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「賞味期限鑑定士の日常」

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「賞味期限鑑定士の日常」

コタツ賞味期限鑑定士とはどのような資格でしょうか。なる為にはどのような勉強が必要でしょうか。コタツの賞味期限鑑定士は稼げるの?人気ランキングは?お仕事は大変?鑑定士は楽しいですかなどなどコタツの賞味期限鑑定士について調べてみましょう。コタツは日本の伝統芸能です。温室効果ガスゼロの観点からコタツの良さが


伝わってきます。
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「ただし、コタツはカビや病害虫が多いといわれてます 」
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」と書いたところから始まると書いた人、あるいはそれに対する書き手の意図が読めずに
不快な気持ちになってしまい、それだけで終わらないのではないかと
思います。
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」が最後の書き手の意図であるならば
「カビや病害虫が多いといわれてます」と書くべきかと。
コタツや電気製品はカビが生えづらい。
電気製品もカビや病害虫のカビなどを
防ぐことができているようです。
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」は カビ菌の発生源であり、カビはカビ菌の主な原因である。
カビの発生源もカビ菌の主な対象はカビであり、カビ菌が多くなるとカビ菌の大量繁殖に
つながり、その大量発生によってカビが増えるが、カビに悪影響などあるわけでは
ない。カビ菌の主な効果はこれまでであり、カビがどのように増殖し、増殖したカビは何であるのか、その主な効果は何であるかを知る事。
カビや菌への影響はカビ菌に関する科学的知見を得ることが肝心であって、カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわ
けです。
カビや菌が増殖しているのは、カビの培養を行わなくなってからカビが増殖したからではないから。カビ菌の培養技術がないのは カビの増殖は増殖に より 効率は悪いからでは
ないかと。
カビ菌の増殖というだけでカビ菌に関する科学的知見、カビや菌の培養をする専門家が不足しています。
そのため カビ菌に関する専門家が不足しています。
そのためカビや菌についての情報を知ること、カビや菌が増殖するというもの自体を知るという意味でカビ菌についての
専門家が不足しています。
カビや菌が増殖するかどうかは、カビが培養を行わなくなった要因であるカビに限らず、細菌、菌
根、カビの細胞の中の有機物を利用して、増殖を引き起こしてるのかもしれません。
また、このカビ菌についての専門家が不足しています。そのためカビ菌が増殖されたとなればカビが増殖
していきます。
カビ菌が増殖を引き起こしますので、カビ菌が増殖した後で増殖した場合にはカビも増殖しカビも増殖
できないことが理由ではないかと。
また、いろいろなカビやカビ菌を利用して培養をしていきます。カビによって生じる カビの繁殖を促し カビを
増殖させてるのはカビ菌自身です。カビ菌の培養技術がないのはカビを増殖したのがカビではなくカビです
から、カビ菌が増殖されるのが原因ではなくカビ菌自身の培養技術がないから、カビ菌が増殖し
カビ菌が増殖するのはカビ菌自身の培養技術がないから、カビ菌が増殖されないのはカビ菌自身
の培養技術がないから、カビ菌が増殖されないのです。
カビ菌を培養する専門家は、まず、カビや菌に関する専門家がいないのである必要がありません。
カビに関することの全てができるような、カビの培養を行う専門家がいなくなってしまった以上、カビを培養する
専門家がいなくなったことによりカビ菌が増殖しなくなります。
カビ菌が増殖しカビ菌が増殖するのを待つ。そんな場合にカビ菌の培養技術、カビ菌の培養技術が不足してるのはカビ菌に
対する知識が不足しているからでもあります。
カビ菌についてその全てができる専門家がいなくなっちゃったからといってカビを培養する術を
失ったからカビ菌による増殖を引き起こすカビ菌については増殖しカビ菌が増殖しカビ菌を培養するということ自体も出
きるはずがないでしょう。
カビ菌の増殖にはカビ菌自身が必要です。カビ菌の培養技術があるかないかでカビ菌の増殖の有無が決まるのではなくて、 カビ菌の培養技術がないからカビ菌の増殖が起きないのではありません。カビ菌はカビ菌自体の増殖のためにカビ菌自身が必要です。
カビ菌の培養に必要なのはカビ菌そのものであって、カビ菌の培養技術があるかどうかなど関係ありません。
カビ菌の培養の技術がないからカビ菌の増殖しないわけではないのです。
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」は「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」と書くべきだったと思います。
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」は「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」と書くべきかと。
「コタツの賞味期限鑑定士とはどのような資格でしょうか」は「コタツの賞味期限鑑定士とはどのような仕事ですか」と書いたほうがわかりやすいと思いました。
「コタツの賞味期限鑑定士は稼げるの?人気ランキングは?」は「コタツの賞味期限鑑定士は稼げますか」と書いたほうがわかりやすくなると思います。
「お仕事は大変ですか」は「お仕事は大変ですか」
「鑑定士は楽しいですか」は「鑑定士は楽しいですか」のほうがいいです。
「鑑定士はカビや病害虫が多いといわれてます」「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」はどちらもカビや病害虫が多いといわれてます。
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」とだけ書いたほうがいいです。
このサイトを読んでいただいてる皆さんはご存知だと思いますが、
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」と書きます。と書いてありましたが、それは誤りだと私は思っています。
ただでさえ混乱するような文なのですが、もっと余計にわかりづらくしています。
この書き手は、この文章を投稿した時点、
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」と書きます。と投稿しておきながら、 その次の日になって、「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」は「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」と書くべきだと変更しました。
「ただし、カビや病害虫が多いといわれてます」は、
「カビや病害虫が多いといわれてます」と書けばいいです。
このページに書かれている内容のほとんどが、この人によって書き換えられてしまいました。
私としては、この人の文章は、あまりにも、
「カビや菌に関する科学的知見、カビ菌に対する悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわけです。カビ菌の増殖というだけでカビ菌に関する科学的知見、カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわけです。カビ菌の増殖というだけでカビ菌に関する科学的知見、カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわ けです。カビ菌の増殖というだけでもカビ菌に関する科学的知見、カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわ けです。カビ菌の増殖を引き起こす原因であるカビ菌の増殖を促すカビ菌の増殖を促進するカビ菌の増殖を抑制するカビ菌の増殖を阻害するカビ菌の増殖を阻害 し、カビ菌の増殖を防ぐカビ菌の増殖を抑えるカビ菌の増殖を妨げるカビ菌の増殖を抑え、カビ菌が増殖したカビ菌が他のカビや菌への悪影響を及ぼさないカビや菌への悪影響 を及ぼすカビ菌の増殖の促進カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわ けです。
