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新ヘタリア学園

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第二千話  目に狂いはなかった

第二千話  目に狂いはなかった
 松方さんは特に財政に力を発揮しながら総理大臣そして元老としても頑張っていきました。その松方さんを見て伊藤さんは言いました。
「いやあ、よかった」
「よかったといいますと」
「松方を総理大臣にして」
 こう松方さんに言うのでした。
「本当によかったよ」
「務まっていますか」
「充分以上だよ」
 松方さんに親しくお話します。
「いけると思ったら」
「その通りだったと」
「それ以上だったかも知れないな」
「伊藤さんの予想以上ですか」
「よくやってくれてるよ」
「僕なんかが」
 松方さんにしてみればこう言うことでした。
「総理大臣そして元老とは」
「いや、充分以上だよ」
「そうですか」
「だからこれからも宜しくな」
「僕でよかったら」 
 松方さんは謙虚に応えました、そうしてずっと日本の為に頑張ってくれました。


第二千話   完


                    2022・6・7
 
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