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わりとよくあるイレギュラーなネギま!

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聖誕
  9話 ネギちゃんはヤンデイルヨウデス

「ネギセンセー!」
「うわぁーん、このさいだから、ヨシュアでもいい!」

 あ、ボクのクラスの生徒の、和泉(いずみ)さんと佐々木(ささき)さんだ。
 こんなに慌ててどうしたんだろう?
 横で、ヨシュアが、佐々木さんに「このさいだと、あん?」って言っている。 
 佐々木さんは「だってヨシュアって先生じゃないじゃん!」って言い返している。
 あれ? 知らないうちに佐々木さんがヨシュアを呼び捨てにしているよ! 
 どういうことなの! ヨシュアはボクのモノで、ボクはヨシュアのモノなのに。 
 ボクはギロリとヨシュアを睨む。

「な、なんだよ、ネギ」
「浮気したんだ? ボクがいるのに!」
「おい待て、待てよ、おいおいおいおい! おまえもこれ以上変な噂はごめんだろ? な、ネギ」
「もう、ボク……我慢しない。ボクは――」
「わぁ――っ! まき絵、早く要件を言え!」

 むーう! ヨシュアがボクの口を塞いで、また佐々木さんと仲良くお喋りしている。
 ボクは怒ったぞ! ……え? 暴行事件!? た、大変だ。

「むーう、むーう……むーう!」
「あ、すまん。ネギ、話は聞いたな。行ってみよう」

 ボクらは急いで、佐々木さんたちとその場に急行する。
 ソコにはボクのクラスの生徒をいじめている、お姉さんたちがいた。
 ボクは慌てて、止めに入るモノの、お姉さんたちにもみくちゃにされてしまったのだ。

「うわぁーん。助けてヨシュア!」
『ヨ、ヨシュア!?』

 あれ? 急にお姉さんたちは、キョロキョロとしだしてヨシュアをみつける。
 すると、いきなり、しおらしくなったんだ。

「こんにちは、黒百合のお姉さんがた。今日も素晴らしいほどに美しい」
「ヨシュアく~ん。いるんだったら声かけてよ」
「そうだよ。ヨシュア~。ソレより、考えてくれた? 私と付き合うって話」
「え、私とだよね!」
「私だよ!」
「ヨシュアくんは私の彼氏になるのよ!」

 この時、ヨシュア風に言うのならば、ボクは天元突破してしまった。
 ボクはヨシュアのお腹に、魔力を込めて、頭突きを行う。

「お、おろろろろろろ!?」

 ヨシュアはゲロを吐きながら、倒れ込んだ。

「ヨシュアはボクのなんで、お引き取りください」
「ぼーや。お兄ちゃんを盗られたくないのは分かるけど、兄離れの時期なんじゃないの?」
『そうだよ』

 キレました完全に。
 ボクは先頭のおねえ……ババアを挑発する。

「え~。歳考えろって感じです。ヨシュアと付き合うのには、4年は遅いんじゃないんですか……おばさん」

 迫る鉄拳。でもボクの第六感(シックスセンス)は冴えている。
 はっ!? 背後からものすごーく怒っている気配を感じますよ。
 誰?
 ボールが先頭のババアに当たる。

「あ、アスナさんに、委員長さん!」
「センパイ、そいつらウチのだから、さっさと返してくれません?」
「ささ、ネギ先生。こちらに……ちょっと! いつまでもゲロを吐いてないで、戻っていらっしゃいな」
「うー、アスナにあやか、助かった」

 まただ! アスナさんはいいとして委員長さんまで、呼び捨てになっている!

「ヨシュア、ボクに言うことないの?」
「何が?」

 ボクは再び天元突破してしまった。
 ヨシュアに馬乗りになって、顔面を殴る、殴る、殴る――。
 すると……。

「……なんかしらんが、ごべんなざい」と、かえってきた。
 一先ずここは許そう。だって、最終的にヨシュアと結婚するのはボクだもん。

「ネギくん……やりすぎ」
「え? あ、タカミチ!」
『あ、タカミッチーだ!』
「おいおい、全部君のせいだぞ。ヨシュアくん。君たちも先生をニックネームで呼ぶな」
『ご、ごめんなさい。では、失礼します!』

 ざまあみろ~。
 けど、タカミチはやっぱりすごいな。それに努力家だし、ボクより『魔導具(まどうぐ)』も『ARM(アーム)』も上手だもんね。
 タカミチはヨシュアを担いで運ぶ。

「タカミッチー、面目ねぇ、面目ねぇ……」
「はあ、君ねえ。もし僕の元生徒と、ネギちゃ、くんを泣かせたら、許さないからね」
「……ごめん」

 その後、またババアたちが襲来し、ボクのクラスの生徒とドッジボール対決をすることになったんだ。
 勝負は劣勢だったんだけど、みなさんの頑張りで、勝利を勝ち取ったんですよ。
 ボクはババアどもにあっかんべーをして、ヨシュアと手を繋ぐ。
 瞬間――。

「この、ガキ教師が!」 
「――え?」

 ボクに迫る高速のボール。あ、ダメだ。これ、直撃しちゃうよ。
 今は魔法障壁も咄嗟で発動できそうにない。
 ボクは怖くなって目を閉じてしまったんだ。
 ……あれ? ボールは?
 ボクはそっと目を開ける。
 ソコにはいつもボクを守ってくれる最愛がいたんです。

「あんた、今、何した?」
「ヨ、ヨシュアくん。違う、違うの! 話を聞いてよ!」
「2度とそのツラ見せるな。それとネギとこいつらにも手を出すなよ。約束だぜ」

 ああ、ヨシュア……ヨシュア!
 ボクはヨシュアに抱きつく。

「ヨシュア、今すぐ、キスして」
「……ネギ! だからあれほど……おい、違う! オレはちゃんと女性が好きだ! そんなゴキブリを見るように……見るな――っ!」

 ヨシュア、大丈夫だよ。ボクがずっとそばにいるから。
 だって言ってくれたよね。
『ずっとオレが側にいてやんよ』って。
 ああ、ああ。愛しい人。
 ボクの大切な人。
 お父さん、お母さん。待っていてね。
 必ず、紹介するから……。
 そして、みんなで幸せに暮らそう。
 ずっと、ずーっと――いつまでも。
 ボクの世界。ヨシュアとの悠久の陽だまり。
 そう、ボクは他はいらない。
 いつか、いや、必ずソコに到達するよ。
 名付けるなら“完全なる世界(コズモ・エンテレケイア)”。
 ヨシュア、抱き締めて。
 あなたは絶対に離さない!
 ああ、悠久よ。
 ああ、永遠よ。
 ああ、神様(・・)
 どうか、ボクの願いを聞き届けてください。
 あは、ははははははは!

  
 

 
後書き
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