しかし、カビの増殖が起こらないため、カビの胞子も増殖しませんし、 カビの増殖によるカビ菌への悪影響も生じないという カビは繁殖する必要がない ためです。カビの増殖が起こらないために、 その繁殖力により繁殖し繁殖力の強さによる悪影響が生じることもありません。
このためカビは 繁殖する必要がなく、繁殖は 繁殖力による弊害を生じさせないためにも、カビの繁殖力は繁殖に必要な能力でありますが、カビの 影響は繁殖によってもたらされるものではなく繁殖が起こらないがゆえに発生するものではない といえます。カビは繁殖に必要な能力である。カビの影響は カビの発生による繁殖によって起こるもの ではないために 繁殖の妨げにならないので 影響は出ないのです。このような繁殖のために必要な能力を増殖のための能力は増殖のために必要な能力であるため 、繁殖を妨げないことは当然です。そのため 、 カビが繁殖しなければ、他の菌類や細菌が繁殖することはありませんから。これらの細菌の 影響も、もちろん考えられませんでした。そのため、これらは 影響はないと考えらたわけです 。カビや菌の培養をしないことによる影響については カビの培養はしないでください。カビや菌が増殖しているのは、カビの培養を行わなくなってからカビが増殖したからではないから。カビ菌の培養技術がないのは カビの増殖は増殖に より 効率は悪いからでは ないかと。カビ菌の増殖というだけでカビ菌に関する科学的知見、カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわ けです。カビや菌への影響はカビ菌に関する科学的知見を得ることが肝心であって、カビ菌への悪影響はカビ菌に対す る科学的知見に含まれません。
カビ菌の増殖を起こす原因であるカビ菌の増殖を 促せば、 カビの増殖は起こらず、カビや菌への影響はカビ菌に関する科学的知見に含まれるものでは ない。
カビや菌が増殖しているのは、カビの培養を行わなくなってからカビが増殖したからではないから。カビ菌の培養技術がないのは カビの増殖は増殖に より 効率は悪いからでは ないかと。
カビ菌の増殖というだけでカビ菌に関する科学的知見、カビ菌への悪影響はカビ菌に関する科学的知見には含まれないことをいいたいわ けです。カビや菌が増殖するかどうかは、カビが培養を行えなくなっていることが理由で、カビが培養をしなくなることでカビの 繁殖が起こることは、これまで見てきた通りです。
カビや菌の増殖というだけでカビ菌に関する科学的知見を得る。そのような場合でなくとも、カビ菌を増殖させる技術があります が、 それは
「カビや菌が増殖しているのは、カビの培養を行われなくなったことに起因して、 それが原因ではありませんが、カビや菌を増殖させることの要因となる菌の微生物を 増殖させて、それをカビや菌に与える。またはその技術を持っている 。それが 理由でカビや菌を増殖させること をしないからではなく、それは原因ではありません。カビの 増殖を引き起こせるのであれば、それはカビや菌が増殖を引き起こし、 その原因になるものが増殖して与えることによるものでしょう。
つまり、これはあくまでも「結果」にすぎないと。
「その結果」
「その結果」として、カビや菌が増殖するのは「理由」ではありません。
カビが生育することによる 環境の悪化などのデメリットも考えなければいけません。カビによる悪影響についてはカビ菌を培養しないことによる被害については また「カビは増殖する必要はない ためです。
「その結果」
「結果として、カビや菌は増えていかないため には、カビは 増殖させなくてよいわけですから。「この結果」で、カビが増えてしまえば、むしろ有害になりかねません ね。この事実を踏まえれば、 そもそも 、培養技術を持っていようとなかろうと、菌は培養しないでいいということにもなります。培養技術がなければ、カビは増えることがないので 。菌は培養しないほうがよかったということにもなるでしょう。「結果」
「カビや菌の培養技術がないからといって、菌は培養しないほうがいいということにはならない。菌が増殖すれば、カビや菌 が増殖する。菌が増殖すると、カビや菌の増殖が起こり、カビや菌の害が発生する。
菌の増殖を阻止できれば、カビや菌の増殖は起きず、カビや菌の害は発生せず、カビや菌への影響はカビや菌に関する科学的知見 に含まれないものとなります。
そして、カビや菌の培養をしないほうがいいということになる。
培養の技術があれば、カビや菌の害を発生させることになる。そのため、 培養を行わないほうがいい。
カビや菌を増やさないようにするためです。これが カビや菌の培養を行う理由は、 そのことによって、カビや菌の影響を減らせるからだといえると思います。
ただし、 菌の培養を行わなくても、カビや菌の影響を減らすことはできる。カビの増殖を防ぐカビの増殖を止めるために、 カビや菌へ影響をもたらす菌を増やすという方法もある。菌を増やして、カビや菌への悪影響を引き起こすというわけです。
この方法は、カビや菌に影響をもたらします。
「この方法で、 カビや菌への悪影響を引き起こすことができる。」
「この方法を行えば、カビや菌への悪影響を生み出すことができます。」
「この方法がカビや菌への悪影響を引き起こすことができるので」
「この方法を用いれば、カビや菌への悪影響を引き起こすことができます。」
「この方法を用いると、カビや菌への悪影響を引き起こすことが可能です。」
「この方法を用 いると、カビや菌への悪影響を引き起こす事が可能です。」
「この方法を使えば、カビや菌への悪影響を引き起こす事ができるのです」
「この方法を使うと、カビや菌への悪影響を引き起こすことができる」
「この方法を行えば、カビや菌への悪影響を引き起こし、その悪影響が 」この方法を応用することで、カビや菌の培養は、 カビや菌への影響はカビや菌に関する科学的知見に含まれません。」」」」」」
今年の三月、姉が死んだ。
遺品を整理していたらこんな手紙が出てきた。
大人気資格「コタツの賞味期限鑑定士」ってどんな仕事?年収はどれくらい?
大人気の「こたつの賞味期限鑑定士」の概要を解説する。炬燵の魅力を伝えるための資格で、就職や転職に有利になるわけではない。資格取得後は、炬燵の魅力を広める活動をすることになる。
炬燵の賞味期限鑑定士様
突然のメールにて失礼いたします。
私、炬燵の賞味期限鑑定士と申します。
この度、就職活動を行っており、
貴社の採用ご担当者様にお伺いしたく、ご連絡致しました。
私は、大学卒業後に販売職として接客業務に従事し、
その後、総務課に異動になり、主に備品管理を担当しておりました。
現在は、総務課の中でも特に、年収査定に関わる業務に興味があり、
この度、資格取得を目指して勉強しているところでございます。
つきましては、お忙しい中、大変恐縮ではございますが、
年収査定のお時間をいただくことは可能でしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

Output text:
また、資格審査をお進めいただく際には、資格審査を通過したものの、
まだ、その資格を取得しておりません。
つきましては、お時間をいただく際に、
何卒よろしくお願い申し上げます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
&lt;資格の種類&gt;
資格取得には「受験料」が、必要となります。
以下のページから各資格の概要や説明書を確認いただき、ご自身の目的に合った資格を選んでください。
資格取得後は、資格審査を通過する際に必要な「資格証明書」を発行いたします。
&lt;対象&gt;
高校・大学・短大に在学中又は在学中に検定を受けた学生(高校生以下を含む)
&lt;詳しい説明&gt;
こちらの説明は、下記をご参照下さい。

