| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

わりとよくあるイレギュラーなネギま!

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

聖誕
  18話 オレは悪くない!

 
前書き
個人的な理由でストックを連続投稿します。
これか先の投稿は著しく遅くなります。 

 
 ぼけ~。
 やっちゃった、やっちゃったよ。
 のどかとキスをしてしまった。しかもディープなヤツ。
 おとなしいのどかが、あんな行動にでるなんて。
 だが、のどかの様子はどこか可笑しかった。
 まるで惚れ薬(ほれぐすり)でも飲んだ時のようなかんじだ。
 そう言えば、のどかの胸付近から奇妙な違和感がしたな。
 アレ(・・)はなんだ?
 
 深淵(しんえん)
 世界の中心?
 無窮(むきゅう)
 永久普遍(えいきゅうふへん)
 ああ、オレはソコ(・・)を知っている?
 ソコ(・・)には――。

『ラァラァァァァァ♪』

 なんだ……?
 これは、声? ……なのか?

『けいこーく、けいこーく♪ これ以上の観測(・・)は禁止でーす♪』


 があぁ――っ、ひ、あ、ああぁ――っ。
 私はオレは――あれ? 
 オレ、何を考えていたっけ?
 ああ、これから、のどかにどんな態度で接すればいいのかだったな。
 ドガシャン。
 うん? なんか車がぶつかってきたな。
 オレが咄嗟に攻撃したせいで、車がヘコんでいる。

「運転手さん、ケガはないですか?」
「それはこちらの台詞だよ! すまなかった。余所見をしていて君に気づかなかったんだ」
「ああ、オレは武術をしてるんで、咄嗟に衝撃を逸らしたんです。だからそんなに頭を下げないでください。それに謝るのはこっちのほうですよ。車、ヘコんじゃいましたね」
「き、気にしないでくれ。じゃあ、これで」

 嘘ついちゃった。弁償をしなくてもいいのかな?
 まあ、あっちがいいのなら、いいのだけれど。
 でも、のどかとのキスの件、マジでどうするよ。
 ネギが怒るのは当然として、何故かあの場にいたメンバーも怒っている。
 クソ、考えても考えてもどうしていいのかわかんねえよ。
 ひとまず、風呂に入って頭をシャッキリとさせよう。

「ふい~。極楽、極楽~」

 そんな時。

「――あら、ヨシュアくんじゃない」
「う、うん? しずな……先生?」

 なんか違和感がある、しずな先生がタオルを巻いて登場。

「今日もお疲れ様です。お背中を流しましょうか?」
「いえ、タカミッチーに殺されるんで結構です」

 違和感バリバリのしずな先生が湯船に入ってきて、オレの背中を触る。

「うおっ!? やっぱ噂どおりめっちゃ筋肉質じゃん! それにこの背中の模様って……」
「……あ~、おまえ、しずな先生じゃないだろ?」
「……え? 何を言っているんですか。私は正真正銘の(みなもと)しずなです!」

 確か、こいつって朝倉(あさくら)だよな?
 なぜ、こいつがオレのところに来たのかはしらないが、こいつアホだろ。
 同年代の男の前で裸とか。
 アスナたちアホは例外だ。
 朝倉はここで男の怖さを知っていたほうがいい。
 将来アホなことをしないようにな。
 オレは変装した朝倉の腰に手をあて、強引にこっちに引っ張る。

「裸で男の前に出てきたんだ。それなりの覚悟があるとみていいんだよな?」
「ちょ、ちょっと待って! 私はそんなつもりは!」
「大声を出すな」
「ひぃ! ごめんなさい、ごめんなさい。許してください」
「ダメだ」

 オレはしずな先生に変装した朝倉の顔をバリッと剥ぐ。

「よう、朝倉。今更それはないだろ。おまえが誘ったんだぜ。なら最後まで付き合えよ」
「あう……」

 プルプルと震える朝倉。まあ、こんなもんでいいだろう。

「何が目的かは知らないが、コレで懲りただろう。男の前に軽々しく素肌をさらすな。オレが本気なら、今頃おまえは言葉で言いあらわせないような酷い目に合っていたぞ」

 朝倉は顔を茹で蛸みたいに赤くして、涙目で去って行く。
 ふい~、任務完了。

 と、思っていたんですがね。

「私、ヨシュアさんと寝た」
『え、ええええええええ!?』

 あ、朝倉! 何言ってんだ!
 集まる地獄の炎のような熱い視線。


「ち、違う。オレは悪くない。だって朝倉が強引に――」
『ヨシュア(ヨシュアさん)?』

 こ、こぇー。クラス中の生徒たちのやべー視線と形相。
 特に酷いのは『修練の門』で修業したメンバーとのどか。
 それとエヴァンジェリンに湯田(ゆだ)夏凜(かりん)

「朝倉ぁ――っ! 早く誤解を解け!」
本屋(ほんや)、ごめんね。お先にいただいちゃったよ~ん」

 バカ! 今の、のどかを変に刺激するんじゃない。
 のどか、キスのことは言うなよ、絶対に言うな。

「ふ~ん……朝倉さん。それ嘘ですよね。だって、それが本当ならもっと幸せそうな顔なはずですよ。私みたいに(・・・・・)
『え?』

 まずいまずいまずい、まずーい!
 のどかは天に祝福をもらっている天使のように笑い。
 そして悪魔のように妖艶にソレを告げる。

「みなさん。今日、私はヨシュアさんの唇を奪いました。ヨシュアさんはじめてだったみたいで、プルプルと震えて可愛かったな~。あ、当然、舌もいれました」

 核弾頭がドーン!?

「のどか! そんなことを言いふらすな。アレは事故みたいなもんだろうが!」
「いえ、違います。私は故意にしました」

 のどか、どうしてしまったんだ。
 うん? のどかの胸付近の違和感が強くなっている?
 オレはのどかを引き寄せて、浴衣に手を突っ込む。
 な、なんだこれは!?
 真っ白の十字架。神聖なんてことばで片付けられるものじゃない。

 瞬間――湯田が狂ったように喚きながら、暴れ出した。

「カリンしっかりしろ! ヨシュア! 早くソレ(・・)宮崎(みやざき)から奪え!」

 エヴァンジェリンが湯田を押さえつけている間に、オレはのどかがネックレスにしている十字架を引きちぎる。
 や、やばい。手を太陽にでも突っ込んだみたいだ。
 オレは超速で『ディメンションÄRM(アーム)』『ジッパー』にソレ(・・)を放り込む。
 湯田の暴走は止まり、辺りは静まりかえる……あ!
 またやってしまった!

「えーとさ。見なかったことにしてくれない?」
『……NO!』

 で、ですよね~。


 
 
 

 
後書き
おまえの作品、嫌いじゃないぜ。
応援してやるから頑張りたまえ。
などなどを少しでも思ってくださった方は「お気に入り登録」や「評価」をしてもらえると嬉しいです。
感想もまってます。
皆様の応援でモチベーションがあがります。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