!!!!」

意地で立ち上がると禅が黒い炎に包まれる。

禅「闇鎧(デウス)よ!私に力を与えてくれ!小僧を倒す力を!!」

ボロボロになった鎧が元に戻り、黒い炎に包まれたまま禅の体は巨大になっていき鎧もそれに伴い巨大になり、鎧は不気味に変化した。

その姿はもはや人ではなく神話の怪物サイクロプスが鎧を着て巨大化した様なものだ。

禅「グォォォォォォォォォォ!!!!!!!」

和樹「でかくなったとは言っても融合したパンテーラの足元にも及ばないな。」

率直に思ったことを言うと禅の巨大になった右拳が繰り出されるが和樹はジャンプしてあっさり避けそのまま禅の顔に近づき和樹の炎を纏った和樹の右拳が禅の顔に炸裂する。

和樹「理性を失っているみたいだな・・・これはもはや暴走だな。」

そのまま和樹は右肩・腹・背中・左足など次々と禅の体中を拳や蹴りで攻撃する。

禅「ウォォォォォォォォォ!!!!!!」

和樹の攻撃で相当のダメージを受けている筈なのに禅はまだ向かってくる。

禅の拳による激しいラッシュが襲いかかるが和樹は楽々とかわす。

禅が攻撃するたびに舗装された道は穴だらけになり桜の木も次々と薙ぎ倒されていく。

和樹「あれだけ攻撃してもまだ倒せないか・・アイリ・いろは!」

アイリ・いろは「「は・・はい!!??」」

禅の猛攻を避けながらアイリといろはに声をかける。圧倒的な和樹の強さに思わず見惚れていたため、突然呼ばれて驚く

和樹「済まないが、もう少し離れていてくれ!久々に大技を使う
お前らまで巻き込みかねない」

アイリ「は・・はい!畏まりました!!」

いろは「旦那さま!ご武運を!!」

邪魔をしておけないと思いいろはとアイリは和樹からさらに離れていく

猛攻を避けながらアイリといろはが離れたことを確認すると和樹は禅から離れる。

和樹「誇り高き飛龍(ひりゅう)リオレウスの力の一部を見せてやる。」

全身が炎に包まれ、後ろには炎で出来た飛龍・リオレウスが現れる。

和樹が纏っている炎の熱量は半端じゃない。

その証拠に周りの物が片っ端から燃えていく

その姿に本能的に恐怖した禅は和樹に突っ込んでいく。

和樹「喰らえ!爆龍天翔(ほうりゅうてんしょう!!」

右手の掌を禅に突き出すと和樹の後ろに現われているリオレウスが禅に向かっていく。

向かって行ったリオレウスの牙が禅の肩に食い込み爪は両腕に食い込んでいき
更に炎に包まれる・・・そして気高き龍の炎によって体の所々が消滅していく。

禅「な・・・なぜだ・・・」

和樹「自我が戻ったか。」

禅「私は貴様に勝つために修行もしたし魔装(デウス)も手に入れたのになぜだ!!
なぜ!!私はお前に勝てない!!!」

リオレウスの牙と爪が食い込み更に和樹の炎によってもはや消滅するしかない禅の咆哮が結界内に響き渡る。

そんな禅に背中を向けアイリといろはの所へ向かう。

どうでも言い・・興味がないと言わんばかりに・・・・・・

和樹「お前が勝てない理由は三つだ・・テメェは俺の家族を傷つけ貶し
俺の怒りに触れた、ただそれだけだ。」

和樹の怒りに応えるように炎で構築されているリオレウス更に熱く激しく燃えていき禅を跡形もなく消滅させる。

和樹「戦いのためとは言え随分と荒してしまったな。」

戦っている時は気付かなかったが周りを見渡すと美しい公園が見るも
無残な光景になっていた。

その光景を見かね申し訳ないと思い・・・・

和樹「安らぎと癒しの炎・・・・聖火(せいほ)

周りが蒼い炎に包まれると公園が何事もなかったように元の綺麗な公園に戻る。

和樹「これで元通りだな『ご主人様(旦那様)!!』」

一仕事終えホッとしているとアイリといろはが近付いてくると同時に禅が張っていた結界も消えていく。

その姿を見た和樹はリオレウスを解除し守りたい者は守れたと思っていた 
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