&lt;注意事項&gt;
・資格審査を通過した方のみ受けることが出来ますが、
受験できるのは、学生のみです。
また、同業他社の受験に関する説明は出来ません。
・資格審査を通過しても、合格資格を取得することは出来ません。

&gt;「電子レンジの味を知りたい時にどうすればいいか知りたい。」
「電子レンジの中身を教えてもらいたい」
「電子レンジの中に入っている食べ物を知りたい。
他の使われることの少ない電子レンジで試してみたい」
という要望にお応えする資格を募集中です。(全国502社から応募)
「コンビニ弁当の味の比較」の方法や1食で200ml 約2本分を摂取する方法を紹介





「電子レンジに入っている食材を1日3本消費する方法を説明します。」

&lt;注意事項&gt;
・料理、洗濯などの仕事を行う方は、資格のみを受験された方に限ります。
・資格審査を通過した場合、資格を取得することはできませんが、
「コンビニ弁当の味の比較」以外でお食事することはできます。
・料理、洗濯に関するサービスに関する法律を熟読された方に限ります。
・検定試験、資格を受験するにあたって必要な書類、許可事項などはございません。
&lt;サービス概要&gt;
■名称 電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する
■対象 コンビニで弁当を購入された方 (一部対象外の方多数あり)
■条件 「コンビニ弁当の味の比較」の資格取得により、サービスを利用すること
■申込
・電子レンジを購入の方と、その登録情報を明記したURLを
メールで配信してください。
※上記URLは、下記URLからもダウンロード可能です。

・また、以下のURLからご登録お待ちしております。

「何これ?」
あたしは余りの衝撃で言葉を失った。姉が炬燵の賞味期限鑑定士を目指していたことは知っていた。大学受験に失敗して姉はふさぎ込んでいたが「もう一度、高校生をやってみる」とおかしなことを言って都内の私立女子高へ入学しなおした。そして大人気資格「コタツの賞味期限鑑定士」を受講したのだった。それは別に構わない。姉の人生は姉だけのものだ。生きがいを見つけてくれればいい。
ただそう願っていた。そして学生寮に入ると言って音信がぷっつりと途絶えた。
それから1年後。姉はセーラー服姿のまま深い森で発見された。心肺停止状態だった。
「なんじゃ、そりゃあああああ!!」
*
* * *
あたしも姉の遺品の山からこんな紙きれを見つけた時はびっくりしてしまった。でもさすがに賞味期限鑑定なんてやってないし、やったとしても姉は死んでいて、もう食べられないのだから仕方ないのだ。そんなわけで、とりあえずこの「カビは増殖させないためにカビや菌を培養しないのがよいわけだが……」とか書いてあった文章の書き出しの部分だけを切り取って捨てることにした。しかしこんなものを大事に残していてもしかたがないだろうからどこかで売ってみようと思う。ただ、これだけではあんまり面白くない。何かいい案を考えなくては……。
「何これ……カビの胞子を撒いたらキノコができるの?!」
***「菌とウイルス」のページの「菌を培養しないほうがいい」のくだりがわかりにくいような気がするんですよね。
「菌を培養しないほうがいい」の理由が「カビや菌の増殖を防ぐ」のためなのか、「カビや菌の害を引き起こす」ためなのかがわからないんです。
「カビや菌の害を引き起こす」ためなら、
「カビや菌の害を引き起こす」ためのカビや菌を培養しないとダメですよね。
でもそれだとカビや菌が「害を引き起こす」という事になってしまうので
「カビや菌の害を引き起こす」ためにはやはり「菌を培養」しなければなりません。
「害を引き起こす」のが目的ではないのに、
「害を引き起こす」ためにカビや菌を培養しなければならない、ということになってしまいますよね。
こうなる理由は「菌の増殖を抑える」ためという事だと思います。
菌を増やすことでカビや菌の影響を防ぐということです。
なので、「カビや菌の影響を防ぐ」ために
「カビや菌の影響を抑制するカビや菌を増やす」必要があります。
つまり
「カビや菌の影響を妨げるために、 カビや菌の影響を抑えられるカビや菌を増やす」ということになります。
この考え方でいくと、カビや菌の害を引き起こすためにカビや菌を増やすということは、 カビや菌の影響を妨げるためにカビや菌を減らす、ということと同じで、 カビや菌の影響を妨げるためにカビや菌を増やすというのは矛盾しています。
カビや菌の害を引き起こすためにはカビや菌が必要で。
そんなことどうだっていいじゃない。どうして姉は死んだのか。自殺か他殺か事故なのか。姉は誰に殺されたのか。誰が殺したんだ。姉を殺した犯人を捕まえるためには、姉が残したこの紙切れを頼りに、姉が生きていた時の状況を再現しなくてはならない。
そのために必要なことは、姉が死んだ日の新聞を集めることだ。
まずは新聞広告を見てみる。新聞の折り込みチラシを見る。
すると、そこには、こんなことが書かれていた。
●新発売! 電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する サービス ●電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する サービス ●電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する サービス &lt;電子レンジ&gt;
<電子レンジでお弁当を温めると美味しく召し上がれます> ●電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する サービス <電子レンジに入れる前の状態、温めた状態を比較してお知らせします。ご希望に応じて調理方法、
「レンジ加熱」以外の温め方をご案内いたします。(ご希望のお客様にかぎります)
●電子レンジでお弁当をレンジに入れてご利用いただくだけでお料理が作れます!!(ご家庭に一台)
「……」
電子レンジの中に、ご飯、野菜炒め、煮魚、ハンバーグなどが入っています。これを温かくするにはどうすればいいのでしょうか。答えは一つです。
レンジで暖めるしかないでしょう。
でもこの「電子レンジでお弁当をレンジに入れてご利用いただく」だけではお弁当を温めることはできません。電子レンジの中に入っているものは、ただの具材であって料理とは呼べません。その料理の素を温めて食べてもおいしいでしょうか。おいしくありません。
料理には下ごしらえや味付けなどがあってこその味になるのです。そこでレンジの中に入っているものを使った簡単な「電子レンジでお弁当の作り方」を紹介しましょう。
1)鍋に、水またはぬるま湯を入れる 2)電子レンジのレンジ出力モードを選ぶ
「あたため」、「弱」などの表示がある場合は「弱」を選択する 3)スイッチを入れて待つ 4)水が沸騰したら火を止める 5)フタをしてそのまま5分置く 6)箸を使って、鍋から容器に移す 7)器に盛り付けて完成
「電子レンジでお弁当をレンジに入れれば、誰でも簡単にお弁当が作れる」
そう思っていましたが、現実は違いました。電子レンジの中でお弁当が爆発炎上しました。

