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新ヘタリア学園

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第千九百五十三話  やっぱり最後だった 

第千九百五十三話  やっぱり最後だった 
 カナダはライトブルーの服を着て項垂れて言いました。
「うん、わかったいたから」
「ダリナンダアンタイッタイ(翻訳:誰なんだあんた一体)」
「君の飼い主のカナダだよ熊三郎さん」
 クマ二郎さんといつものやり取りをします。
 そのうえでカナダはあらためて言いました。
「僕って夜食でも目立たないんだね」
「あの、ターボピンクやメガピンクなんかはね」
「もっと目立たなかったのかな」
「伝説だったから」 
 台湾はそのカナダにお話しました。
「ターボピンクなんか敵ヒロインにキリカさんいて」
「それは凄いライバルだね」
「あんたまだ目立ってるわよ、未確認動物とかで」
「それ僕じゃないし」
「今回夜食でもチャンピオンだしね」
「それは嬉しいけれど最後なのは」
 このことはというのです。
「いつも通りだからね」
「大物は最後に出るものでしょ」
「そうだといいけれどね」
 今回も目立てないと思っているカナダなのです、彼にとって目立つことは本当に難しいことなのです。


第千九百五十三話   完


                2022・5・15
 
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