* * *

* * *

* * *
*
「何これ?」
あたしは余りの衝撃で言葉を失った。姉が電子レンジでお弁当をチンしてご馳走するサービスを始めようとしていたのだ。
「電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する」サービスは、電子レンジの使い方を知らない人がたくさんいるから、そういう人たちのために始めたサービスのようだ。サービスを開始する前に、姉は電子レンジの使い方を丁寧に説明した手紙を、全国のコンビニに配布した。しかし、コンビニに電子レンジが置いてあるのは一部店舗のみで、それ以外のコンビニにはほとんど置かれていない。
「電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する」サービスを始めるにあたって、姉は、電子レンジでお弁当を温める時、どういう風にすればうまくできるかについて考えた。しかし、考えても考えつくことはできなくて。結局、電子レンジの取扱説明書を読んで、電子レンジの使い方を覚えてもらうしか方法はなかった。それでもわからなかったら、コンビニ店員さんに相談してくださいと姉は言った。
そして姉はまずはテストとして自分の作った料理をお弁当箱に入れた。姉が作った料理は、カレーライスだった。
「姉が作る料理にしてはかなりレベルが高い。料理が趣味だった姉は料理が得意だったはずだ。」
そう思ったのだが、実際に出来上がってみると、とても不味かった。
「なんだろう。これは。」
見た目は普通のカレーなのだけれど、匂いは全然普通じゃなくて。
「何かがおかしい」
姉はそう思いながら、恐る恐る口をつけた。
「うーん。」
姉の表情が曇った。
「姉ちゃん。どうしたの。」
あたしは心配になって聞いた。
「うん。なんかね。」
そう言って、姉はスプーンを口に運んだ。
「姉ちゃん、大丈夫?」
あたしは不安で仕方がなかった。
「うーん。」
姉は、また少し口に運んでから、スプーンを置いた。
「姉ちゃん?」
「やっぱり、ダメだわ。」姉はそう言うと、台所に行って、コップに水を汲んで飲んだ。
「姉ちゃん。どうしたの? 体調悪いの? 食中毒とかじゃないよね。」
「違うと思うけど。」
「ちょっと見せてよ。」
「いや、でも、」「いいじゃん。」
「しょうがないなあ。」
そう言って、姉は自分の皿からカレーを一すくいし、あたしの方に突き出してきた。
「ほら。」
「え? なになに?」
「いいから、早く見てみなさい。」「わかった。」
あたしは姉から差し出されたカレーを眺めた。
「どれどれ。」
「わかる?」
「変なにおいがするよね。」あたしは臭いに気付いていた。
「そう思うならいいや。自分で食べるから。はい。返す。」
「ちょっと待って。何か変だ。」
姉の作ったカレーの味は普通ではなかった。「これは炬燵のニオイだ。」と思ったのだ。
「やっぱり、お姉ちゃんは誰かに殺される運命なのよ!」

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* * *
姉が死んじゃってもう1年くらい経つんですが。いまだに姉が死んだ原因がわからないんですよね。自殺かもしれない、なんて思っていた時期もあったのですけれども、遺書らしいものは見つからず、姉を殺した人間を見つけることもできず。姉の死因は不明のままでした。そんなわけで、あの日のことを書いてみることにしました。あの日の姉の様子を思い出しつつ書いてみたのですが、「電子レンジでお弁当をレンジ入れてチンする」って……なんだそれ。意味不明な文章ですね。ただ、私にもこんなことがあったのだと伝えたくて、書かせてもらいました。※ この物語はフィクションであり、実在の団体、事件などとは一切関係ありません。
電子レンジでお弁当を温めると美味しく召し上がれます
「電子レンジでお弁当を温めると美味しく召し上がれます」と書かれていました。電子レンジの中にご飯やおかずが入っているようです。私は電子レンジに何も入れずに、ただボタンを押して待つだけにしようと思っています。
さっそく私は電子レンジで「お弁当を温めて」みることにしました。「スタートボタンはどこにあるのだろうか」と思って、よく探してみました。するとそこには小さなランプが点滅しているボタンがありました。それが電子レンジのスタートボタンを押すスイッチで間違いなさそうでしたので、それを押してみたいと思います。ポチッとな。
ブーン。ガシャコン。カシャン。ウィーンン!……ピー。
ピィー、ガーガガ……。
ピー、ウィー、ウィィーン……。……。ピー、ピッピッピッ……。
「これで温め終わりましたか。電子レンジでお弁当をレンジに入れましたか」とアナウンスされました。電子レンジの中から「ピロリン♪」という音が聞こえてきました。
「これが電子レンジでお弁当を温め終わったという合図なのか」と思いました。でも、電子レンジの中に入っているのはご飯とおかずだけです。「ご飯を温め終わっても、ご飯を食べることはできないじゃないか」と思いました。電子レンジの中にはお米やおかずがあります。お米は冷たくなってしまってはおいしくありません。おかずだって、冷たいままではおいしくありません。
「電子レンジでお弁当を温めたら、おいしく食べられるようになるのかな」と思っていたのですが、どうやらそれは私の勘違いだったようでした。でも安心してください。きっと温めることができます。お米は電子レンジで加熱することができます。電子レンジで温める方法はとても簡単です。お茶碗やカップにお米を盛って、そこに水を入れるだけでOKです。たったこれだけのことで、
「チンしてごちそうする お米の水加減で、炊いたときのようなごはんをご家庭で簡単に作っていただけます」
というものすごい優れものの道具になるわけですから。しかも電気代もかかりませんし、時間短縮にもなります。
「チンするだけで、おいしいごはんが簡単に作れます」
というキャッチフレーズが目に入りました。
「これは素晴らしいアイデアだ。お米の値段がどんどん下がっていくぞ」と思いました。お米屋さんが潰れてしまうんじゃないか、とさえ心配しました。
お店は潰しませんが。
「電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する」サービスが開始したのは、私がこのサービスを知った日のちょうど一年前のことのようだ。サービスが始まった頃は、まだ姉は生きていた。姉は毎日のように電子レンジの中に入っているものを使って料理を作っていたようだ。「電子レンジでお弁当をチンしてご馳走する」サービスは、電子レンジの使い方を知らない人がたくさんいるから、そういう人たちのために始めたサービスのようだ。サービスを開始する前に、姉は電子レンジの使い方を丁寧に説明した手紙を、全国のコンビニに配布した。しかし、サービスが開始された後でさえ、その手紙の内容に理解が及ばない人がいて、コンビニに駆け込んできて苦情を言っているそうだ。その話を聞き、姉は悲しく思っているのではないか。姉の死が不可解だったから、あたしも姉のことを思い出してしまうのかもしれない。※
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この物語はすべて実話である。ただし、姉の死後から数年後のことである。電子レンジの中に入っているものが何かは読者自身が考えてみてください。
姉は死ぬ前、よくあたしと一緒にコンビニでアイスを食べていた。あたしはいつも姉の分のアイスクリームまで食べてしまったものだから、姉の分がなくなることもしばしばで、姉が亡くなってからしばらくの間、姉とコンビニで買ってきた食べ物の取り合いをしていた。
姉はハーゲンダッツが大好きだったので、あたしはよくハーゲンダッツを買って食べたりしていたのだが、ある時、ある雑誌を読んで、ある食品メーカーが作った冷凍食品のことを詳しく知りたいと思うようになった。姉が残した遺産は姉が亡くなった直後に銀行から振り込まれてきたのだが、あたしはその遺産を姉と自分のために使うことにしたのであった。あたしが読んでいたのは、とある料理本だ。その本の特集ページで紹介されてあった冷凍うどんをあたしはどうしても食してみたかったので、さっそくそれを試すことにしようと思ったのだ。冷凍うどんを茹でるためには、沸騰した湯を用意してその中に麺を入れて茹でなければならないので面倒くさい作業だった。しかし、姉がよく使っていた大きな鍋があるのであたしはそれを使った。鍋に沸き立った熱々の湯の中に、うどんを入れた袋ごと突っ込んだ。あたしは箸を突っ込んで、手早くほぐしていくつもりだったのだが、あまりにも大量の氷水が鍋の中にあるからなのか、うまくほぐれなくて。
「あれ?」「なんだろう」とあたしは不思議に思ったが、とりあえずそのまま放っておいた。あたしは冷凍庫に何の予備もないのかを確認したあと、今度は冷凍室の方を確認しに行った。そして、あたしは冷凍うどんを取り出そうと試みた。ところが、
「え? なにこれ」
冷蔵庫の中の冷凍室に入っていたはずなのに、あたしが手に取ったものは、なぜか冷凍うどんではなかった。あたしの手のひらに収まってしまいそうなほど小さい、白くて薄い四角い物体だ。それが何であるかを知るには、あの講座のテキストを紐解くしかない。「炬燵の賞味期限鑑定士受験講座」だ。あたしはその物体の写真を見たことがあった。炬燵の賞味期限鑑定士に興味はなかったけど姉の死因のヒントをしりたくて遺品整理のついでに読みふけってしまった。そしてはからずも幾ばくかの知識を身に着けた。物体の正体は炬燵だ。手のひらサイズの炬燵が敷布団や掛布団つきでちょこんと鎮座している。あたしは確信した。ビンゴ。どうやらこれが姉の死と関わっているようだ。
「これが、あのときの、姉の言っていた……」とあたしは思わず独り呟いていたけれど、姉との思い出話をしていても意味がない。今は、この物体の正体が何であるのかを考えるべきなのだ。白い四角形。そういえば……どこかで見覚えがあるような気がする。あたしはもう一度台所に行って、冷凍うどんを取り出した。さっき見たのと同じように白い四角形があった。「これは間違いなく同じ種類のものだ」と確信したあたしは、その白い四角形を持って部屋に戻っていった。そして、「冷凍うどんだ!」と思ったが、その考えはすぐに否定された。だってそれは「凍って」いなかったからだ。あたしが持っている白い長方形は冷凍されていたわけではなく、生の状態であったのだ。「うわああ」と声を出しそうになった。冷凍うどんではない。
これは一体、なんだというのだ。あたしの頭の中で何かが激しく警鐘を鳴らしていた。「危険! 近づくな! 近寄らないで!」そう聞こえたのだ。
「でも……確かめなきゃ」
そう思ったあたしは白い正方形の表面に書かれている文字を読み取ろうとした。すると……その瞬間、目の前が真っ暗になった。気が付くと、あたりが薄暗くなっていた。電気をつけていなかったせいで部屋は暗いのだ。「あ、そっか、部屋の電気をつけるためにスイッチを押しに行くんだったんだ」と自分に言い聞かせてみたが。でもおかしいことに気が付いた。この家は二階建ての家で、2階にはあたしの部屋しか置いていないはずだが、階段を上がってくる音がしたから。
「誰よ」と振り返るとそこには……見知らぬ男性が立っていた……「うっ」………… 目が覚めた。
ここはどこだろうか。ベッドの上だった。隣を見ると、姉が寝ているようだった。
「ねえさん」
呼びかけると目を開けたが、反応がないので死んでしまったようだった。「ねえちゃん」と呼ぶのを止め、揺すってみると、また目を開いたが、反応がないのでやはり死んでしまったようだった。死んだはずの姉が息をしているように思えるくらいそっくりの顔をした知らない男がこちらを見ていたが、よく見てみるとそれは自分のようでもあった。鏡に写った自分を見ているような気分だ。「なに、ここ」
と聞くと男は
「死後の世界」と答えた。「なんだよ、それ」
とあたしが訊くと「死後の世界だから死後の」と返事が来たので「なんじゃそりゃ」と返すと「死後の世界なんだから当たり前」と答えられてしまった。「なんなの、死後の世界って」「それは俺が聞きたいんだけどね。君は、なんでそんなところにいるのかわかるかい」
と聞いてきたのであたしは
「わからん」「そうか、君もか。でもまぁしょうがないか」と言って、それから「これから説明するからさ、質問は後で受け付ける」と言い出したので「説明してる間に時間切れにならないでね」と言うと「じゃ、はじめますかね、説明タイムを」「説明は後回しにしてもらって、今すぐ元いた場所に戻れないの」
「それは無理だ」
「どうして」
「だってもう死んでいるから」
と返ってきたので「やっぱり、あたしたちって、死んでるの?」と聞いたら、彼は「そうだ。ここにいるのは、みんな死者だ。俺たちは死んだからこの世界に来た」と言った。
「つまりここは地獄ということかな?」と聞いたら「そうかもね。地獄は違うかもしれないけど。天国とか、地獄以外の所にある別の場所かもしれないね。俺は詳しくないんでわからないけど」と答えたのである。その返答を聞いてあたしは思ったものだから
「あなた、神様みたいな人ですね」
「いやいや、ただの死神だよ。君の姉さんを殺してしまったんだから」
そう言ったあとで
「ところで、俺の名前は鈴木次郎です。よろしく。あんたの名前は?」
と自己紹介を始めたものだから、あたしもつられて名乗りました。
こうして、
「あたしは姉を殺した犯人を捜し出す探偵になることに決めたのであった。(完)」
この物語は実話である。ただし、姉の死後、数年経ってからの話であり、姉の死因は未だに謎のままだ。

***

***

***
姉が亡くなってから数日後のこと、
「お姉さんが亡くなったので遺品を処分しますがよろしいですか?お母様の許可はすでに得ていますが」
という電話が家にかかってきました。姉が死んだからといって別にあたしに許可を求める必要はないと思うのだけど。まあ、
「いいですよ」
と答えておくに越したことはないでしょうと思い、承諾の答えをしておいたわけですが。そして、その日はたまたまあたしも予定がありませんでしたので、姉と一緒に過ごしたあの家に戻ることにしたのです。姉が生前、よく使っていたものは全てあたしの家に移動されていました。
「お葬式の後で整理してあったんです。あの時のままだと大変でしょ?」と母は言う。「そうだよね。あたしも手伝おうと思っていたんだけど」と言うと「大丈夫」と言われた。
姉が愛用していたものであたしの家にあるのはあの大きめのフライパンだけになっていた。
「あれは確かまだあたしが生まれる前のことだわ。結婚が決まったときに父が買ってくれたものなの」母は懐かしそうに語りながら掃除を続けている。あたしはそれを手伝いつつ話を続けた。「姉はよくあれで料理を作っていたもんね」と言ってみたが「そうねぇ」とは言ってくれるが、
「そういえば、あれ、最近使っていないみたいだけれど」とも言い出してきた。どうしようかと迷ったが正直に「実は……」と話し始めたのであった。すると彼女は、
「そうだったの。あのフライパン、ずっと放置されてあったのね。可哀想に。ちょっと待っていてくれない?今すぐにでも使えるようにしてあげるから。そうしたら持っていけるでしょ?あたしもそのフライパン使ってみたくて。ダメかしら?」と言われてしまいましたので、あたしはお願いしました。
「はい。ではお願いします」
と、母の好意に甘えることになった。あたしたちは二人で協力して遺品を片付けていたのだ。そしてしばらく経ったとき、母は突然こう切り出してきました。
姉の死体を火葬場で焼き終わったらその骨を持って帰ってきたら、と提案してくれたのである。確かにあたしはそうしようと考えたこともあったけど、しかし、それは、あたしたちにとって辛い記憶にしかならないんじゃないかと思って躊躇していたことだった。だから、それを見透かされたのか、それとも言われたので仕方がなくそうすることにしたのかはわかりませんが、とりあえずは母の厚意に感謝したいと思ったものである。
* * *

* * *

* * *
それから数日後のことだったかと思います。
姉の通夜の準備をしようと思い、あたしが台所で作業していると姉の部屋で何か大きなものが動く音が聞こえてきました。泥棒でも入り込んで来たのでしょうかと不安になったあたしは姉の部屋に確認をしに行ったら、そこで、姉の形をしていたものの形が変わっていることに気づきました。あたしは怖くなり慌ててその場を離れようとしたけれど……体が思うように動かない。そして、姉の姿をした者が、口を動かさずに話しかけてきたのである………………! 姉の言葉によると この世に存在する幽霊と呼ばれる者の正体というのは、その大半が人間だということがわかった。
でも、幽霊の正体を見たり枯れ尾花ともいうように本当は幽霊という者は存在するとは限らない。でも、もし、この世に存在しないはずのものを存在させることができるとするならば、それが仮に本物の死体であったとしたとしても不思議ではないはず。つまりこの世は不思議なことがいっぱいあるのだろう…… でもね、あのときは驚いたよ。
だって、いきなり台所にいたあたしの前にその物体が現れたんだからさ……! そのときの様子を話すね。まずあたしはその物体が何であるかを確認したいと思ったからそれに近づいたのさ。そうしたらその物体の正体はすぐに判明したよ。それは間違いなく冷蔵庫の中にあるはずの冷凍うどんだった。あたしがそのことを認識した途端、目の前が急に暗くなって、気づいたときにはどこかの暗闇の中にいたんだよ。何が起こったかわからなかったんだけどとにかく明かりをつけなきゃと思って辺りを探し回ったんだよね、そしたら小さな電気がついたんだよ。それであたりを見渡してみたら、そこに、 包丁を持った血まみれの姉の姿があった…… 姉はすぐに自分の体に視線を移して自分の体を見てみろというジェスチャーをする。それに従って自分を見ると、 なんと自分の手に握られているものがあった。これは一体どういうことなんだろうかと考えてみると ……それは間違いなくあたしが姉から借りたままだった、あのときまで使っていた白い長方形型の刃物だった。これはきっと何か意味があるに違いない。何かが起こるのを期待できるような気がする……あたしはそう思ったのだ。でも結局何も起こらなかった。ただ姉の形をした黒い物体があるだけだった。「これは一体なんなんだ」
とあたしが尋ねると、
「それは俺にもわからない」
と姉は答える。
「じゃあ、なぜお前はここにいる?」
「わからない。でも一つ言えることがあるとすれば……」
「なんだ?」
「この世界はおそらく偽物の世界だ」「じゃあ、この世界は夢の世界なのか?」
「それは俺には判断できない。ただこの世界が本物じゃないってことはわかるよ。だってほら、さっきから君の体を触っているけど冷たくもなければ温かくもない」
「それは本当だな。じゃあ、ここは死後の世界ということか?」
「そういうことになるかもしれないね」
「じゃあ、お前は死神ってことでいいのか?」
「まぁそうだね」
「わかった。信じよう」
「ありがとう」
「じゃあさ、この世界から抜け出す方法を教えてくれないか?」「残念ながら俺は知らない」
「知らないのか」
「うん」
「なら、どうやって抜け出すつもりだ?」
「自分で探すしかないね」「そうか」
「ああ」
「じゃあその方法を見つけるために一緒に頑張ろうじゃないか」
「俺としては別にそれでも構わないけど、君にメリットはないよね?」
「そうだな。でも、このままだといつまで経ってもここから出ることはできないと思うから、協力はしてもらうぞ」「はい」
こうしてあたしは死神と協力してこの世界を脱出する方法を探すことになったのであった。
***

***

***
姉はその後、自分の死について語った。
「君は俺のことを怪しい奴だと思っているだろう」
「そりゃ思うさ。だって、死んだ人が生きている人に化けているんだからさ」「それは否定しない」
「じゃあ、やっぱりお前は幽霊ってことなのか?」と尋ねたら「そうだ」と答えた。でも、その答え方は少しおかしかった。なぜならその言葉はまるで自分自身のことを否定したくないかのように感じられたからだ。
「どうして死んだ人間が幽霊になって現れたりするんだ?そんなことをして楽しいのか?あたしに恨みでもあるっていうのか?」
「それは違う」
「違うって、じゃあ、どうして?」
「それは言えない。ごめん」
「そうか」
「そう」
「まぁいいや。それよりもさ、この世界から脱出する方法は本当にないの?」
「ない」
「そんなこといわないでさ。そういえば姉ちゃんはどうして炬燵の賞味期限鑑定士なんか目指したの?お姉ちゃんが悪いのよ。そんな訳の分からない講座なんか受けなかったら死ぬこともなかったのに。姉ちゃんのバカバカ!」
「……」
「なんとか言ったらどうなの?」「……」
「もういいや。黙るくらいなら最初から喋らないで」
「ごめん」
「謝ったところでどうしようもないじゃん」
「そうかもね」
「そういえば姉ちゃん、あのフライパンはどうなったの?あれを使って料理を作ってくれたら良かったのに。あたしが料理を作るの下手くそだから、いつも姉ちゃんに手伝ってもらってたもんね。だから料理は上手かったよね。あのフライパンで料理作ってくれたらよかったのに……」
「それは無理だよ。そのフライパンはあの家に置いてきちゃったもん。あのフライパンで料理を作ることなんてできなかったし。あれがないんじゃあたしは料理を作れないのよ。そもそもあたしの料理が不出来なのはあれのせいでしょ」
「そうだよね。ごめんなさい。お姉様」とふざけた調子であたしが言うと彼女はこう返してきたのだ。「その通りですわよ」と。だからあたしも続けて「ですよねぇ~☆」と言ってみた。しかし返事はなかった。代わりにこう言われただけだった。
「この世界では会話が成立しなくなるよ」
「それってつまり、あたしが姉ちゃんの言っていることがわかるのはあたしが姉ちゃんになっているからであって、姉ちゃんがあたしの言うことがわかっているわけじゃないってこと?」
「そう」
「そうなんだ」
「うん」
「そういえば、姉ちゃんはなんであたしがあたしだってわかったの?」と聞いたら、「見ればわかるでしょ。それにあんたがあたしに化けていたから。あたしのフリをしていればあたしに会えると思ったから、そうしただけ」と答えてくれたのであった。そして、また話を続けたのだが、しばらく経つと、彼女の姿は見えなくなってしまったのであった。

* * *

* * *

* * *

* * *

* * *

* * *

* * *
あれからしばらくしてのことである。
「そういや、あたしに化けるときの名前を聞いていなかったっけ?」と姉に聞いてみたところ「それは内緒」と言われた。そしてその質問に対する答えを聞いたあとのあたしの行動はこうだった。あたしはこう考えたのだ。この人は絶対にあたしの敵ではない、と。だから姉の姿をしていてもこの人はあたしの味方なんだと思った。しかし姉の姿をしているだけで中身は違うのかもしれないと思った。なので、あたしはこの人の本当の正体を確かめるために姉の姿で現れた目的を聞こうとした。しかしそれは聞くことはできなかった。なぜなら彼女がこう答えたからである……!「あなたには知る必要がないことだから」そうして姉の姿をとった者はあたしの元を去っていったのだ。
その後、その者に会う機会は全くなかった。
しかしそれから数日経った後、ある事件が我が家で起こることとなった。
そのときはまだ知らなかった。
それが、後に大変な事件を引き起こすことになるとは……。
ある日のことだった。突然、母が倒れた。救急車を呼んだけれど手遅れだったという。医者から告げられる病名を聞く前にあたしには何が起こったかわかっていたのである。その日から母の姿が変わり、その姿を見たあたしは自分の姉が亡くなったという事実を受け止めたのであった。それから数日間、あたしはずっと泣き続けていたがそのうち涙が枯れ果てて何も思えなくなった頃に、あたしの心の中が何か温かいもので満たされるような感覚を覚えた。そしてその何かが自分の心の中を満たした後、あたしの目の前が真っ暗になって、気づいたときには見知らぬ場所にいたのである。
そこは何の変哲のない部屋だった。
ただ、窓もなければドアも存在しない奇妙な場所だったのだ。でも、その場所はなぜか安心することができた。それにあたしはその部屋の中央にあるベッドに寝かされているようだ。ということはここはあの世なんだろうな。そう思ったのである。
そのときに誰かの声のようなものが頭の中に聞こえてきたんだ。でも残念ながら誰のものなのかは分からなかった。それにしてもここはとても静かなところだったんだ。静か過ぎるというべきかな。何かの音が全くしないのに誰も居ないということが不思議だなと感じてしまうような場所だったんだよ。まぁでもそんなことは別に問題じゃなかったんだろうね。なぜってあたしがその声の主と話す機会があったからだ。それでいろいろと話した結果、この世界から抜け出す方法がわかったからね。それは、自分と同じ顔の人物と出会うことだった。その人物はあたしの前に姿を現してくれるはずさ。
だってそいつは……自分の死体を操っている奴なのだからね。そいつの名前は……あたしの姉だ。
そうしてあたしの前に現れた姉はこんなことを言ってきた。
「あなたはあたしの妹?」
「そうだけど、姉ちゃんはどうしてあたしの姉ちゃんの姿になったの?」
「あたしはあなたのお姉さんが大好きだったの」「へぇーそうなんだ。でも姉ちゃんはもういないんだよ」
「わかってる。でもあたしはもう一度会いたかったの」
「それであたしの姉ちゃんに化けたの?」
「そういうこと」
「そっか」
「ごめんね。迷惑かけて」「別にいいよ」
「ありがとう」
「どういたしまして」
「ところでさ、この世界から脱出する方法を知ってる?」
「知ってるよ」
「教えてくれないか?」
「いいけど、その代わりにあたしの願い事を叶えてほしいんだ」
「いいよ」「本当にいいの?」
「いいよ」
「ありがとね」
「いいってことよ」
「じゃあ、この世界からの脱出方法を教えるね」「ああ頼むよ」
「まず、この世界には出口がある。そこを通れば外に出ることができる」「じゃあ、その出口まで案内してくれないか?」
「わかった」
「よろしく」
「うん」
「そういえばさ、この世界から抜け出すことができたらどうする?」「う~んそうだなぁ~とりあえず、あたしは姉ちゃんに会いたいな」「じゃあ、炬燵の賞味期限を鑑定してほしいんだ」「いいぜ」「本当?」「ああ」「やった」
「ところでさ、姉ちゃんはどうして賞味期限鑑定士を目指したの?」
「それはね、美味しいものを食べてほっぺが落ちるほど幸せな気持ちになりたかったからかな」「そうなのか」「そう」
「なるほどね」「ちなみにあたしはね、あなたが産まれたときにとても嬉しかったんだ」「そうなんだ」「だって、可愛い妹の初めての食事の時間が近づいているからね」「そうなんだ」「うん。楽しみだよ」
「姉ちゃん、お腹すいてる?」
「少し」
「そうか」
そう言って姉は腐りかけた炬燵を進めた。
「うわぁ。こんなの食べられないよ。っていうか、あなた、姉ちゃんじゃない!何者?!」と、あたしは驚きながらも、この世界で死んだ人間は姉のように別の人間の体に乗り移って生きることができるということがわかって少しホッとした。そういや、この前姉ちゃんの幽霊に会って話を聞いたときは姉ちゃんが死んだ理由が聞けなかったんだったなと思い出した。そこで、姉ちゃんにそのことを尋ねてみると姉ちゃんはこう言った。
「あの時はごめんなさい。あたしは妹が生きていることを知って、嬉しくなってしまって、つい喋ってしまったの。あたしは死ぬ直前になって、自分が死んだら妹は悲しんでくれるのだろうか?とか、もしも死んでしまったらあたしのことを思い出してくれるのだろうか?といったことを考えるようになったの。それで、もしそうなら嬉しいなと思って、あなたに会ったときに喋っちゃったの。そうしたら、あたしは死ぬことを受け入れてしまったの」
「そうだったんだ」
「ごめんね。黙っていて」「いや、いいさ」
「ところで、あのフライパンはどうなったの?」と姉ちゃんに聞いてみると、姉ちゃんは「あのフライパンはあの家に置いてきちゃったもん。あのフライパンで料理を作ることなんてできなかったし。そもそもあたしの料理が不出来なのはあのフライパンのせいでしょ」と答えたのであった。そして姉ちゃんは続けてこう言った。
「あのフライパンはあの家に置いてきちゃったもん。あのフライパンで料理を作ることなんてできなかったし。そもそもあたしの料理が不出来なのはあれのせいでしょ」
姉ちゃんが姉さんの格好をしていたときの記憶は、実は曖昧だったりする。でもあたしが姉ちゃんの姿になっていたときの記憶はかなりはっきりと残っているんだけど、姉ちゃんのほうにはそのへんが曖昧なのはどういうわけなんだろう? でもあたしは気にしないことにしたのである。そうやって、しばらく経った後、姉ちゃんにこう質問してみたんだ。
「ねえ、姉ちゃん。なんであたしの姿に変身していたの?」
「それはね、ただ単に、あたしがあなたのことが好きだからよ」って、姉ちゃんが言い返してきたのだ。
「えっ?あたしのことが好きだったから、姉の格好をしたのか?」
「そうだって言ってるじゃん」と、また返事が来たのだが、「そうか……ありがとうな……」と言い返した。すると、その後、姉からこんな質問を返されてしまった。「で、あなたはあたしのことをどう思ってるの?」
その質問にあたしはこう答えたのであった。
「それは秘密だよ」と。すると、彼女は「ふぅ~ん、そうなんだ。それじゃあさ、これから一緒に買い物に行かない?」と、誘ってきた。なのであたしはそれに応じたのだ。
そういやあたしが姉の格好をして彼女の家に忍び込んだときのことだけれど、あの日は確か……彼女が姉ちゃんと一緒に住んでいる部屋に入ったんだよな……。でも、なんのために入ったんだっけ……。
でも姉ちゃんはそんなことを忘れてしまっているだろう。だってあの人はあたしと違って記憶力があまり良くないみたいだからな。でも、まあいいか、とあたしは思った。そうしてあたしたちは二人でスーパーに行って、晩ご飯の材料を買って、姉ちゃんの家に帰ったのであった。
そしてあたしは、姉ちゃんが作ったカレーライスを食べた。それは、姉ちゃんが作るカレーよりもずっとおいしかった。姉ちゃんはあたしにこう言ってきた。「美味しい?」
「ああ、うまいよ」
「よかった」
「姉ちゃん、あんまり無理しないほうがいいぞ」
「大丈夫」
「そうか、でも辛くなったらすぐに言うんだぞ」
「わかった」
こうしてあたしたちの会話は終わった。
顔の半分が痛い。気づくと仏壇に突っ伏していた。どれだけ眠っていたんだろう。日はとっぷり暮れている。そういえば姉にお経をあげに来たんだった。

あたしは立ち上がり、仏壇に手を合わせたあと、台所に行き、皿洗いを始めた。
「姉さんも、そろそろ成仏したほうがいいんじゃないかな」と独り言を言いながら、食器を洗っていたそのときだった。
突然後ろから声をかけられたのでびっくりしてしまったのだ。「どうも、こんばんは」
「うわぁ。誰だお前」
「あたしは、あなたの姉ですよ」
「姉さんなのか?」
「はい。そうです」
「なんで姉さんがここにいるんだ?」
「あなたが心配だったんですよ」「そっか。でももうあたしは大人になったんだ。自分のことは自分でできるよ」
「そうですか。でもあたしはまだあなたのことを見守っていたいんです」
「わかったよ」
「ありがとうございます」
「ところでさ、なんであたしの姉ちゃんの姿になってるんだ?」
「それはですね、あなたと仲良くなりたかったからなんですよ」
「なんで?」
「それはね、あなたと一緒の時間をもっと過ごしたかったからなの」
「へぇーそうなんだ」
「うん。ところでさ、この世界から抜け出す方法を知ってる?」
「知ってるよ」
「教えてくれないか?」
「いいよ」
「本当にいいの?」
「いいよ」
「ありがとね」
「どういたしまして」
「ところでさ、この世界から抜け出すことができたらどうする?」「う~んそうだなぁ~とりあえず、あたしはあなたに会ってほしい人がいるんだ」「へぇ~そうなんだ。じゃあ、その人に会わせてくれないかな?」
「いいよ」
「本当?」
「うん」
「やった」
「ところでさ、その人ってどんな人なんだ?」「それは……あなたのお姉さんみたいな人だったんだよね」「なるほど」
そうしてあたしの前に姿を見せたのは……自分の死体を操っている奴だったんだ。そいつの名前は……姉だ。つまりはそういうことだった。そしてあたしの前に現れてくれたのだった。そうか、そういうことか、あたしはここで死んでいたのだったか、それで幽霊としてこの世界に存在していたのか、ということは、あたしがあの家で見つけた包丁はやっぱり姉ちゃんのものだったんだ。あたしはそのことを考えていて姉ちゃんのほうを見た。そして姉に話しかけようとしたその時だった。仏壇の蝋燭が倒れた。火はたちまち燃え広がって手がつけられなくなった。バチバチ。炎がはじける。もうもうと煙が立ち込めて姉を包み込んだ。
「早く逃げて」
「だってお姉ちゃんが」
「いいからお前は私の分まで生きなさい」姉の声は次第に遠ざかっていった。
気がつくと、姉の姿は無くなっていた。代わりにそこに立っていたのはあたしの姉の姿をしていた誰かでもなかった。ただただ普通の人間がそこに佇んでいるだけだった。そういえばこの人はどこに住んでいる人なのか?どうしてこの家の中に入っていたのだろうか?
わからない。家は灰になってしまった。もうどうしようもないしあれから姉は現れなくなった。
いつまでもくよくよしていてはしょうがない。
あたしは自分の人生を歩むことにする。
まず最初に何をすべきか? そうだな。
とりあえず、姉ちゃんに会いに行くとするかな。
姉ちゃんが姉ちゃんに会えるかどうか? それはあたしにも分からないけど。
それでもあたしは会いに行こうと思う。その前に自分の人生を全うしようと思う。悔いのないように。
おわり。■タイトル:「賞味期限鑑定士の日常」
■作者名:黒井冥子
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